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用語の意味
論語に出てくる用語を読む上での解釈です。
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論語について

 日本人は孔子を知らなくても、「過ちて改むるに憚ることなかれ」「一を聞いて十を知る」「巧言令色すくなし仁」「義を見てせざるは勇なきなり」「過ぎたるは及ばざるがごとし」「温故知新」「君子は器ならず」とか「三十にして立つ、四十にして惑わず」などなど、論語の言葉のいくつかを日常的に使っています。

 論語四書五経の筆頭に掲げられ、永らく日本人の精神的バックボーンとなってきました。でも、孔子は理想や人間の在り方について立派な言葉を残しているので、論語なんて普段の日常生活とは縁遠く難しいものだと思っている日本人がほとんどではないでしょうか。

 孔子は中国、春秋時代の思想家で弟子とともに、諸国を歴遊し国主を説いて就職活動を行った人でした。その時の言葉や行動を孔子の死後に弟子がまとめたのが論語なのです。当時の国主といっても武力で成り上った者も多く弟子もさして教養豊かとは言えなかったことを思うと、その話の内容は実践的かつ具体的だったはずなのです。

 ではなぜ分かり易いはずの論語が難しくなってしまったのでしょうか?それは逆説的な言い方ですが、「あまりに理解しやすかったため」だと思います。


孔子を知る

  • 孔子の経歴 - 儒学は、「修己治人の学」と云われていますが、その儒学の祖が孔子で、儒学の基本書が論語です。儒学の祖、孔子とはどんな人物だったのでしょうか?

  • 孔子世家 - 司馬遷の史記世家に、孔子世家第十七があります。真偽のほどは、判りませんが、孔子の生涯が書かれています。原書?現代訳をみてみましょう。


論語を読む

 論語は「学而(がくじ)第一」〜「堯日(ぎょうえつ)第二十」の全二十篇から成っていますが、篇名も出だしの二文字を無造作に冠したものであり、内容とは何の関係もありません。だから、学而第一から順に読む必要などありません。パッと開いた所をどこから読んでも何の問題もありません。
 これも論語の魅力の一つだと思います!




2007年04月27日(金) 12:18:05 Modified by hanamaru0001




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