作家・堀辰雄についての資料室

1930 師の死によって生まれるそれぞれの愛

昭5年「改造」11月号

☆影響☆
レーモン・ラディゲ「ドルジェル伯の舞踏会」
現実からの切り離し
虚構を真実らしく

青空文庫リンク http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card4802.html

このページへのコメント

T0KeVP Very informative blog post. Will read on...

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Posted by awesome things! 2014年02月06日(木) 04:12:34 返信

随分前の記事ですが、コメントさせて頂きます。


主人公の名前について

芥川の影響もあって、堀はメリメやスタンダールを愛読しました。彼らの作品に触れてはじめて、文学というものを本気になって勉強したそうです。

「扁理」はフランスの小説家スタンダールの本名
アンリ・ベール(Henri Beyle)
…からとったものと言われています。

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Posted by 愛実 2012年02月13日(月) 17:34:37 返信

運命のいたずらのようなものが感じられます。
結局河野偏理が夫人とお嬢さんのどちらがすきなのかもよくわからないのです。
それから、「偏理」という名前にも何かのアレゴリーが感じられます。偏った理屈とも取れるし、「ヘンリ」という外国人のような名前に似てますね。
偏理は九鬼の裏返しということは、一体何を意味するのでしょうか。夫人とお嬢さんは果たして偏理と九鬼のどちらをもっと好きなのかもよくわからないということですね。

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Posted by 冬の案山子 2008年06月16日(月) 17:59:03 返信

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