少女剣士17

書いた人:35HR

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彼女は、その日から街の図書館に通うようになる。
そこで彼女が読みあさったのは、
現代で言う所の、産婦人科関連の書物だった。
女性の妊娠、そして妊婦に関する物。

それは、もちろん“元気な子”を求めてではなく、
忌まわしい運命から、何とか逃れる術はないか、
その知識を得るためだった。

同時にそれは、
読めば読むほど、自分の身体に起こっている
事実を直視せざるえなくなる、
憂鬱な作業となった。

また、禁書庫に忍び込み、
モンスターと人間女性の生殖に関する
書物がないか、探し続けた。

図書館の関係者は、
若く美しいが、しかし、まだ少女に過ぎない女性が、
妊娠関連の書物を盛んに探している事に気付き、
彼女に好奇の視線を向けるようになる。


◆選択肢
続きを読む>いくつかの知識を得ることに成功する
続きを読む>図書館関係者から話が漏れていき噂になる

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このページへのコメント

現在で言う図書館ではなく、本当は教会の書庫か何かです。便宜上「図書館」としておきます。

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Posted by 35HR 2007年05月18日(金) 23:10:10 返信

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