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1. これまで
 TDA1541AのDEMクロックは内部にOSCをもっていてそこで生成させるようになっています。そのため、メーカー推奨回路では16,17pinに470pF程度のCを接続するようになっています。多くのdiyerはこの方法を疑わず忠実に守ってきました。

2. DEMリクロックの手法
 2003年頃、DEMクロックの精度が音質に影響を与えているのではないかと観点から、DEMリクロック手法が提案されました。当初提案されたのは、マスタークロックを分周して4fsとし、これをPNPトランジスターのバッファーを介してDEMpinにクロックを注入する方法でした。また単純なアッテネーターとCを介する方法も提案されましたが、再生音にノイズが乗るなどの問題が残り、その後もさまざまな改善案が提案されていきます。
 私もこの回路を追試していくなかでノイズに悩まされ、試行錯誤を繰り返しましたが、結論としてはフォトカプラーを介してクロックを注入する方法で解決を見ることができました。
 またクロック周波数についても高い周波数ほど効果が高くなることがわかってきました。TDA1541Aが保証する上限周波数をオーバーしていますが12fsでも良好な結果が得られたとの報告があります。
 DEMリクロック手法については現在も議論が続いている模様です。最新の情報を確認してください。

3. DEMリクロックの効果
 追試したメンバーに共通した意見ですが、バスの透明感が増し、音の重心が下がります。私の場合も同じ効果が確認できました。これは主観的な表現になりますが、もしDEMリクロックを使わなかったなら、TDA1541Aがもっている能力の60%しか発揮できないとさえ感じるほどです。以前、DEMリクロック未導入の4パラタイプ(物量を投入したシステム)とDEMクロック導入2パラタイプ(簡易電源システム)の音を比べてみたことがありましたが、大差で導入タイプに軍配が上がりました。

written by Konちゃんさん

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