この間のまとめ
1)ついに28回まで事故が発生
事故関係のまとめ資料とダイオキシンレベル資料を掲載しています
07年3月にまたもやダイオキシンレベル2が発生
2)スラグが引き取り手なく堆積、最終処分率も測定不能
スラグ関係は資料を掲載しました。年間2000トン排出量がさばけず、市の工事で使用するも微々たるものです。
最終処分率は「コスト高になるから」と排出された可燃物を再投入しないため、測定不能となっています。
3)CO2悪化原因になる
過大な施設を作ったために「プラスチックの積極焼却」に走り、灯油使用量などの要素もあり、CO2排出量が増えてしまった。
4)コストは相変わらず高い
トン1900円という目標は3年間で2月達成しただけ。
というように、当初の「環境にやさしい完全リサイクル」「ダイオキシンがでない」「コストが安い」というフレーズがことごとく裏切られています。
さらに覚え書きがあいまいだったため、かし担保をめぐる議論でも市とバブコック日立には大きな隔たりがあります。4年がすぎ、残りはあと1年。これからこの炉とどう向き合うか。大きな問題です。
【07年3月議会資料】
再び発生!ダイオキシンレベル2
http://iokumasaki.ddo.jp/gazou/img070528/img572.pd...
発生場所の考察
http://iokumasaki.ddo.jp/gazou/img070528/img573.pd...
コストの実績
・ランニングコスト
http://iokumasaki.ddo.jp/gazou/img070528/img569.pd...
(当初の見込みに達せず、トン3500円が最高 それも90日連続稼働を必死で成功させた年)
注 ただし、ここ2年は灯油の高騰という要素はあります。しかし、それを考慮してもはるかに高いコスト
・修理費実績
http://iokumasaki.ddo.jp/gazou/img070528/img570.pd...
(年1億円で、これは想定内。しかし、これ以外にも年2億円と予想される修理費をバブコックが負担。
かし担保明けにはその負担が高砂市にくる可能性も)
【06年3月議会資料】