「.hack//G.U.」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」と「LAS(LMS)」と「ゴッドイーター」と「仮面ライダーディケイド」の荒唐無稽恋愛活劇SSサイト(のつもり)。

「極東支部に帰還途中だったリーダーの乗った輸送ヘリが……墜落っ!?」


「うむ……どうも、そうらしいんだ」


「い、いつのコトですかっ!? ……榊支部長!」


「……3日前だよ」


「3日前っ!? ど、どうしてそんな大事なコトを……今まで黙っていらしたんですかっ!!!」


「いや、私も寝耳に水でね……アリサ君。
 ……どうやらフェンリル上層部から、何らかの圧力がかかっているみたいなんだよ」


「上層部からの圧力……!?」


「第一部隊隊長が極東支部を代表して欧州のフェンリル本部に出向き、
 その帰還途中に輸送ヘリが墜落……出来過ぎだとは思わないかい?
 しかも墜落地点は多数の大型アラガミが巣食う危険地帯……いくら卓越した戦闘能力を持つ神機使いと言えど、
 偏食因子の予備も無い状態では、生存は絶望的という見方をされたらしくてね……。
 それを理由に上層部は、彼女の捜索活動すら行わなかったそうだよ……二次的被害の懸念などと理由をつけてね。
 ……まったく、出来たシナリオだ」


「そんな……!」


「アリサ君……警告しておくが、彼女を救助に行こうなどとは思わないコトだ。
 君のコトだから、今すぐにでもヘリを手配して彼女を探しに行くつもりなのだろう?」


「当たり前ですっ! 最悪、私が操縦してでもリーダーを助けに行きます!!」


「……行ってはいけない。これは彼女に仕掛けられた罠だ。上層部からのね」


「でも……リーダーは必ず生きています……!
 墜落くらいで死ぬ人じゃありません……偏食因子が無くたって……だって、リーダーは……!!!」


「……神機使いになる以前から、彼女が別の職種に就いていた事実は私も把握している」


「! 榊支部長……御存知だったのですか!?」


「『魔法少女』……この世界の理(ことわり)を司る存在……いやはや、実に興味深い。
 ……もっとも、彼女に興味を持った人間は他にも居たようだがね。
 ブラッドアーツやブラッドレイジにも比肩する超常的な力を持つ彼女は、フェンリル上層部にとっては恰好の研究対象だろうさ」


「なら何故、ヘリの撃墜なんて……暗殺みたいな真似を……!」


「……君も彼女の性格を知っているだろう? 
 自由な子だからねぇ……権力に簡単に従う子じゃないし、実験動物のように扱われるのを嫌ったんだろう。
 それに、ハッキリとした物言いをする子だ……彼女を脅威に感じた上層部なら、強引な手段を実行しても不思議じゃない。
 従わぬのなら、いっそのコト……とね」


「……納得出来ません」


「手際の良さから言っても、最初から仕組まれていたのは間違いないよ。
 でなければ、こんなに早くMIA(作戦行動中行方不明)の認定なんてされやしないさ……リンドウ君の時より迅速だ」


「それでも!」


「辛い気持ちはよく分かるよ。君と彼女が特別な関係だと言う事情も含めてね。
 ……だが、敢えて支部長として言わせてもらうよ。……彼女を助けに行ってはいけない。
 極東支部第一部隊隊長は……本日付で正式にMIAだ。……分かったね?」


「……っ!」






















『アリサ。ワシはしばらく欧州に行くコトとなった』


『欧州……まさか、フェンリル本部へですか!? いつ発たれるんです?』


『明日じゃ。お偉方がワシに会いたいそうでのぅ……出向命令らしいわい』


『すごいです! それってつまり、リーダーの実力が本部の人達にも認められたってコトですよね!!
 独立支援部隊……クレイドルの設立に関しての話し合い目的でしょうか?』


『さて……それはどうかのぅ』


『リーダー……?』


『……いや、何でもない。とにかく留守の間のコトは頼んだぞ。
 一ヶ月もあれば帰ってこれるであろうが……ワシも本部に顔を出すのは初めてだからのぅ』


『もちろんです! コウタやソーマと一緒にリーダーの帰りを待ってますからね』


『一ヶ月も汝(なれ)の乳が吸えぬかと思うと口寂しくなるのー』


『う……そ、それは、そうかもですが……』


『くくっ……今夜は特に乳がたっぷり出る魔法でもかけてやるとするかのぅ♪』


『ちょっ!? ……あの、毎度毎度思うのですが』


『なんじゃ?』


『……その、リーダーはもうちょっと魔法を使うコトに関して節操を持った方が良いと思います!
 せっかく普通の人には使えない不思議な力を持ってるのに……いつもくだらないコトやイヤらしいコトに使ってばかりじゃないですか!!!
 ……たまには魔法で人助けをしようとか、思ったりしないんですか?』


『それは仕方なかろう? 
 魔法少女はマジメでなければならぬと、誰が決めたのじゃ?
 ワシの様な者がはぐれ者が居ってもバチは当たらぬであろうに……のぅ?』


『ま、まったく……ああ言えば、こう言うんですから……!』


『それとな、アリサ』


『なんですかっ!?』


『……もしもワシが期日までに戻らぬ時は』


『えっ?』


『ワシの部屋の掃除を頼めるかのぅ……特に、ベッドの傍の本棚辺りをな』


『ど、どうして私が、リーダーの部屋の掃除をしなくちゃいけないんです?』


『それは勿論、汝(なれ)がワシの恋人だからに決まっておろう? ……違うのかや?』


『う……。
 ち、違いません、けど……』


『くくっ。
 まあ、汝(なれ)が散らかし名人なのはワシも心得てはいるのじゃがな……ま、心に留めておいてくれ。
 ワシの部屋のカードキーのスペアは持っておるな? ……今言ったコト、ゆめゆめ忘れるでないぞ』





















「リーダー……。
 貴方は……こうなるって……最初から分かってたんですね……」









アリサへ。
 これを汝(なれ)が読んで居るというコトは、ワシは何らかの理由で期日までに極東支部に戻れず、
 汝(なれ)はワシの部屋に入り、本棚の辺りを掃除している最中、この手紙を見つけたのであろう。
 察しの通り、フェンリル本部への出向はワシを抹殺する為の罠であろうな。
 どうも少しばかり、魔法少女として派手に活動をし過ぎたようだのぅ……いやはや。
 出向を建前にして、ワシの力を狙って上層部が何事か仕掛けてくるのは明白じゃが……それに極東支部の皆を巻き込むワケにはいかぬ。

 そこで少し名残惜しいが……ワシはしばらく姿を消すコトとした。
 再会出来るまで何年かかるかは想像も及ばぬが……まあ、とにかくそういうコトじゃ。

 独立支援部隊クレイドルに関しては汝(なれ)やリンドウ、ソーマに任せた。
 また、第一部隊の隊長職の後任には、コウタを榊支部長に推薦しておいた……ま、なるようになるじゃろう。
 カノンやジーナ、ヒバリやツバキ教官にもよろしく伝えてくれ。

 以上じゃ。
 では、息災でな。年中腹を出しておる痴女のような服ばかり着て、身体を壊すでないぞ。
 ……ああ、それと。
 汝(なれ)に施しておいた乳の出る魔法は、ワシと一定時間離れると自然に元の身体に戻る仕組みになっておる。
 これでもう、乳のせいで胸が張って苦しくなるコトもなかろうて。
 ……あとは汝(なれ)の好きなように生きるがいい。
 ワシはいつでもアリサを想うておるが……もし、汝(なれ)がワシを待つのがあまりに辛くなった時は。
 ……ワシのコトは一切忘れてくれて構わんからのう。









「馬鹿……馬鹿ぁ……!
 リーダーの……馬鹿……うぅ……うあぁぁああぁぁあぁぁ……!!!」



【また見て 神喰い!!】

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