旅と歴史用語解説(歴史学・考古学・民俗学用語集) - 議会の大抗議
議会の大抗議(ぎかいのだいこうぎ)とは、1621年にイングランド議会が国王ジェームズ1世?に対して発した抗議のことである。

概略

1603年、生涯独身をつらぬき、後継者のいなかったエリザベス1世?が死去し、スコットランド?のジェームズ・スチュアート(スコットランド王としてはジェームズ6世)がイングランド・アイルランド王位につき、ジェームズ1世と称した(イングランドスチュアート朝?のはじまり)。

ジェームズ1世はイングランド?の慣習を無視して王権神授説を唱え、国王の絶対性を主張してしばしば下院と対立したが、特に、イギリス国教会?派を強く支持し、国教を強制しようとしたため、ピューリタン?はじめプロテスタント?諸派が反発した。1621年、イングランド議会は王に対して大抗議を発表した。

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  • Greenland4、ルイ20世