マイクロレートには非常に多いルースコーラーへの狩り方をまとめてみる。


ルースコーラー(以下LC)とはどのようなタイプをさすか。

 スタッツで言うと VPIP/PFR/Agg が 40/5/2 みたいなタイプ
 リンプインが非常に多く、レイズにもジャストコールする。
 フロップ以降は自らベットすることを好まずチェックコールを頻繁に行う。

対応方法

  • タイトアグレッシブ、ブラフをしないという基本原則をより強く守る。
 相手がLCだからといって悪いハンドばかりを持っていると見なして普段参加しないような中途半端なハンドで参加するのはよくない、事故の元。
 また相手のチェックに対してブラフベットで降ろそうといった戦術は難しい。
 相手はボトムペアやドローなら簡単にコールしてくる。だからこそのLC。
  • 普段と比べてポジションよりもハンドを重視して参加をする。
 ブラフ等の駆け引きが普段より減るので、ポジションによる優位性もその分薄くなる。
 よってSBやBBからでもLCだけが相手なら普段Foldするハンド(KJなど)でも参加出来る。
 逆にLCがブラインドならBTNからのスチール狙いは控えめにしたほうがよいだろう。
  • どれだけ下手糞に見えても相手のレイズにはリスペクトを払う。
 めったにないがLCが大き目のベットをしてきたときや、ミニマムでもレイズして来たときは、
 かなりのモンスターハンドの可能性があるので、ツーペア程度はさくさく捨てたほうが良いだろう。
  • オールイン対決に勝つのではなく薄く多く勝つイメージでプレーする。
 LCといえどオールインに乗ってくるときはそれなりに強いハンドであることが多い。
 LCは参加ハンドが広い相手は読みづらいため、思わぬ手でやられてしまうこともあるので、TPTKなどで無理にオールインまで持って行かず
 ハンドに見合った額を、バリューベットを駆使して取っていけば、安全に確実に稼ぐことが出来る。

具体例

筆者がLC(60handで VPIP/PFR/Agg が 53/0/1.6)とプレーしたハンドヒストリーを載せておく。

http://void-main.org/repeve/show.php?id=392bd540
(カーロスがLC、金串が自分)

初顔合わせだったのでLCだということは途中から気づいた。
60hand中13ハンドでLCとプレーし、それらのハンドだけ載せている。

注意しておくが、このヒストリー内の筆者のプレーはお世辞にも上手いLCの狩り方とは言えない。
そこで上級者からの指摘を下記に載せておく。
まずはヒストリーを見て自分なりにプレーの良し悪しを判断し、その後上級者の指摘を見るのもいいだろう。


2/13 AT
リバーのベットはLC相手には誤り。ただこの時は相手の情報(相手がLC)がなかったのでしょう。 リバードンクを打ってきていて降ろせる可能性が高いからオールインして降ろす方法もあります。(※難易度高し)

3/13 AJ
ターンのCBはもっと大きく打ちましょう。

5/13 KK
リバーはチェックしたほうがいいでしょう。 Aハイならコールされたて負けており、ナッシングなら降りられるだけなので意味のないベットです。

6/13 KT
ハンドでレイズ額を変えるのは良くないです。またフォールドしてもよいハンドです。

7/13 46
フロップペアボードでベットするのは相手に何もなかったらフォールドさせられる可能性も十分にあるので問題ないです。 ただしその分はターンでパッシブになるべきです。

8/13 A9
フォールドしてもよいハンドです。

12/13 55
ハンドでレイズ額を変えるのは良くないです。しっかり打ちましょう。

このページへのコメント

nZp71q I think this is a real great post.Much thanks again. Will read on...

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Posted by check this out 2013年12月19日(木) 12:22:29 返信

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