「.hack//G.U.」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」と「LAS(LMS)」と「ゴッドイーター」と「仮面ライダーディケイド」の荒唐無稽恋愛活劇SSサイト(のつもり)。

「あ、あのぅ!」
「あん?」


その日、私は思いきって、その人に声をかけました。
ずっと前から背中ばかり見つめてばかりで、なかなか切り出せずにいたけれど。
今日、やっとなけなしの勇気を出して。


「―――って、カノンか。おう、俺に何か用か?」
「え、えーっと、ですね……」


アラガミ討伐ミッションの出撃の度、何度も私のピンチを救ってくれた憧れの人。
彼――リンドウさんに代わって第一部隊を率いるコトになった“新型さん”に。


「わっ、私っ、今日は新型さんに……!」
「ん……この匂い……」
「えっ……!?」


緊張のあまり口ごもる私を意に介せず、新型さんは吐息がかかるくらいの距離まで
躊躇なく顔を近づけて来ます。 そうして、私が抱えた包みに視線を落とすと、


「……なるほどな。大体分かった」


鼻を何度か鳴らした後、妙に納得したような顔をして、そう言うのでした。


「えっ?」
「その包み、クッキーだろ。……カノンが焼いたのか?」
「は、はいっ。その、よろしかったら……新型さんに食べてもらおうと思いまして……!」


同じ第二部隊のタツミさんやブレンダンさん、お友達のジーナさんにお裾分けするコトは何度もあったけど……
新型さんに私のクッキーを食べてもらうのは、勿論これが初めてです。
私と彼は部隊も違いますし、接点がこれまでありませんでしたから……


「新型さんには合同ミッションでも……な、何度も助けていただいてますしっ!」
「おう。『射線上には入るなって、私言わなかったっけ……?』とか誤射られたりな!
 あん時はマジで痛かったぜ……お前、全然容赦しねーのな?」
「あうぅ……そ、そのお話は、勘弁してくださいぃ……」


……ですので。
今日は私も新型さんも出撃の予定は無いので、ちょっと早めに起きて頑張って作ってみたのですが……
いざ本人を目の前にすると、やっぱり上手く言葉が出て来ないものなんですね……はぅぅ……。


「あ、あのぅ! ……それで、お時間ありますか」


ちょっと……ううん、かなり緊張してます、私っ。
新型さん、聞くトコロによると私よりも年下だとか……(ちなみに私は19歳です)。
でも、すっごくどっしりしてて落ち着いてるから、
全然そんな風には見えないけどなぁ……てっきり同い年か、年上だと思ってましたし……。


「……あー。俺、これからツバキ教官に提出しなきゃいけない書類があるんだが」
「あぅ……じゃ、じゃあダメですね……」


多分、今の私の落胆具合、すごいと思います。
よくあるじゃないですか、「がっくりと肩を落とす」って表現……まさにアレです。
来ました、がっくり……。
一緒にお話しながらクッキーを食べて、新型さんと今日こそ仲良くなろうと思ってたのに……残念です。


「んな顔すんな!」


と、私が表情を曇らせたのも束の間、


「……せっかく作ってくれたんだし、一緒に食おうぜ?」
「で、ですけど、新型さんはこれからツバキ教官に……」


お仕事を優先してください。そう言おうとしました。
けれど、新型さんは私の言葉を遮るように、


「おばあちゃんが言っていた……
 『男には、決してやってはいけないコトが2つある。
 女の子を泣かせるコトと、食べ物を粗末にするコトだ』……ってな」
「お、おばあちゃんが……ですか?」
「おう!」


静かに右手の人差し指を天井に向けて伸ばし、そう言うのでした。


「おばあちゃんとの約束を破るワケにもいかねェだろ?」
「は、はぁ……」
「すぐ終わると思うし、俺の部屋で待っててくれよ。なっ?」


あぁ、よかった。
これで新型さんと一緒にクッキーが食べれます……って!?
いっ、今……何と仰いましたでしょうかっ……!?


「あ、貴方の、お部屋でっ……ですかっ!?」
「おう。元はリンドウの部屋だ、場所は分かるよな」


ほれ、コレがカギな、と。
新型さんは開閉用のカードキーを取り出して、私に手渡してくれました。


「ちょい散らかってるが……ま、その辺は勘弁な」
「き、気にしないので、大丈夫ですっ!」
「へえ。……男の部屋に上がり込むの、慣れてるとか?」
「滅相も無いです!」


というか私、その、ですね……?
男の人にお部屋にお邪魔するのって、もしかしなくても初めてですのでっ!
……新型さんには、私がそういう子には見えないのかなぁ。


「あー……それとな」
「は、はいっ!」
「……机の上にイロイロと転がってるけど……触んねぇでくれるか。大事なモンばっかだから」
「わ、分かりました……絶対に触りません!」
「んじゃ、後でな」


新型さんを見送りながら、私は内心ドキドキでした。
単にクッキーを一緒に食べられるなら休憩所の傍とかでも良かったのに……まさか、新型さんのお部屋で食べられるなんて。
きっと今の私、すっごくニヤニヤしちゃってるんだろうなぁ……はうぅ〜。









「……新型さんの匂いがする」


言われた通り、私は新型さんのお部屋にお邪魔しました。
お部屋に入る時、何にも後ろめたいコトは無いはずなのに何度もキョロキョロしちゃったりして……ちょっと恥ずかしかったです。
男の人の部屋に入るのが初めて、っていうのもあるとは思うのですが……
これって、やっぱり新型さんのお部屋だからでしょうか?  でも、以前はリンドウさんが使ってたっていう割には……
もう、すっかり新型さんのお部屋って感じですねぇ……。


「うわ、本当に散らかっちゃってます……」


男の人の部屋って、こういう感じなんですね……ベッドの上にお洋風が脱ぎっぱなしだったり……。
でも、だらしない感じはあんまりしません(恥ずかしいけど、私のお部屋も似たような感じですので……)。
部屋でくつろいでる時にも緊急招集がかかったりして、いつでも整理整頓ってワケにもいかないのが、私達(神機使い)ですし。


「あ、触らないでって言ってたの……これかなぁ?」


新型さんの言っていた通り、机の上にはよく分からないモノがいっぱい置いてありました。
龍の紋章の刻まれたカードデッキとか、アラガミみたいな怪物の絵が描かれたトランプとか、
鬼の顔が彫られた音叉とか、電車のパスケースとか、カラフルなUSBメモリとか、
綺麗な色のメダルとか、不思議なカタチをしたスイッチとか、宝石が装飾された指輪とか、果物の装飾のある錠前とか、ちょっと大きめのミニカーとか……。


「(コレって……何なのかなぁ?)」


アラガミの身体から採取できる神機強化用の素材……じゃあないみたいですけど。
うーん……男の人って、こういう変な物を集めるのが好きなんでしょうか。
でも、新型さんは「大事な物」って言ってましたし……。


「触らないように、っと……」


新型さんに怒られないよう、私は机を一瞥してベッドに座らせてもらいました。
あぅ〜、やっぱり部隊を率いる隊長さんだけあって、
ベッドも私が使っている物よりもリッチな感じです(ふかふか具合とか)。


「新型さん、まだかなぁ〜♪」


クッキーは念の為、新型さんと私の2人で食べられる分の量を焼いてありますから、
新型さんが食いしん坊でも大丈夫ですよー!
基本的に私達って、アラガミと戦うとかなりのエネルギーを消費するから大食いになっちゃうんですよね。
おかげで体型を維持するのが大変で……って、あれ? 
ジーナさんも結構食べる方だけど、何故か全然体型に変化が無い様な……?


「よぅ。俺、参上だ」
「あ、おかえりなさい!」


と、そうこうしている内に、新型さんが帰って来られましたっ!


「さあ戻ろうって時に限って、サゴーゾに声かけられちまってな」
「サ、サゴーゾ……?」
「ほら、アネットと一緒にウチに配属された新型の……フェなんとか」
「あ、あぁ……フェデリコ……フェデリコ・カルーゾ君ですか?」
「おう、それそれ」


こちとら急いでるんだっつーの、なんて苦笑いしながら。
ギシリとベッドのスプリングを弾ませ、新型さんは私の隣に座りました。


「よっと……な、散らかってるだろ?」
「仕方ないですよ。
 新型さんは、最前線で戦うのがお仕事の第一部隊の隊長さんなんですし……忙しいから」
「いや、俺が無精なだけ」
「えぇ〜?」
「はは」
「ふふっ」


思わず私も、新型さんにつられて笑ってしまいました。
男の人の部屋に入るのも初めてで、その部屋で2人きりになるのも初めてなのに……一気に、緊張が解けた気がします。
私、一応は新型さんよりもお姉さんのはずなのになぁ……
どちらかと言うと、新型さんの方が年上の余裕があるみたいです……。


「んじゃ、早速食うか? カノンの手作りクッキー」
「あ、はいっ。そうですね」


いよいよ本日のメインイベント、スタートですね!
新型さんの為に焼いたカノンお手製ブラストクッキー、御賞味お願いしますっ!!
包みを開け、私はクッキーを新型さんにおずおずと差し出します。
はぁ……な、何だか、ちょっと緊張しますね……。


「ど、どうですかっ? ……お口に合います?」
「ん……フツーに美味いな。こういうの、俺好きだわ。何枚でもイケそうだぜ!」
「ほ、本当ですか? ……良かったぁ……はぁぁ〜」
「作ったのはカノンなんだし、カノンも食えよ」
「も、勿論ですっ! ……はむっ」


新型さんは口の中でモグモグと私のクッキーを咀嚼しつつ、
サムズアップ(親指を立てる仕草)をして笑顔を見せてくれました。
なんでも古代ローマにおいて、納得できる、満足できる行動をした人にのみ、与えられた仕草だそうです。


「んぐっ……カノンは良い嫁になるな。割とマジで」
「えっ……お嫁って……えぇぇっ!?」
「俺の占いは当たる!」
「はむぅっ〜!?」


差し出されるまま、新型さんからクッキーを口に含まされてしまう私。
ええ、「今日の占い、すっごく良かったんですよぉ〜」なんて言う暇(いとま)も与えられず。
新型さんに褒められるのが、こんなに嬉しかったなんて……
ポッと頬が一気に熱くなって、思わず顔に両手を添えちゃったじゃないですかぁ〜っ。


「な? 自分で食ってみても美味いだろ?」
「ふぁ、ふぁい……モグモグ……」


もちろんですね! 
……私としても失敗作を新型さんに食べさせるワケにはいかないので、事前に味見はしていました。
日頃から自分でお菓子を作って、それを食べ慣れちゃってるから、
そんなに気にしてませんでしたけど……わ、私、結構料理上手だったんですね……!
第三者の意見を聞いて、改めて気付かされると言いますか……。
第二部隊や第三部隊の皆さんは、栄養補給が出来れば何でもいい、って感じの方が多くて……はふぅ。


「つか……かなり量あるな。……なぁ、全部食ってもいいんだろ?」
「もっ、もちろんですっ! 
 ……新型さんに食べてほしくて……焼いたんですから」
「そか。あんがとな、カノン」
「あっ……」


なでなで……!?
わ、私っ、頭、なでなでされてますよ!?
自慢じゃないですけど、男の人に頭を触られたコトなんてリンクエイドの時ですらありませんっ!


「ん、頭撫でられるの、嫌いか? そういやカノンって、俺より年上なんだっけか」
「きっ、嫌いじゃありませんっ! いつでもウェルカムですっ!!」
「おう。つか……キレーな色の髪してんなぁ。なんか艶々してるし」
「はぅぅ……」
「どした? 膝の上で拳作ってビクンビクンして……」
「な、何でもないですっ♪」


あ、頭をなでなでされるのって……きっ、気持ちいい、かも……♪
あと褒められるのも……ふ、ふふふ……。


「(……私、どうしちゃったのかなぁ)」


その後は自然と、神機を使ってのアラガミとの戦い方などのお話をしました。
やっぱり2人とも神機使いっていう仕事柄、話題が尽きちゃうと、こういうお話になっちゃいますよね……。
でも、新型さんは旧型の私と違って剣・盾・銃の3つの形態を使い分けて戦えるし、
最前線で活躍されてる第一部隊の隊長さんでもありますし……お話は、とっても勉強になります!


「チェーンソー、シールド、ガトリング……使い分けるなら、この3つだな」
「ロングのチェーンソーを、ショートのドリルに変えちゃうのもアリじゃないですか?」
「かもな。動きは鈍るが、バスターでの結合崩壊狙いのリミットブレイク(チャージクラッシュ)もアリっちゃアリか……」
「リ、リミットブレイク?」
「おう。イーター超銀河フィニッシュだぜ!」


新型さんはとっても強いんですよ! 


「あとイーター百億ボルトブレイク、イーター爆熱シュート、イーター超電磁ボンバー……他にもイロイロあるぞ」
「う、うーん……」


……ネーミングセンスが、ちょっと残念ですけど。
で、でも、強いのは本当なんです。とっても頼りになる人なんです!
人手が足りない時、たった1人で出撃してディアウス・ピターやハンニバルを何匹も討伐しちゃうくらいに!
極東支部(アナグラ)だと、強い人から先に死んいますし、
実際、新型さんはアラガミ相手に「タイマン張らせてもらうぜ!」とか言って、無茶ばかりしてるけど……
いつも、ちゃんと無事に帰って来てくれて……新型さんの顔を見ると私、すごくホッとするんです。


「って……仕事の話ばっかだな」
「そ、そうですね……あ、あはは……」


クッキーを全部食べ終えてしまって、手持無沙汰になってしまった私。
新型さんのお部屋に居座る理由が無くなってしまって……
この楽しい時間も終わりなのだと思うと、チクリと胸が痛みました。
せっかく非番の日を選んで、新型さんと仲良くなろうと思ったのに……もう、帰らなきゃ、なんですね……はぁ。


「じゃ、じゃあ……私、もう戻りますねっ!」
「? どこ行くんだ?」
「!?」


ベッドから立ち上がろうとした私。
でも、新型さんは待ったをかけました。温かくて、力強い掌で、私の腕を掴んで。


「もっと居ていいんだぞ? ……つか、居ろ!」
「え……!?」


新型さんに見つめられたまま、私は視線を逸らすコトもできず、固まります。
先刻(さっき)とは異次元レベルで心臓がドキドキと大きく高鳴って、
こんなに近いと新型さんにも私の心音が聞こえてしまうんじゃないかなぁ―――――――そんな錯覚すら覚えました。


「カノン」
「ひゃっ、ひゃいっ!?」
「お前の瞳(め)……すっげー蒼いのな」


あうぅ〜……し、新型さんの顔、近いですっ……。
彼は私の顔をまじまじと覗き込み、感慨深そうに見つめていました……
恥ずかしいという気持ちはありましたけど、でも不思議と嫌な感じはしません。


「(むしろ……も、もっと、私のコトを見てほしい……みたいな……)」


そ、そんな感情が、胸の奥から沸き上がって来るようで……!


「この髪ってさ、地毛か? 桃色だけど」
「は、はいっ、地毛ですっ! 妹も、私と同じ色なんですよ……?」
「へえ。……お前、妹居たのか?」
「コトミと言って……狼谷学園の特殊選抜科に通っていまして……」
「んだよ、話すコトいっぱいあんじゃねーか。……もっと聞かせろよ、カノンの話……よっと」
「ひゃんっ!?」


えっ、ちょっ……しっ、新型さんっ!?
どどっ、どーしてっ、私の膝に頭を乗せて寝転がっちゃってるんですかっ!?


「あっ、あのっ! こっ、ここっ、これって……」
「あん? ……クッキー食ったら眠くなった。
 んで、ちょうどいい枕があったから寝た……みたいな? ……至極、当然の流れだろ?」
「ま、枕って……膝枕、ですよ……?」
「だな。あー、やーらけぇ。……しかも、すげー良い匂いする」
「あ、あわわ……っ!」


わっ、私っ、膝枕させられちゃうんですかっ!?
いえっ、嫌じゃないんですっ! 全然嫌じゃありませんっ!
むしろ、よくぞ選んでくれましたって感じですけれどもっ!! ……不意打ちは、ズルくないですか?


「にしても……絶景だな」
「絶景……?」
「こっからだと、よーく見えるんだわ。……デカくて美味そうなのが2つな」


デカくて……美味そうな……?


「……えっ!?」


ちょっ!?
そ、それって、もしかしなくても……わ、私のっ……!?


「お前、乳デカいな。アリサとタメ張れるんじゃね?」
「や、やっぱり……おっぱい見てらしたんですね……はぅぅ……」


ここまで清々しく素直に言われてしまうと、怒るとかそういう感情すら沸かないんですね……。
タツミさんやブレンダンさんは“そういうコト”に興味が無いのか、
一切口にしません……でも面と向かって言われちゃうと……あぁぁ……。


「見ない方が失礼かと思ってな。その格好、割と乳のカタチ、強調させてるし?」」
「そ、そんなコトは無いですよっ!? 
 こ、このワンピースは、動きやすくてお気に入りというだけでですねっ!?
 けっ、決して、そういう目的で着てるワケじゃあ……」


いえ、ごめんなさい、嘘かもしれません。
自分でも自覚はしてはいるんです……ジーナさんからの視線が痛い時もありますので……。
でも……新型さん、一応は褒めてくれてるんですよね……わ、私のおっぱい……。
うーん……なら、いいかなぁ……。?


「あー、悪ィ悪ィ。
 俺、思ったコトは即、口に出しちまうタチでな。……気に障ったんなら謝る。
 さすがにセクハラで訴えられて、査問会にかけられるのとか勘弁だしな!」
「だ、大丈夫ですっ……ちょ、ちょっと、恥ずかしいけど……」


ホントは、かなり恥ずかしいですけどね!
だって、初めて上がらせてもらった男の人の部屋の中で、おっぱい談義ですよっ!?
ちょっと、いえ、かーなーり! ……私には、ハードルが高いと思いますっ!!


「俺、乳のデカい女は好きだぞ。母性的だし、優しい奴多いし」
「そ、そうなんですか? 
 ふ、ふぅん……新型さんって……お、おっきいのが好き……なんですね……?」


え、けど、それってつまり……し、新型さん、私のコト……?
この人のコトだから、特別な意味はないのかもだけど……
でも、そう言われると、女の子としては嬉しくなっちゃいますよね……
いつの間にか、さっき新型さんがしてくれたように私の指先は彼の髪を梳いて、頭を撫でてあげていました。


「あのっ……私、これからもクッキー作って、持って来ていいですかっ? 
 新型さんのお部屋のお掃除も……そのぅ、たまに……私がしてあげたいなぁ、って……」
「いいぜ、俺は別に。
 こーやって毎回膝枕してくれて、見事な乳拝ませてくれりゃ。あとクッキーも食えりゃな」


新型さんは随分とオープンな性格してるんですね……。
こういう人を世渡り上手って言うのかなぁ……ミッション中にドジをやらかして
教官室への召集がかかる度にまた怒られちゃうんだなぁ、ってビクビクしてる私と違って、
いつも自然体と言うか、良くも悪くも我の強い人ですし……。


「じゃ、じゃあ!
 あの、えっと……不束者ですが、よろしくお願いしますっ!! あ、でも……」
「でも?」
「……おっぱいに触るのは……ま、まだ、ダメですからね……!?」


まだ?
つーコトは、いつか触らせてくれんのかよ? 
なら、そん時になったら、思いっきり鷲掴みにして揉みまくって、吸いまくるぞ。
2〜3年後には服の上からでもパツンパツンして分かるくらいにデカくしてやんよ、その乳。
……そんな新型さんのあまりに堂々としたセクハラ予告に、顔を赤らめながら


「そ、そのうちですっ……。
 その時になったら、そのぅ、ぜひ……お、お願いしますっ!!」


と、言い返すのが精いっぱいの私でした。                                                                     【青春スイッチ・オン!】

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このページへのコメント

そのうち、謎のブレスレットやミニカーが発見されるかも?

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Posted by MADAO 2015年02月23日(月) 12:24:51 返信

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