:スタジオコード9

書いた人:35HR

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「それでは、メイクに入ります」
 声とともに、スタッフ達がエルシーの周囲に集まってくる。
 そう、脚本では、彼女はここで生きた分娩台に犯されながら、
子供を出産せねばならないのだ。
 いくら後からCGで加工できるとはいえ、そのための特殊効果は
必須だった。

 メイクを担当する女性スタッフが、そして特殊効果係の男性スタッフが、
全裸の少女の間近へと群がってくる。
(そ、そんな近くから、見ないでぇぇぇ)
 まずは、特殊な肉製の拘束具で両脚を足置き台へと固定され、
彼女はついに分娩体位のまま、そこから逃れられなくなってしまう。
 さらに、医療器具のようにもみえる触手を全身のあちこちにとりつけられ、
そして、乳房には搾乳タイプの半透明触手をとりつけられてしまう。
 まだ、膨らみも淡い彼女のバストには、不釣り合いなそれも
撮影後のポストプロダクションによって、妊婦に相応しい巨乳サイズに
描かれてしまうことになっているはずだった。

 さらに、おぞましい肉管の殖着とともに、今度は女性スタッフ達が
小さな筆をつかい、まるで本物の分泌液のように、彼女の全身を
唾液や精液そっくりの汚液で彩っていく。
(ああっ、イヤァッ、こんな撮影いやぁぁぁ)
 その姿は、まるでエルシー自身が、本当に触手によって強姦されてしまった
かのような光景で……


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