ポケットモンスターカードゲームより登場したアイテムである。
プレイマットとは、ゲームをプレイする際に下に敷くもの。
公式に発売したものとしては、1997年に発売したプレイマットに始まり、多種多様なものが存在する。
- 中には、ポケカの日や海外など、限定配布あるいは限定販売するケースが存在する。
主な目的は以下の通り。
- カードの配置場所の明確化
- カードやデッキシールドの保護
- 雰囲気の向上
1.カードの配置場所の明確化
ゲームを始めたばかりの初心者には各カードの配置を覚えることから始まるため、これを補助するために配置場所を記載したものが多い。
プレイマットによっては、
自分の番に行動する内容を記載したものも存在する。
2.カードや
デッキシールドの保護
対戦する際に使用するテーブルが常時、(カードにとって)安全かつ清潔とは限らない。
- 使い古したテーブルには、テーブルに傷や手垢が残ることもある。
結果として、カードや
デッキシールドに傷や汚れが付着することになり、のちのゲームに支障をきたすことがある。
- 公式イベントでは、カードの傷やデッキシールドの汚れはマークド扱いで、ゲームの失格になることもある。
3.雰囲気の向上
ゲームを進める際、視線の先にお気に入りの柄が存在すると気分が盛り上がる。
- 人によっては、デッキの内容やデッキシールドまで統一する人も存在する。
気分の問題ではあるが、ゲームである以上、ゲームを楽しむためのオプションとして盛り込むことができる。
プレイマット自体は、サイズから素材まで様々なものが存在する。
サイズ
- フルサイズ:相手の場までカバーし、盤面の見た目を統一できるほか、盤面の中央に隙間が生じない。デメリットとして相手に了承が必要。
- ハーフサイズ:自分の場のみカバーし、各個人にあったプレイマットを採用できる。デメリットとして、中央部分に隙間が生じる。
素材
- 紙:持ち運びが便利な反面、折り目が残りやすいく、破損しやすい。
- ラバーや布、強化ビニール:折り目がつきにくく、耐久性が高いが、持ち運びのスペースが必要。
人によっては、個人で作成したものや他カードゲームのプレイマットを持ち込むケースも発生する。
不可視のものでかつ、一定の大きさを持つためか、デッキシールドの下にカードを誤って配置するケースも存在する。
- 故意か過失かの判別は難しいため、事前の確認が望ましいところ。
プレイマットによっては入手難度や販売枚数によりプレミア価格が発生し、プレイマット自体が盗難にあう可能性を考慮しなければならない。
個人間での対戦であれば使用に問題はないが、
公式イベント等では使用制限が発生することもある。
上記の通り、プレミア価格で取引することから、プレイマット自体を偽装あるいは無許可で作成するケースが発生した。
偽ポケモン仕入れ、親子で転売か 著作権法違反疑いで書類送検(共同通信) - Yahoo!ニュース
偽ポケモン仕入れ、親子で転売か 著作権法違反疑いで書類送検
9/10(木) 16:47配信
共同通信
著作権者の許可を得ずに製造された人気ゲームソフト「ポケットモンスター」のカードゲーム用プレイマットを、中国から仕入れて転売していたとして、警視庁池上署は10日、著作権法違反の疑いで、京都市の男性会社員(23)と、兵庫県三木市のパート従業員の母親(49)を書類送検した。
池上署によると、2人は中国から1枚約700円で個人輸入したマットをフリーマーケットサイトに出品し、3千円前後で販売。2018年11月ごろからの約1年間で売り上げが約200万円あったという。息子が仕入れ、母親が配送などを担当していた。