亡国の王女2-3

書いた人:35HR

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叔父は、だんだんと衰えていく自分の肉体に怯え、
禁忌の魔導の研究にも手を染め、部下の裏魔法医に
様々な禁断の秘術を実験させていた。

彼は、その実験の成果を身体に取り入れており、
中でも自らの精力の増強に力を注いだ。
並外れた射精力、常人の10倍以上の数の精虫を含み、
女性の胎内で10日以上生き続ける生命力を誇る精子など、
叔父の男性機能は、異常に強化されていた。

しかし、その代償として、彼の精子で受精した卵子は、
高い確率で奇形化を起こすなどの問題をはらんでいる。


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