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hide_system 2007年02月16日(金) 21:32:02履歴
インストールOS |
インストール環境 |
CPU :Pentium150MHz
メモリ :40MB
HDD :1.35GB (IBM DMCA-21440)
→2167MBのHDDに換装(Toshiba MK2103MAV)
FDD :3.5インチ内臓ドライブ
PCMCIA :2スロット
PCMCIAスロットの上段スロットに、
PCカードNIC(BUFFALO LPC-T)を差し込み、
ネットワークインストール用のFD3枚を用意して、
ネットワークインストールを行った。
準備作業 |
下記のFTPサーバから、インストール用FDイメージファイルを取得する。
・起動ディスク(1/2)
ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian/dists...
・起動ディスク(2/2)
ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian/dists...
・NIC用ドライバ集
ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian/dists...
2.
上記の、インストール用FDイメージファイルを、
FDに展開するためのWindows用のソフトを取得する。
ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian/tools...
3.
「2.」で取得した「rwwrtwin.zip」ファイルを解凍して、実行起動する。
→「Write」タブを選択し、「Image file」の箇所にて、
「1.」でダウンロードした「*.img」ファイルを選択し、
「Write」ボタンをクリックしてインストール用FDを作成する。
インストール作業 |
上記で作成したインストール用FDのうち、
「boot.img」ファイルから作成したFDを、Thinkpadに差し込んで起動。
2.
Debianが起動し、下記のようなbootメニューが出たらEnterキーを押す。
Press F1 for help, or ENTER to boot:
3.
下記のような表示が出てストップしたら、2枚目のフロッピーディスク(root.imgを書き込んだもの)に交換し、
ENTERキーを押す。
Insert the root floppy or plug in a USB storage device.
Press ENTER when ready, or type a command:
4.
それぞれ、下記のような項目が表示されてストップするので、下記に従って進行する。
・[!!]Low Memory Mode:
→continue
・[!!]Load drivers from a floppy:
→NIC用ドライバ集のFDを挿入して、Yes。
・[!]Select a keyboard layout
→Japanese
・[!]Configure the network
Hose name : →debian
Domain name: →*未入力
・[!]Choose a mirror of the Debian archive
Debian archive mirror country:
→Japan
Debian archive mirror:
→*任意のサイトを選択
HTTP proxy information(blank for none):
→*未記入
↓
ファイルのダウンロード(約5分)
*インストール作業に必要なファイルのダウンロード、
インストール作業に必要な、最低限のハードウェア情報の収集等が行われる。
↓
・[!!]Partition disks
Partitioning method:
→Erase entire disk:IDE1 master(hda) - 2.2GB TOSHIBA MK2103MAV
Partitioning scheme:
→All files in one partition(recommended for new users)
↓
Finish partitioning and write changes to disk
↓
Write the changes to disks?:
→Yes
↓
・Installing the Debian base system
*インストール作業開始(約1時間)
↓
・[!]Install the GRUB boot loader on a hard disk
→Yes
・[!]Finish the installation
→Continue
↓
再起動
・Debian base system configuration
→Ok
・Time zone configuration
Is the hardware clock set to GMT?:
→No
Select your time zone:
→other → Asia → Tokyo
・Configuring passwd
Root password:
→*任意
・Enter a full name for the new user:
→cancel *一旦、面倒なので、基本システム設定メニューから抜ける。
↓
メニューの中から、Configure apt を選択する。
・Apt Configuration
Archive mirror method for apt:
→ftp
Mirror country:
→Japan
Choose the Debian mirror to use:
→*任意のミラーサイトを選択
↓
パッケージのリストファイルなどのダウンロードが行われる。(約5分)
↓
Add another apt source?
→No
Use security updates from security.debian.org?
→Yes
↓
メニュー画面に戻るので、
Finish configurring the base system を選択する。
↓
コマンドプロンプト画面となるので、あとは、通常利用する。
↓
ログイン画面が出る
debian login:
→root
Password:
→*上記のインストールの際に登録した任意のパスワードを入力。
*再度、メニュー画面を出したい場合には、コンソール画面上にて、
下記のコマンドを入力すればよい。
base-config
参考:
http://chiba3.dip.jp/os/deb31.html
インストール後の作業 |
apt-get update
<インストール済みのパッケージのアップデート>
apt-get upgrade
*これは、インストール済みのパッケージの中で新しいバージョンが公開されているとき、
最新バージョンをダウンロードしてインストールしてくれる。
インストール後のTips |
apt-get install x-window-system
Configuring xserver-xfree86:
・Attempt to autodetect video hardware?
→No
・Select the desired X server driver.
→trident
・Please select the XKB rule set to use.
→xfree86
・Please select your keyboard model.
→jp106
・Please select your keyboard layout.
→jp
・Please select your keyboard variant.
→ *空欄のまま
・Please select your keyboard option.
→ *空欄のまま
・Please choose your mouse port.
→/dev/input/mice
・Is your monitor an LCD device?
→Yes
・Please choose a method for selecting your monitor characteristics.
→medium
・Please select you monitor's best video mode.
→800x600 @ 60Hz
・Select the video modes you would like the X server to use.
→800x600 640x480に*マークをつけてOK
・Please select your desired number of bits per pixel.
→16
・Default printer resolution.
→600
*再設定したい場合には、dpkg-reconfigure xserver-xfree86 を実行すると良い。
apt-get install icewm menu
*軽くて見た目もそれなりに良いというウィンドウマネージャicewmと、
インストールしたソフトを、ウィンドウマネージャのメニューに反映させるためのパッケージソフトmenuをインストールする。
参考:
http://www001.upp.so-net.ne.jp/kterada/pc_memo.htm...
インストール後の設定関連 |
http://wiki.livedoor.jp/hide_system/d/Debian%20Lin...
<apt-getサーバの設定変更>
vi /etc/apt/sources.list
↓
下記を記述し、上書き保存
deb http://http1.debian.or.jp/debian/ sarge main contrib non-free
参考:
http://park15.wakwak.com/~unixlife/linux/de-pkg-2....
http://www.lpi.jp/today/list_exam.phtml?cls2_code=...
<quaggaインストール>
http://wiki.livedoor.jp/hide_system/d/coLinux0%2e6...
・PCカードNICを追加する。
PCカードスロットに、新規PCカードを挿入して、PCを起動。
認識が自動的にされる。
*DHCPでの設定方法
vi /etc/network/interfaces
↓
1枚目のNICカードの記述に続けて、同じように1行付け足す。
iface eth0 inet dhcp
iface eth1 inet dhcp ←この行を付け足す
・シリアルポートを認識しない(=認識はしているが、使えない)
日本語表示環境を備えた、DOS起動ディスクを用意しておく。
下記サイトから、79u601jp.exe というファイルをダウンロードする。
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/down...
上記ファイルを解凍し、解凍したファイル群を、新しいFDにコピーする。(DOSユーティリティディスク)
* PS2*.* というファイルと、 *.dat ファイルのみでOK。
日本語表示環境を備えた、DOS起動ディスクで起動する。
DOSユーティリティディスク に交換する。
ps2 ir enable と入力する。
*command.com がみつからない と警告されるので、起動ディスクをセットして、
a:command.com と入力して回避する。
ps2 ir address 2 と入力する。
起動ディスクをセットして、再起動する。(警告は無視して大丈夫)
ps2 sera enable と入力する。
*command.com がみつからない と警告されるので、起動ディスクをセットして、
a:command.com と入力して回避する。
ps2 sera address 1 と入力する。
起動ディスクをセットして、再起動する。(警告は無視して大丈夫)
この作業を行うことにより、
COMポートが、IRポートよりも優先されてアドレッシングされるので、
シリアルコンソールや、外付けモデムの設定なども、きちんと反映されるようになる。
参考:
備考メモ
・Debianパッケージファイルのインストール方法
dpkg -i ******.deb
参考:
http://www.aic.gr.jp/com/debian/debian02.htm
<Debianのバージョンリリースについて>
・stable
サーバ向きのリリース。
互換性、安定性を重視し、リリース後はソフトウェアのバージョンアップはされない。
セキュリティホールが見つかった場合、ほとんどは48時間以内に Fix されたパッケージが提供される。
また定期的にそれまでの Fix 済みパッケージを固めたマイナーリリースが提供される。
・testing
デスクトップ向きのリリース。
日々新しいバージョンのソフトウェアが提供される。
提供されるのは unstable で RC バグが報告されなかったパッケージのみ。
・unstable
開発者向きのリリース。
とりあえずテストするために最新のソフトウェアが提供される。
RC バグに遭遇しても、ある程度自分で解決できる知識がないと泣きをみます。
<バージョンに関する名称>
・sarge
ver3.1の開発コードネーム
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