最終更新:
hide_system 2013年03月03日(日) 20:46:23履歴
シリアルレベルコンバータ
下記のような、信号のレベル(=電圧)の違いを相互変換してくれるもののこと。
RS-232Cの端子では、
+3V〜+15V なら、「0」のデータ
-3V〜-15V なら、「1」のデータ として扱う。
一方、基板上では、下記のようなTTLレベルにて扱われている。
0V なら、「0」のデータ、
5V なら、「1」のデータ、として扱う。
(正確には、0.8V以下なら「Low」、2.0V以上なら「High」として扱うという認識らしい。)
●簡単な概念図

●携帯電伝のケーブル |
携帯電話とPCとを、シリアル端子で繋ぐケーブル。
3.3vや5v等の電流をこのアダプタに流さなくても、
TXD、RXD、GND の3本を、シリアルコンソール接続したい機器の端子に繋ぐだけで、
データの送受信が可能。
*詳しいかた、なぜなのか、コメントにて教えて下さい。。
<外観>
携帯電話端子側に、「携帯電伝 専用ケーブル (保護回路入)」というシールあり。
<基板表面>

<搭載部品>
・? :BO24もしくはBQ24(?) ×2個
・? :AV38 ×2個
・抵抗? :122 ×1個
・抵抗? :203 ×1個
・抵抗? :472 ×1個
・抵抗? :222 ×1個
*詳しい方、上記それぞれの部品が何なのか、コメントにて教えてください。。
<基板裏面>

<ピン、ケーブルについて>
基板上のピン番号:ケーブル色 :意味
1 :茶色 :TXD(=out。movaの6番ピンへ。)
2 :赤色 :RXD(=in。movaの7番ピンへ。)
3 :オレンジ色 :SerialGND(=movaの1番ピンへ。)
4 :黒色 :Control1(制御信号1)(=movaの12番ピンへ。)
●ケータイマスターのケーブル |
携帯電話用ケーブルとなっているのもの、
実態は、「RS-232C to USB」変換ケーブルに、レベルコンバータ機能が内蔵されたもの。
ケーブルに関する詳細ページ:
http://wiki.livedoor.jp/hide_system/d/UP12%20USB%2...
<外観>
●ツール工房有限会社 RS232C-TTLレベル変換基板 |
・製品名:RS232C-TTLレベル変換基板
・製品型番:RS232
・HP: http://tool-kobo.ddo.jp/Files/Product/RS232_422/RS...
<作り方、使い方>
1.基板にシリアルコネクタと、ピンコネクタを半田づけ。
2.基板上のJP1を半田でショートさせる。
3.基板上のJP4を半田でショートさせる。
4.下記ピンアサインを参考にして、対象機器と接続する。
<CN2コネクタピンアサイン>
1:GND
2:TXD(=DataOut)
3:RXD(=DataIn)
4:
5:
6:3.3v〜5vイン ←必須。このアダプタには電流を供給してあげないと動かない。
<備考>
作成会社そのものは岡崎市の会社だが、
名古屋なら、大須の第2アメ横ビルのタケイムセンというお店にて販売されていた。
<その他>
上記は基板と端子のみのキット品だが、
ケースやケーブル付属としてのキットもあるので、こちらも利用可能。
・制作会社:ツール工房有限会社
・製品名:RS232C-TTLレベル変換ケーブル
・型番:RS232CABシリーズ(RS232CAB0、RS232CAB4、RS232CAB6)
・HP: http://tool-kobo.ddo.jp/Files/Product/RS232_422/RS...
●自作変換コネクタ
携帯電話側の端子を壊したくなかったため、
携帯電話端子の変換コネクタを自作して利用している。
コメントをかく