「.hack//G.U.」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」と「LAS(LMS)」と「ゴッドイーター」と「仮面ライダーディケイド」の荒唐無稽恋愛活劇SSサイト(のつもり)。

「ホントに大丈夫なのかよ」
「ちょっと掠っただけだし……絆創膏で十分です」
「ならいいけど……」


ソファーに座り、ようやく千草が落ち着いた。
念のために傷薬をドラッグストアで買って来ようか、と提案したものの
千草はこういう時のために救急セットを荷物に入れておいたらしく、結局……絆創膏1枚で済んだ。


「この傷、まだ痛いのか」
「痛くはないです……でも見てて気持ちのいいものでも、ないですね……」


千草の左手をとってリスカ痕を視る。
包帯が外された真っ白な左腕に、明らかにコントラストの違った異なる数本の傷痕があるのが分かる。
本当なら俺に一番見せたくないだろうに、少し戸惑いながらも千草は何の抵抗もなく見せてくれた。
この傷1つを刻む度コイツは何を思ったのだろう。傷が完全に消えることはあるのか?
ならコイツは後何年、この傷と向き合って生きていくことになるんだろうか。


「……ありがとな」
「えっ」
「見せたくなかったんだろ」
「……」


今まで、別に見せてくれと頼んだワケじゃない。
でも気になってはいたんだ、千草の左手首の包帯は……コイツは笑いながらリスカ痕がある、と平然としていたけど。


「やっぱり……こんな傷のある女の子、嫌ですよね……」
「……」
「私怖いんです。今が幸せ過ぎて怖い! 
 亮クンと一緒に居られて、すごく嬉しくて、でもいつも『嫌われたらどうしよう』とか考えてる!」
「……」
「不安で押し潰されそうになる……亮クンが優しくしてくれる度に、怖くなるんです!」


コイツは……腹の底から他人を信じるコトができねぇんだ。
もしかしたら裏切られるかも、とか嫌われるかも、って強迫観念がいつも付きまとって。
だから誰かに優しくすることで、そういうの全部を紛らわそうとしてた。
でもやっぱりそんな器用なコトができるワケもなく、憑神の暴走まで招いちまった。
千草は……誰かが愛して、繋ぎとめてやらないとダメなのかもしれない。
でないとまたすぐに自分の世界に閉じこもっちまいそうで。


「優しさ」
「えっ……」
「イ(にんべん)に憂うって書くだろ? 
 辛かったり悲しい思いをしてる奴の傍に居てやるのが……優しさって言うんじゃねぇのか……多分だけど」
「……私には、ハセヲさんの傍に居る資格……ありません」 
「資格とかそんなの関係ねぇだろうが!  
 俺がどんなに酷ぇコト言っても、お前はそれでも傍に居てくれたじゃねぇか! 
 俺は……それが本当は嬉しかった! 嬉しかったんだよ……!」


いつも、いつも、能天気な声で「ハセヲさん!」って。
お前の声が聞こえると「あぁ、またコイツか」って思ったりもした。
だけど、いつの間にかお前の声を聞かない日がないのが当たり前になってて。
アトリと……千草と一緒に居る時間がいつの間にか好きになってた。
それに伴って、アトリも……好きになって行く自分に気づいた。
……気づくの、すげー遅かったけど。


「お前の心が視えた時、誰かがコイツを守ってやらなくちゃダメだって気づいた!」
「……!」
「千草の傍に居てやりたい」
「でっ、でもっ、私、私は……!」
「ゲームじゃなくて、直接会ってお前に触れてみたかった。
 お前が俺の家に通いたい、って言ってくれた時だって……ホントは俺……」


嫌な気分じゃなかった。コイツとの距離がグッと縮まった気がして嬉しくて。
内心、俺に気があるんじゃないかとかも考えたりした。
でも俺もコイツと同じで、それを聞くのが怖かった。
聞いてしまったら今まで築いたものが壊れてしまうのが嫌で、知らないうちに臆病になって……。
けどな、もう逃げねぇよ。


「千草」
「はっ、はい……!」
「俺は、お前の傍に居たい。本心からだ」
「えっ……えっ?」
「好きになってくれ、とまでは言わねぇよ。
 ただ傍に居れるだけでいい……嫌になったら、それはそれで構わない。
 お前の迷惑にならない範囲でよければ……ずっと居てやりたい。それじゃ、ダメか……?」


今までアトリは俺の傍に居てくれた。なら今度は……俺が傍に居てやる番だ。


「って、都合良すぎだよな。……やっぱ、嫌か?」
「いいえ……いいえっ! 
 わっ、私、誰かにそんなコト言われたの、は、初めてで……!」


そりゃそうだ、俺だって誰かにンなコト言ったの初めてだっての。
クソ、自分でもかなり恥ずいな今のは。


「ほ、本当に……私で、いいんですか……?」
「お前じゃなきゃ嫌だ。千草じゃなきゃ……ダメなんだ」


互いの心は知れてる。
後は、一歩踏み出す勇気さえあれば良かった。
もう俺は今までの俺じゃない。
……他人を拒まない。……アトリを、千草を受け入れたい。


「えっと……。
 それじゃあ……傍に、居てください……い、いえっ! ……居て、くれますか?」
「あぁ。ずっと、千草の傍にいる。お前が嫌だって言っても、絶対傍から離れねぇ」
「あ……」


アリーナで初めてのバトルに勝った時、お前は俺に抱きついて来たよな。
今度は逆。俺がお前を抱くよ。お前がどっかに行っちまわないように。
もう傷つかなくていいように。大好きな千草の体温と匂いと柔らかさ、もっと感じたい。


「千草」
「あっ……」


千草の左腕を口元まで持って来て、俺はリスカ痕を舐めた。
コイツに汚い所なんてない、それを証明したかったから。
だから血の匂いとか包帯の匂いとか全く気にはならなくて、ただ千草の味しか舌には残らない。


「んっ……はぁ、ぁあ……やぁん……!」
「千草の味がする」


俺に手首を舐められたり吸われたりする度に千草が身悶える。
身をよじって身体を密着させて来るのは故意なのか本意なのかは分からない。
紅く上気した千草の顔が近くて、蕩けそうな目ぇしてた。
荒い息を吐きながら、俺の舌が触れる度に甘い声を漏らして……可愛いな、おい。
まだキスもしてねーってのに何やってんだ俺、とも思うがもう止められる自信もない。


「触っていいか?」
「は、はい」


リスカ痕を舐め終わった後、今まで触れるのを躊躇っていた千草の身体に触れてみる。
後ろから抱きしめてたから千草がどんな表情をするのか、
それが見れないのが少し残念と言えば残念だが、横顔を見る限り真っ赤になってるのは間違いねぇ。
これからどんな反応をするのか、色んな意味で楽しみだった。


「やっぱ細いな」
「りょ、亮クン……くすぐったいです……」


背中から腰あたりを撫でてみた。
間近で見るとやっぱり千草の身体は細く、ウエストは予想通り俺が腕を回して抱いても余裕がある。
腰のあたりの横腹を手でプニプニと掴むと、千草が少し困った様な笑い声を出すのが面白い。


「そ、そこは……くすぐった……ひゃんっ!」


自分以外の人間が触ると、どうしてもくすぐったい場所ってあるんだな、やっぱ。
とまぁ腰はこれくらいでいいだろ、次は……胸か。


「あ、あの、ハセ……亮クン」
「どした?」
「その……私、小さいから……」


千草は俯いたまま、羞恥混じりの声色で、自身のコンプレックスを告げる。


「揉めば大きくなるんじゃね?」
「も、揉むって……きゃっ!?」


千草が言い終わる前に素早く服の上から両胸を掴む。
俺の手にすっぽり収まる、いわゆる手の平サイズというか月並みの大きさだ。
こりゃ下着のサイズもAAとかその辺だろうな……。


「ん、けど結構コレはコレで……」
「あぅ……んっ……やぁぁん……!」
「痛いのか?」


服の上からでも膨らみの大きさが少しばかりビミョーなのは俺も分かる。
本人がそれを気にしてるってのも。だから余計にイジめたくなるんだよな……千草ってMっぽいし。


「だ、だってっ! 亮クンの手、すごくイヤらしくて!」
「なら止めるか?」
「あ、そうじゃなくて……つ、続けても、いいです……」


いやらしい手とは失敬な奴め。
それでもここまで甘えた声を出す千草の姿は貴重かもしれない。


「俺がおっきくしてやるから」
「お、おっきくって……?」
「千草が劣等感とか感じない様に……いっぱい触って、乳腺とか刺激して?」
「りょ、亮クンっ!? 
 何かすごくイヤらしい顔してませんかっ!? あんっ……もぉ、こんなの……恥ずかしいのにぃ……っ」


揉む速さや指の圧力の強弱を変えたりすると、よりその反応が顕著になってくる。
しかし困ったことに、千草が切なげな声を絞り出す毎に俺自身も硬度を増してくるっつーか何つーか……。


「亮クン、わ、私のお尻に、何か……」
「わーってる、それ以上言うな」


胸への愛撫を続ける間、どんどん硬度を増していく。
つまりは俺にも千草に「いやらしいことをしている」という自覚があるってこった。
少し余裕が出てくると、今度は片一方の腕を太ももに伸ばしてみる。
千草はいつもミニスカートを好んで穿くので、好都合だった。


「すべすべしてんだな」
「っ……うぅ……やぁあんっ!」


太ももの肉を掴んで揉むと、案の定千草が甘い声を漏らす。
上半身と違って、下半身も感じやすいらしい。そのままずっと太ももの感触を味わうのも良かった。
でもそれだけじゃ俺も千草もつまんないだろ?
そっと腿から指先を徐々にスカートの内側へと動かして触れてみると、指の先端で湿り気を感じる。
思わず手を引いてみると、指先からつぅっと糸が引くのが見えた……えーっと、これは……。                                         【 TO BE CONTINUED... 】

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