無題(嗚呼ヒルシャー) // トリエラ,ヒルシャー,フェルミ,
 // // //Vignette/,Humor/ 5555Byte / Text //2004-09-09


無題(嗚呼ヒルシャー)


ヒル 「どうしたトリエラ? 今日は元気がないな……」

トリ 「なんでもないです。さー出発しましょうか」

フェルミ「おうっトリエラ! 元気か!?」

トリ 「おっは〜フェルミさん! そっれがさ〜、今日は生理痛で苦しくってさ〜」

ヒル (Σ(゚Д゚;) トトトっ、トリエラ! そいつは誰だ!? なんでそんなに親し

    そうなんだ!? オレにはなんでもないって言った癖にぃ!!)

トリ 「うちらは市販の薬は使えないし。あ、ガブリエルさんに良く効く

    民間療法がないか聞いておいてよ。イイのがあったら携帯に連絡

    ちょうだいね〜。あ、今日の夜だったら空いてるわよ〜ん」

フェルミ「大変だな〜女のコも。解った。オレに任せとけ!!」

トリ 「さっすがフェルミさん! 頼りになるぅ〜! あ、そうだ。昨日の

    あのドラマ録画してくれた? 私は作戦中だったから見れなくて」

フェルミ「ばっちりだよ。サントラのCDも買ったからあとで持ってくよ。もち

    ろんあのトリエラが好きな曲も入ってるさ」

トリ 「きゃぁぁほんと!? すっごい楽しみぃ〜!!!」



ぴょんぴょん跳ねながら喜ぶトリエラ。



ヒル 「あ、あのトリエラ…」



完全に無視され会話から取り残されるヒルシャー。そのままハンカチを噛んで

べそをかきながらトイレに篭る。嗚呼ヒルシャー可哀相。。。

ジョゼ「どうしたんだヒルシャー、落ち込んで」

ヒル 「オレみたな朴念仁にはトリエラの担当官なんて務まらないかもしれない。

    彼女の生理のことなんて今まで考えたこともなかったよ……。今まで辛い

    日も沢山あったはずなのに作戦に参加させてたなんて……」

ジョゼ「でも最近はよくトリエラのことを考えているじゃない。ほら、あの、なんだ、

    ブラジャーをトリエラに支給してないって気付いて恥ずかしいの我慢して

    買ってきたんだろ? トリエラは喜んでいたか?」



ちょっと向こうからトリエラの声。



トリ 「こんちは〜、フェルミさん」

フェルミ「おう、トリエラ、ちょうど良かった。前にブラがどうのって言ってたろ?

    ガブリエルにローティーン向けのスポーツブラを買って来て貰ったんだが

    どうかな?」

トリ 「うわ〜、ありがと。朴念仁のヒルシャーはその辺何にも考えてくれなくて。

    変に高いのや柄の凝ったのを貰ってもね〜。ああいうのって全然機能的

    じゃないし、作戦や立ち回りが多い私達なら安くていいから綿のスポーツ

    ブラが一番ってことを全然解ってくれないからさ〜。もうフェルミさんがいて

    大助かりよ」



ヒルシャーが( ´Д⊂ヽ ウワーン!! と泣きながら走り去っていく。止められないジョゼ。

嗚呼ヒルシャー可哀相。。。

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