旅と歴史用語解説(歴史学・考古学・民俗学用語集) - 人力車
人力車(じんりきしゃ)は、人力によって旅客を運ぶ乗り物で、明治3年(1870年)、東京の和泉要助?が考案した。1896年(明治29年)には、全国で21万台を越えている。輸出もなされ、海外では「リキシャ」と称されることが多い。今日の日本では、伝統的な街並みののこる観光地などで記念用、観光用のものがのこるのみであるが、東南アジアではしばしば現役で使用されることもある。