「.hack//G.U.」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」と「LAS(LMS)」と「ゴッドイーター」と「仮面ライダーディケイド」の荒唐無稽恋愛活劇SSサイト(のつもり)。

『こっ、ここで試合終了ォ――――――――――――――――ッ!!!
 とびっきりの最強VS最凶、烈戦、熱戦、超激戦を制したのはハセヲチーム!
 試合途中で勇者が現れるなど誰が予想できたでありましょうかっ!? 
 私、今夜はちょっと興奮して眠れそうにありませ―――――――――――――――ん!!!!!』
『勇者が乱入してなきゃ正直ヤバかったな、かっかっか! おい、母ちゃん、もう1本持ってこいや!』
『えー、ここで大会運営委員会のCC社からお知らせがあります。
 先程の試合において「勇者カイトがハセヲチームの試合に飛び入りで参加したのは反則ではないか?」という
 多数の苦情が寄せられておりますが、試合開始直前にカイト選手はぴろし3選手に代わり、
 ハセヲチームの3人目の選手として登録されており、不正は認められませんでした。よって、ハセヲチームの勝利は揺るぎません!
 ハセヲチーム、明日の決勝戦に進出決定で―――――――――――――――――――――――――す!!!!』


「何だと……!?」


試合開始直前に登録……どーいうことだ?
楚良の奴も試合が終わったらさっさと引っ込んじまうし……くそ!
また邪魔された……あれじゃ、俺が“がび”に勝ったことにはならねぇってのに!


「なつめ。久しぶり」
「はい! カイトさんもお元気そうで何よりです〜!」
「それと……キミがハセヲ君?」


試合が終わってアリーナから出ると、なつめは勇者と楽しそうに話してた。
マジで知り合いだったんだな……これでドットハッカーズは5人、か?
にしても何でコイツ、俺らの試合に乱入したりなんか……。


「はじめまして。それとも……久しぶり?」
「あん? アンタとは初対面のはずだけどな(マジ、三爪痕ソックリだな……コイツ)」
「え、カイトさんはハセヲさんとお知り合いだったんですか?」
「ハセヲ君は有名だから(笑)」


何コイツ。俺は勇者と会ったことなんざねーぞ。
……まさか楚良の知り合いか? 
はは、それこそありえねーって。
にしてもホントに三爪痕にそっくりだ……あの強さだって本気じゃなかっただろうし。
オッサンの言ってた通り、コイツが俺達に加勢してなきゃ負けてた。
……絶対に。


「ね、ハセヲさん! 
 私の言ったこと間違ってなかったでしょう? ラピュタは本当にあったんですよ!」
「そ、そだな……」
「うーん。それにしても……八咫の言ってた通りだなぁ」
「……なにが」
「うん、ハセヲ君って本当にタカラヅカみたいな格好してるんだなーって。特にその襟とか(苦笑)」
「あはは。カイトさん、ホントのこと言っちゃダメですよ〜w」


コ、コイツら……。何気に気にしてるコトを……。
俺の趣味じゃねーぞ、コレは。
欅の奴が改造したせいであって俺の趣味じゃねーっての!
まさか3rdフォームからXthフォームになっちまうとか思ってなかったんだ。
八咫の奴……妙なこと吹き込みやがって……ったく……。


「……アンタだって有名人だろ。
 蒼炎のカイトっつたら“蒼天のバルムンク”と“蒼海のオルカ”に並んで三蒼騎士って呼ばれてるだろうが」
「みたいだね」
「中でもバルムンクって奴はちょっと前までこのゲームの管理人やってたんだってな?
 ホワイトデー・イベントのクリア賞品にセーラー服やらメイド服やら猫耳やら用意して、すげー引かれてたそーだけど」 
「セーラー服かぁ。バルムンクらしいや(滝汗)」
「もってけ!セーラーふく!って感じですねー。さすがバルムンクさんw」


嫌味のつもりで言ったのに軽くスルーされた……! 
だ、駄目だ、コイツら……は、早く何とかしないと……。


「……とりあえず。加勢してくれたコトにゃ感謝してる」
「八咫に頼まれたからね。あと、ぴろし3からも
『ワイフとの結婚記念日以降も代理出場をお願いするのである! ドンドンドコドンッ!!!』とか言われちゃって……断るに断れなくて」
「じゃっ、じゃあカイトさん、明日の決勝戦も一緒に戦ってくれるんですかっ!?」
「ハセヲ君が認めてくれたらね」


マジか? 
明日の決勝の相手……次の試合で決まるんだったな。
揺光達か太白達かどっちかが相手なワケか……確かに、コイツがいりゃ鬼に金棒だろうけど……。
つか八咫の奴、俺達に黙って勇者加勢させるとか何考えてんだ……?


「ハセヲさん、カイトさんの参加を認めてくれますよね!?」
「あ、あぁ……別に、いいんじゃねぇの。人手も足りねぇし……」
「あはっ。やりましたぁ〜www」
「なつめ、テンション高いなぁ……」


相当に嬉しいみたいだな……。
そりゃ大好きな奴と久々に会えりゃテンションも上がる、か。
昨日のカールも……こんな感じだっただろうか。
カール……俺達のこと……楚良のこと、見てたな。
仮に明日の決勝で当たることになったら……今度こそ、ケリつけなきゃいけねぇ。
でも、楚良の奴は暴れるだけ暴れてまた返事しやがらねぇし……本番で何とかするっきゃねーのか……?


「ハセヲ君、僕達今日はもう別行動でいい? 
 久しぶりになつめと一緒にエリア見て回りたいし、野次馬に囲まれると面倒だしさ」
「構わねーぜ。明日の試合にもきっちり出てくれさえすりゃな」
「ありがとう」
「けどその前に、メンバーアドレスちょうだ……メ、メンバーアドレス、交換しとかねーか……?」
「あ、そうだね。これからよろしく」


な、何だ今の……?
思わず「メンバーアドレスちょうだい」とか言いそうになった……。


「じゃあ行こうか」
「はいっ! ハセヲさん、今日はお疲れ様でした!」
「お、おう……」


……何だかんだでお似合いだな、あの2人。
一緒に野次馬の群れ避けながらカオスゲートまで走ってるし……うは、速ぇ。


「ハッセヲさん♪」
「ん?」


カオスゲートの方へ向かったカイトとなつめを見送っていると、背後から俺を呼ぶ声が1つ。
語尾に♪なんざつけてトークする知り合いと言や、楚良とカールとコイツっきゃいねーか。


けやき
「こんばんは。ハセヲさん♪」
「ごきげんよう。ハセヲ殿」


ミレイ会長……じゃない、楓も一緒か。
学園にゃ黒の騎士団やイレヴンが迫ってるってのに……まぁいい。
丁度いい所に来てくれたもんだ。
どうせさっきの試合どころか昨日の試合だって見てたんだろうし、ちょい聞いてみるかな。
昨日から感じてた違和感について。
いくら俺となつめの2人しかいなかったとは言え、Iyotenとアスタ相手にあそこまで苦戦するのは
どう考えてもおかしい(後ろに“がび”が控えていたとしても、だ)。
そこんとこ、問いただしてみるか……。














***********************















「PCを思うように動かせない……ですか?」
「昨日から何か調子悪ぃみたいなんだ(つーか楚良が好き勝手動かしてるってのもあるけど)」
「Xthフォームは元々、再誕の爆心地に居た影響で心身ともに大ダメージを受けたハセヲさんを修復するために急遽用意したものですからねー。
 結果的には修復と言うよりも改造ってことになっちゃいましたけど……今頃になって不具合が出てきたのかな?」


オーヴァンがアイナを目覚めさせるため、全ての八相を喰らったスケィスを利用して発動させた“真の再誕”。
あの爆心地に居た俺は、夢の中でスケィスに会った。
いや、ひょっとするとアレは……本当はスケィスじゃなくて……アイツだったのかもしれねぇ。
ここ2日の間、俺の身体を好き勝手に動かしてるあのヤローだよ。


「うーん。
 もしかすると奥歯に仕込んだ加速装置のせいで、逆に移動速度が落ちてるのかも……」
「どこの9番目のサイボーグかと。……つか、ンなもん仕込むな」
「冗談です♪ 
 いずれにしても、僕は完璧に仕上げたつもりですよ。
 もしかしたら原因はハセヲさん自身にあるかもしれませんしね」
「……俺が原因だってのか」
「ハセヲさんはもう気づいてるんじゃないですか?」
「……」


相変わらず、何も考えてねーようで鋭い奴。
昨日からの試合で俺の様子の変化に気づいたか、それとも最初から知っていたのか。
そういや、俺を修復して改造したってことは俺の心の中まで欅に覗かれたってことになんのか?
いくら知り合いだからって、あんま気分の良いもんでもねーな……。


「ハセヲさんなら今回も乗り越えてくれちゃいそうな気がします♪」
「先程の戦いはお見事でした。しかし……ハセヲ殿は勇者ともお知り合いだったのですね?」
「いや。知り合いっつーか、何つーか……」
「あらあら、うふふ。ご謙遜なさらなくても」


今、ARIAのアリシアさんの声がしたような……げ、幻聴か?
……こりゃ今夜は早めに寝た方が良さそうだ。
あー、その前に智香達と太白チームの試合も見ねーと。
つーか、さっきの試合も今頃ニコ動あたりに大量投稿されてんだろーな……俺が「ばみゅん!」とか「あっはぁん?」とか言ってる動画が……欝だ。
昨日の試合の後もそうだったし……楚良め、覚えてやがれ。


「刻印とは、あの獣の名。
 あるいはその数字である。  
 ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くが良い。
 その数字とは―――
「あん? 何か言ったか」
「いいえ、何も♪ それじゃ失礼しますね、ハセヲさん♪」
「明日の試合も頑張ってくださいまし。おやすみなさいませ」
「あ、あぁ……」


欅の奴……最後に何か言ってたな。刻印とか獣がどーとか。
何だ、何を言ってた? ……何でもいいか。今は智香の試合が先だ(カールも気になるし)。
客席に行きゃシラバス達が席キープしてくれてるだろう……行ってみっか。
勇者についての質問攻め覚悟でな。


【 TO BE CONTINUED... 】

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