みどり・市民派をめざす 井奥まさきが収集した情報、書き込んだ情報を整理して公開するために作った公開用のウィキです。

地方からの政治発信の動き


今本さんからのメールより

地方政治勢力化の動きが始まったようです。文中の「イ・チャンリム」さんはアジア太平洋みどりの京都会議にも参加しました。私の家にも泊まりにきて、さらに韓国訪問でもお世話になりました。


:エコロジャパン ML <ecolo-japan@yahoogroups.jp>
今本秀爾@エコロ・ジャパンです。
以下、韓国報道ニュースからの転載を再送します。
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一緒に作って行きます! 草根みどり世の中!
【オクチョン、NEWSIS発、3月13日】
市民.団体が主軸になって既存政党のイメージから脱出し、草の根デモクラシーを具現するための集まりが結成され、注目を集めている。
3月13日午前11時、忠北オクチョンで、全国から集まった来る地方選挙出馬者及び現役議員 20人と8つの地域政治団体が参加した「草の根みどり政治ネットワーク 5.31 共同行動」が発足式を行い、新しい政治的試みをスタートさせた。
この集まりにはキム・ナジュン(ソウル市道峰区議会議員)、ペク・ヘヨン(同九老区議会議員)、ソウル市広域議員など現役地方自治体議員10人と 5.31 地方選挙出馬を宣言した候補者 10人, 九老市民センター, 道峰市民政治ネットワーク虹、城南 2006草根自治連帯, 恩坪自治フォーラム, みどりの政治連帯などの団体が参加した。
これらの団体(ネットワーク)は今後、エコロジー、両性の平等、平和的価値及び地域住民たちの幸福追求などを政治的課題にして、地方住民たちが 4年に1度、1日だけ得てきた主権の座を、4年間の間、主権者になれるように変えるための新しい政治勢力を追求することを掲げた。
また地域政治の主流の交替、及び政党公薦制廃止を骨子にする選挙、政党法の改訂, 女性の地域社会への参加の活性化, 疎外階層に対する実質的な社会保障プログラムの拡大, 市民たちが政策決定に参加することができる枠の拡大, 地域環境保全などに力を入れることを掲げた。
リュ・チョンリョン幹事は 「各地域で新しいオルタナティブな政治と関わる活動を行なった団体及び個人たちが集まって、統治ではない『参加』による自治をめざすことが、この集まりのビジョン」と言い、「政治の視野から外された、切迫した生活問題を発掘し、早急に新しい政治的課題を提案しつつ、それらの解決に力を結集することである」と述べた。.
一方彼らは発足式を行なった後、「ネットワークが草の根の『種子』をまく」と言うテーマで、網に種子を入れた風船を空中に放つパフォーマンスを行い、この発足式の意味が全国に拡散するように祈った。
みどりの政治ネットワーク発足  〜全国無所属候補の集まり〜
【3月13日 江原日報より】
 市民社会グループの実践的戦略を模索し、新しいオールタナティブ政治の勢力拡大のための「2006 草の根みどり政治ネットワーク 531 共同行動」が、13日午前、忠北オクチョンで無所属での出馬を宣言したイ・チェス春川市議員を含め、既成政党の公薦を受けない全国の無所属候補たちの参加によって開催された。
 この日、「草の根みどり政治ネットワーク」は発足宣言文を通じて「真正な草の根デモクラシーと自治を実現するために社会的弱者と少数者の人権を尊重して幸せな社会を作って行くこと」と「多様な領域で活動する市民団体など、多くの勢力たちとの連帯を通じて住民自治運動を行なってゆくこと」を明らかにした。
 イ・チェス市会議員は 「市民が政治の主役になって、市民たち自らが感じる生活問題を政治的課題にし、住民たちの幸せな生活とリンクさせてゆく」ことを明らかにした。
中央集権政治はもうたくさん
草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動が発足
2006/3/14  【NGOタイムズ 報道】
イ・ジュンヒ記者 peace@ngotimes.net <mailto:peace@ngotimes.net>
地域住民の生活に根ざした草の根の地方自治を実践して来た全国の自治運動家たちが「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」の旗をあげた.
市民運動を基盤に 2006年 5.31 地方選挙に参加する候補者を含めた個人と団体たちのネットワークである「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」は去る 3月13日、忠北沃川郡名家食堂に集まり、発足式を開いて 5.31地方選挙でのアピールを行なった。
この団体には個人資格で現役地方議員たちと 5.31選挙出馬予定者など 20余人が参加している. ソウル市広域議会議員キム・ナジュン(道峰区)、ペク・ヘヨン(九老区), ソウル市議会議員チュ・キョンスク(道峰区) イ・チャンリム(道峰区) 、ホン・キジョン(恩平区)、イ・ヒョンジュ(陽川区)、チャン・インホ(九老区)、ハン・テハン(九老区)、ユ・チョンイ(冠岳区)、大田(テジョン)市議会議員ミン・ヤンウン(中区)、チャン・ヒョンジャン(西欧), 江原道春川市議会議員イ・チェス、京畿道広域議会議員イ・ウンジュ(水原市)、カン・ヨンモ(高陽市)、キム・タルス(高陽市)、キム・ミヒャン(高陽市)、ソ・ヒョンジョン(果川市)、ユン・オギョン(軍浦市), 忠北沃川郡議会議員イ・チンヨン、慶南鎭海市議会議員イ・トンジャなどである。
また参加団体で九老市民センター, 軍浦草根政治連帯, 道峰市民政治ネットワーク虹, 城南2006草根自治連帯, 恩坪自治フォーラム, 鎭海女性フォーラム、 みどりの政治連帯, 草の根オクチョン党などが結合した。
これらは既成政党に所属しないまま、独自の草の根政治運動のためにお互いに緊密な連帯と協力を通じ、今回の地方選挙に向けて、生命, 平和、両性の平等、草の根民主主義などの価値を実現する新しい政治勢力の推進を掲げた。 この日ソウルではなくオクチョンで発足式を実施したことも、「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」の志向性がよくあらわされている。
「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」はこの日発足宣言文を通じて 「中央集権的思考と開発独裁の論理によって押さえつけられた地域の創造的想像力を実現させる」ことと、「草の根市民は行政の主役として新しく位置づけられねばならず、地域の未来もその地域住民たちの自発的な力で作って行くのが望ましい」と宣言した。
彼らは「私たちは各自が住んでいる生活現場がより人間に親和的で幸せな場所に生まれ変わることを願う」と述べ、「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」が草の根住民たちの意向を汲んで、市民と共にその未来を夢見つつ、 住民パワーを取り戻し「完全な住民自治」を志向するオルタナティブな政治勢力になるはず」であることを、全国にアピールする」と主張した。
「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」は、△国民が主権者になり、その地域の住民が主人公になる真正な草の根民主主義および真正な自治の実現 △地域レベルでの生活に配慮した経済の実現 △地域政治の主体として女性の役割を再認識し、これを活性化させる △市民団体, 生協, 住民自治組合組織, 地域交流団体、政治NGO、労働組合など多くの勢力との連帯を図る △生活現場である地域を越えて広域と国家, そして地球的規模での連帯への志向などといった決意表明を行なった。
このような価値を基礎とした「草の根・みどり政治ネットワーク 531共同行動」は子育て, 教育, 環境, 福祉, 交通, 地域交流, 都市計画などに関心をもち、みどりの価値、草の根デモクラシーを重視した政策を準備する予定だ。
地域政治に対する市民たちの関心と参加の基盤を作るために民主主義的な市民教育から市民政治教育, 市(郡)レベルの議会への参加活動, 参加予算制の実現, 廃棄物処理に対する代替案と、ゴミのない都市作り, 市民による都市構想, 市民政策研究の定着, 日常的な住民自治運動なども展開する方針だ。
新しい政治への担い手の発掘も中心的課題だ。 市民たちと一緒に市民の理解を代弁する新しい政治の担い手たちを捜し出し、市民全員のための「地域の政治代理人」に育てるという目標だ。特に今回の「5.31地方選挙」で候補選定の基準が提示され, 政策代替案が用意され, ボランティアの参加と自発的な支援を土台に、選挙が市民政治の祭りの場になる「楽しくて幸せな政治運動」を展開する予定だ。

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