熊野本宮のデータベースです。

[意 味] 小便をためる桶のこと。

[解 説]
 昔の家屋は、外に便所があることが多く、特に冬などは夜間に便所へ行くのが大変なので、勝手口の土間などに、「しょんべたご」を置いて、そこで用を足したものです。「しょんべたご」の底には、枯れ草などを敷いて、はね飛ばないようにしていました。女性もお腰をまくり上げてやっていました。翌朝、たまった小便は枯れ草と共に肥溜めに投入されました。

[関連語] こえたご(肥担桶)


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