みどり・市民派をめざす 井奥まさきが収集した情報、書き込んだ情報を整理して公開するために作った公開用のウィキです。

ワークショップ「初議会で初質問しよう!」

2007.5.6

PDF版はこちら

■ ファシリテーター(誘導者)より最初の基礎知識

その1 あなたの議会はいつ質問/発言できるのか
ステップ1 議会のルールを確認しよう
その2 質問の種類と準備をどうしていくか
ステップ2 あなたの「発想の種」をどう具体化すべきか スタップ3 質問の種類を把握

その1 あなたの議会はいつ質問/発言できるのか?

ステップ1 議会のルールを確認しよう
調べてきた(はず)のあなたの議会のルールを再確認 地方自治法で決められていることは少なく、順序や発言の機会などは 各自治体の歴史やルールの決め方(規則なのか申し合わせなのか) によって違う 最終的にはおかしなルールは議会改革する必要あり
キーワードは 議会事務局/議会運営委員会 です。

標準的な議会の流れとして
市長からの提案理由説明→(熟読期間)→[議案に対する質疑] <ないところが多い> → 一般質問 →(委員会付託)→ 委員会での審議  場合によっては代表質問
→ 本会議へ戻す → 委員長への質問→討論採決

これらの流れを決めるのが「議会運営委員会」
十分な数の会派を組んでいて(「交渉会派」と呼ぶ)委員メンバーに選ばれれば発言ができる。交渉会派以下の人数の場合は「傍聴のみ可」「発言も可」といったように申し合わせによってレベルが違う

新人が取り組みやすい二つの機会
◎ 一般質問 →多くは自由なテーマに沿って質問できる。新人が一番やりやすい。「所属委員会での議論テーマは自粛」といった議会も。
多くの議会では「議会の運営/報酬のあり方」などは質疑できない。
時間制限や通告の締め切り、順番の決め方、再質問の回数 などは各自治体によって異なる。(標準は 30分時間制限、2回までの再質問あり)
◎ 委員会での審議 → 本会議から指定された(「付託」という)議題にそって、多くは回数無制限、時間無制限で質疑を行う。資料もその場で要求すれば出てくる場合が多い。委員長の性格により運営が異なる。
ただ、どの議題で自分のテーマの質疑を行うか、単なる「質問」ではなく答弁を誘導するような「質疑」に持って行けるかがテクニック。

□ 他に、討論採決の際に「反対討論あるいは賛成討論」、議案質疑の際に提出された議案に対して「質疑」、委員長報告への質疑という機会がある可能性があります。新人議員はえてして失敗するもの。暴投を恐れず、思い切って挑戦してみてください。
(議会ルールを確認し、時間は短めの方がよいかと思いますが)

その2 質問の種類と準備をどうしていくか

ステップ2 あなたの「発想の種」をどう具体化するか
「このテーマに取り組みたい!」と思い当選されたと思います。 第一回目の質問は、とにかく「選挙の時に主張して来たこと」で十分かと思います。(ただし、「議会改革」は注意が必要)
  ただ、「市民向けに主張する」ことと「政策実現に向けて行政と議論し、議会で雰囲気を作る」ことは別種の作業が必要です。
   例えば、「学童保育所の充実」と訴えて来たとします。

1) 基礎調査を怠らない
担当部署を調べ、相手方に資料を出してもらうことが必要です。
例えば 「学童全体の予算」「学校ごとの人数」「市の計画」

2) 議会での議論を調査する
多くの議題はすでに議論されています。その議論の流れは最低限つかんでおくべきでしょう。最近は議事録の電子化もすすんでいますし、場合によっては議会事務局に協力してもらって関連の議事録を集めます。質疑した経験のある議員に話を聞くのも大切なことです。

3) 担当者と議論して方向性を絞る
原稿を作成する段階、通告をした段階などで担当者と自分の考えを議論することはとても大切です。この場合、課長等の現場レベルと議論する方が有益です。
例の場合、「学童の部屋確保」なのか「4年生以上の入所」なのか「子どもの事故への対処」なのか と課題を絞って行きます。

4) 市民と質問準備を行う
一番の理想は「選挙の体制の一部が議員活動を支える」というものですが、選挙の時のような頻度で会議をするのは無理でしょう。
私のおすすめは「中心的な数人の相談役」と「月一回程度に市政の課題を意見交換できるメンバー10人程度」とした枠組みを作ることです。「こんな質問を考えています」などMLやファックスを活用するなどもして、議員も積極的に情報開示することも必要です。
5)会派のルール、議会のルールもチェック 一般質問の場合は「行政に事前に原稿を提出」という議会が多いよ うです。 また、会派を組んでいる場合は「幹事長がチェック」といったルー ルを決めている場合もあります。新人会派の場合も、お互いの質問 項目程度はチェックするルール作りをしておいた方が良いでしょう。

ステップ3 質問の種類を把握しよう
1) 提案型 2)追求型 3)アピール型 という風に分かれます
なお、よく誤解されていますが、質疑とは「よく調査したことを質問する」のであって、決して「わからないことを質問する」のではないのです。
(よく「知らないなら個別に聞きに行け」とヤジが飛びます。)
質問の種類をよく把握し、自分の質問をどの方向性にまとめるかを決めて行きます。

1) 提案型 は政策提言を質疑にしたもの
 多くは現状や他市の状況を説明し、「◎○に取り組んではどうか」  といった質問形式になります。新人に取り組みやすい形式です。
2) 追求型 は行政の不正などをチェックするもの
 自分の手持ち資料をきちんと持ちながら、相手に説明をさせ、  その矛盾をつくことになります。  例えば、公共事業の需要予測が人口12万人を前提にしていて、 一方で市の総合計画では10万人予測といったような事実を答弁させ ながら、その矛盾を「では政策決定者の市長はどっちを取るのか 」といったようなケースです。かなり高度になります。
3) アピール型 は共産党など全国政党がよく行うもの 
 「国の医療制度をどう思うか」など政策の実現性はともかく、 「自分はこう考える」「わが会派はこうした」という姿勢をアピール するもの。そのまま自分の機関誌などで発表し、「これだけのことを 議会で言った」ということを強調します。 下手をすると議会では非常に嫌われます。 できれば、1)に昇華させたいものです。


■ テーブルごとに分かれて、以下の項目を中心に発言、意見交換ください
1) 自己紹介(自治体、議員の場合は期数)
2) 質問/発言したいテーマ
3) どういった質問をどこで行うつもりなのか
議会の雰囲気、会派の状況
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