少女剣士30-2

書いた人:35HR

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確実に変化していく自身の身体。
望まぬ子供が、胎内で大きくなっていく恐怖と屈辱。
さらに少女の嫌悪感を煽るのが、
彼女の介護を担当する信者や教団の幹部たちだった。

彼等は全員男性で、日常の世話はもちろん、
妊娠した女性に必要なデリケートな処置まで、
改造分娩台の上で、全て男の手で行われるのだ。
しかも、彼女の世話を行う男達は例外なく、
その股間を異様に勃起させていた。

そう彼等は既に受胎し、妊婦である少女に欲情しているのだ。
それに気付いた時の衝撃は大きかった。
既に子を孕んでいる自分に、男が性的な興味をもつことな
無いと思っていたのだ。
だが、そうではなかった。
妊婦になってすら、自分が性的な見せ物にされている事実は、
少女に言いようのない嫌悪を抱かせると同時に、
自身が落とされた暗黒の深さを思い知らされる事となった。




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