井奥まさきの資料集 - 加古川地域医療フォーラム
本日12日午後「加古川地域医療フォーラム」に行ってきました。

http://www.kakogawa.or.jp/kakomed/pdf/512forum.pdf

第二部の「地域医療」のシンポジウムが非常に面白かったです。

まずこういう「地域医療のあり方」についてわかりやすく話をする場がないこと
特に「医療崩壊」を招くような国の政策失敗について、もっと知りたいと思っていましたのでわかりやすく聞けました。
説明の時に医師会副会長が「国の政策が間違っている」というような発言をしたのはびっくりしました。

後は各病院の宣伝が中心でしたが、それはそれでなかなか聞ける場がないので良い試みだと思います。
会場で発言できる場があったので以下の発言をしました。
「地域の医療を守るといい、患者様のために連携というが、なぜ今日のシンポジウムは1市2町だけなのか。高砂市や北播も含めた地域でせっかくのこういう機会で議論して欲しかった。高砂医師会、そして医師会に入っていない徳洲会病院とも連携して、きれいごとだけでなく真の患者のための医療を実現して欲しい」

歴史的経緯もあるのでしょうが、あらゆることが2市2町(高砂、加古川、播磨、稲美)で進んでいる中、医療だけ1市2町単位というのが非常に奇異に感じたからです。特に医療連携の重要性が言われており、専門性で病院の役割分担と言われている中、
変な縄張り意識で患者がソンをすることがないようにして欲しかったのでした。

でも本当に医療問題は難しいですね。