全部適用というのは病院管理者を置き、責任者を明確にするというのが最大のメリットです。下の記事にもあるように、伝説のように語られる成功例があります。私たちも他会派も含めて視察に行きました。
(1)それらの病院のように優秀な管理者が来てくれるのか(2)当時の状況と現在の状況はかなり違っている という2点に注意が必要です。
例えば、岡山の市民病院では「医者の入れ替え」が成功の秘訣でした。
働かない古手を辞めさせ、から管理者の政治力も含めて若手のいい医者を引き抜きコストパフォーマンス向上と信頼、意識改革をおこなったわけです。
坂出も偶然ですが前の医者が大量に辞めたため、若手の新興大学病院系列の医者に入れ替え、成功しました。
今は「入れ替える」医者もない状態です。ここは注意が必要です。
ただ、「経営的視点」などを調べるのには視察はいいかもしれません。
私は坂出市民病院のビデオ(視察に行くと貸してもらえます)が非常に印象的でした。
視察に行った先でいい話があったらまた紹介してください。
■岡山市民病院
年間最大10億円の赤字を管理者設置で転換
■坂出市立病院
塩谷泰一氏が管理者になり、25億円の不良債務がゼロに
四国新聞に詳しい
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/045/in...
■大牟田市民病院
「なせば成った!」市立病院黒字〜福岡・大牟田 読売新聞
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/rupo/0607/ru_...
■川崎市民病院 他
参考新聞記事 読売新聞 (5)黒字へ 一丸で意識
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/20070526ik0...
上の新聞記事に出ている 武弘道氏は川崎市民病院でも成功
http://www.izai.net/takehiromiti.html
http://www.izai.net/saikenuke.html
結果は1年目から出始めた。川崎市立の2病院(このほか公設民営病院が06年に発足)が計7億1000万円の黒字に転換した。前年度が10億6000万円の赤字だから、17億7000万円も収支が改善したことになる(図3)