守破離

物事を学ぶ時の段階を言い表した言葉。
まずはじめは指導者の言うことをとにかく守るのが「守」。次に、指導者が教えなかった事をやってみるのが「破」。最後に指導者の下を離れ、自分の世界を築いていくのが「離」。

法月が、ラストシーンで「お前は牢獄で私を破った。そして、いま、私のもとを離れていく。それだけのことだな」と言っているのは、この事を踏まえた発言。
つまり、これからは賢一なりの生き方で生きてみろと言っているわけです。

ちなみに、五章冒頭の回想で異民の男がこの守破離の話を一度持ち出しており、ラストシーンへの伏線となっていたのです。
2006年02月12日(日) 00:00:41 Modified by higuchi_ken




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