一般社団法人 日本国際保健医療学会から国際保健医療学に関する用語集をお届けいたします。

(英語訳 : Micronutrient)

 微量栄養素とは、微量ながらも人の発達や代謝機能を適切に維持するために必要な栄養素であるビタミン、ミネラル(無機質)を指す。ビタミンはさらに脂溶性(ビタミンA、D、E、Kの4種類)と水溶性(ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、葉酸、ナイアシン、ビオチン、ビタミンCの9種類)に分類される。
ビタミンは、タンパク質、糖質、脂質がエネルギーに変換される際の代謝サイクルに必要不可欠な栄養素であると共に、それぞれが異なる身体機能維持に作用して体を健康な状態に保っている。
ミネラルは、生体を構成する主要4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外の元素の総称で、必須ミネラルは16種類である(カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト)。
微量栄養素が長期的に不足すると、欠乏症と呼ばれる健康障害を引き起こす。WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)では、年齢、性別ごとの成長に必要、且つ健康維持に必要な微量栄養素の必要摂取量を定めると共に、過剰摂取による健康障害を予防するための許容上限摂取量を設定している。また、
WHOは世界の微量栄養素欠乏症情報システム(Vitamin and Mineral Nutrition Information System)を有し、国・地域別の微量栄養素摂取状況や欠乏症有病率などの情報を提供している。(水元芳)

参考
World Health Organization: Vitamin and Mineral Nutrition Information System (VMNIS)
http://www.who.int/vmnis/en/
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