一般社団法人 日本国際保健医療学会から国際保健医療学に関する用語集をお届けいたします。

(英訳名:Ozone hole)

 オゾン(O3)は酸素(O2)が紫外線のエネルギーを受けることで作り出され、さらに自然と分解される反応を繰り返している。大気中のオゾンの9割は成層圏に存在し、標高20−30kmに層状になっており、オゾン層と呼ばれる。オゾンは紫外線を吸収する性質があるため、地球に降り注ぐ太陽からの紫外線を吸収する役割を担ってその97−99%は吸収される。かつて1970年代にオゾン層が−約4%一定に減少し、また春期に南極・北極上空にて大量に減少−が観察されたりした。オゾンホールとは、後者の事象を指しているが、その原因は、オゾンを分解する化学物質(フロンやハロン)が人間の活動で大量に消費されたことで、オゾン生成と分解のバランスが崩れたことがあげられる。1987年、問題解決を目指し、モントリオール議定書により、オゾン層を破壊しない代替物質の利用が推し進められた。現在、それら代替物質の使用が広まり、オゾンホール問題は解決の兆しがみえてきた。現在の状態が継続すれば、オゾンホールは2050年頃までに完全に閉じるとされている。(星知矩(門司和彦))
参考文献:http://science.sciencemag.org/content/early/2016/0...
参考URL:
環境省 地球環境・国際環境協力 ホームページ
http://www.env.go.jp/earth/index.html#ozone
外務省 ウイーン条約/モントリオール議定書 ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/o...
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