旅と歴史用語解説(歴史学・考古学・民俗学用語集) - サン・ジェルマンの和議
サン・ジェルマンの和議とは、フランスで第3次ユグノー戦争を戦ってきた新旧両教徒が1570年8月に結んだ和議である。

概要

新旧両派間で休戦と部分的信仰の自由を定めた和議が1568年8月8日に結ばれ、第3次ユグノー戦争が終結した。

ジャルナックの戦いではコンデ親王ルイが捕らえられ処刑された。そののち、コリニー提督(ガスパール・ド・コリニー)は反逆罪とされ、財産没収の処分を受けていたが、この和議でコリニーに対する判決は取り消され、宮廷に復帰した。

また、母后カトリーヌ・ド・メディシスによって娘(シャルル9世王の妹)のマルグリット・ド・ナヴァル?とラ・ロシェルにいた新教徒アンリ・ド・ナヴァル(のちのアンリ4世)との縁談がすすんだ。

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