「.hack//G.U.」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」と「LAS(LMS)」と「ゴッドイーター」と「仮面ライダーディケイド」の荒唐無稽恋愛活劇SSサイト(のつもり)。

「……隊長、気が付きましたか。
 気分はどうでしょうか? 何処か痛いトコロなどはありませんか?
 ……ココですか? ココは極東支部から少し離れた場所にある、廃墟の地下室です。
 以前、散策中に発見して……手付かずのまま放置されていましたので、こうして私が管理を……
 

 えっ? そうじゃなくて、どうして隊長と私がココに居るかのか、って?
 ……それについては、少し説明が長くなってしまうのですが、よろしいでしょうか?
 ……最近、隊長は交友関係の幅がとても広くなりましたよね。
 ナナさん、フランさん……エリナさんやリッカさん、ヒバリさん……
 カノンさんやジーナさん、ウララさん……ユノさん、サツキさん、ムツミさん……リヴィさんまでもが、君に夢中なのを知っていましたか?


 本当におかしな話です……隊長の友達は、私一人で充分だというのに……。
 私だけが隊長の視線を釘付けに出来るというのに……寄って集って……だから、私は決めたんです。
 隊長を皆さんからしばらく遠ざける為に……止むを得ず、隊長がMIA(任務中行方不明)したように見せかけて……ココに連れて来たんです。
 謝って済むコトではありませんが、ごめんなさい、隊長。
 でも、どうか分かってください……これは全て、君の為なんです。
 友達が友達を助けるのは、当たり前のコトです。
 私は、友達である君を、君のコトを理解すらしてもいない人達から守りたい……ただ、それだけなんです。
 ……ココにさえ居れば、君は安全なんです。
 隊長……私とずっと、ココに居ましょう。慎ましい暮らししか出来ませんが……私は隊長と一緒に居られるだけで幸せなんです。


 その首輪と手錠と足枷は、無理に外そうとすると、ますます外れなくなるように設計してありますので……決して外そうとしないでください。
 神機使いの強化された筋力にも耐えられるよう、特殊な合金を使用していますから……。
 あと、偏食因子が枯渇しないよう、定期的に私の分をお裾分けしますので、何も心配は要りませんよ。
 食事に関しても、ムツミさんが作った物を数日おきに定期的に運びますので……。


 ……隊長、そんな哀しい顔をしないでください。決意が鈍ってしまいます。
 私も辛いんです……でも、隊長がいけないんですよ……?
 私の気持ちを知っていたはずなのに……友達として、向こう100年、仲良くしてくれると約束したのに……
 私以外のヒト達と、すぐに仲良くなってしまう隊長がいけないんです……。
 ……どうして君は、私だけを見てくれないんですか? 私は君が好きです……いいえ、それ以上の感情だって。


 私は、隊長を愛しているんです。
 隊長には、私だけを見てほしいんです……だから、こうでもしないと、君は私を見てくれません。
 私が、私だけが隊長を理解しているんです……幸せに出来るんです。
 他の誰かでは無理です……君の本当の友達である、私こそが……君に一番相応しい女性なんです。
 私が隊長を可愛がってあげます……ですから、2人でずっとココで暮らしましょう?
 この場所が極東支部の皆さんにバレないよう、私も細心の注意を払って行動しますから……。


 えっ? 他の皆はどうしているのか、って?
 ……ナナさんは、隊長の行方が分からなくなって以来、あまり御飯を食べなくなりました。
 ギルは、また大事な人を失った、守れなかったと……自暴自棄になってアラガミと戦う毎日です。
 ……まあ、それはエリナさんやリヴィさんも同じでしょうか。特にエリナさんは酷い有り様ですが。
 ああ、それと……フランさんはフェンリルを退職してしまいました……君が居なくなった悲しみに耐えられなかったようです。
 何度も君の部屋の前で『お姉様、お姉様』と泣き崩れていましたよ……ふふっ。
 本当に隊長は皆から慕われて……人気者なんですね……皆さんの様子を見ていて、改めて確信が持てました。


 ……やっぱり隊長は、私とココに居るべきです。
 それが最高の幸せなんです……他の人達に、君を任せるコトなんて出来ません。
 これからは私が隊長のお世話をしてあげます……食事も、お風呂も、トイレも……性欲の処理も。
 隊長は外の騒がしくて煩わしいコトを全部忘れて、私のコトだけを見てくれれば……それでいいんですから。ふふっ」



























「シエルちゃ〜ん? おーいっ、シエルちゃんっ」


「……はっ!? た、隊長……?」


「もうすぐ迎えのヘリが到着するから荷物の纏め、始めないと〜」


「隊長……あの、首輪はどうされたのですか? 手錠と足枷は……!?」


「く、首輪? 手錠に足枷って……な、何のハナシ?」


「え……だって、さっきまで隊長が……」


「あはは。シエルちゃん、寝惚けてるでしょ〜♪
 さっきのクロムガウェインってアラガミ、強かったもんねぇ……任務が終わった後、すっかり寝入ってたよ♪」


「(あれは……夢……?)」


「ナナちゃんとギルは先に発着予定地点に向かい始めてるし、私達も急ごっ♪」


「は、はい……」


「くすっ……それでさ、シエルちゃん。……どんな夢、見てたの?」


「と、とても隊長に話せる内容ではありません……自分が情けなくて……」


「自分が情けなくなる夢だったの〜?」


「情けないやら恥ずかしいやら……私は、サイテーです……」


「も?」


「いえ……何でも、ありません」


「そう? じゃ、私達も行こっか」


「……はい」


「よーし、それじゃ出発〜!」


「(わ、私はなんて恐ろしい夢を見てしまったのでしょうか……たった一人の親友である隊長を監禁するだなんて……本当に夢で良かったですも……)」


「(ふぅん……シエルちゃんって首輪とか手錠とか……そういうオモチャが好きなんだ? ……イイコト聞いちゃったっ♪)」




【また見て 神喰い!!】

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このページへのコメント

ぜひこれが…ほんとだったら
シエルと二人で幸せな日々だよね…
もうシエル無しの世界なんて考えられませんも…

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Posted by 調教済み2女主 2015年05月06日(水) 15:45:13 返信

(;゚д゚)
なんかありそうでこわい

0
Posted by HAMAYA 2015年03月12日(木) 12:18:54 返信

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