倍速

CD-ROMドライブやDVD-ROMの基本性能は、「どれだけの速度でデータをパソコン本体に送ることができるか」ということで比較されますえ。このデータ転送速度の高速化は、記録メディアの回転速度を上げることによってはかることができます。このため、音楽CDのメディア回転速度を基準として、その何倍でメディアを回転させているのかということが、CD-ROM/DVD-ROMの性能比較の基準値として使われるようになりました。
この単位が「倍速」と呼ばれるものです。「標準速」は音楽CDと同じ速度でメディアを回転させているという意味で、「倍速」「4倍速:はそれぞれ音楽CDの2倍、4倍でメディアを回転させていることになります。
ただ、メディアの回転速度が遅かった時は、単に「〇倍速:でよかったのですが、20倍速を越えるようになってくると、CDメデイアの縁部分(高速)と中心部分(低速)の速度差が問題になるようになりました。このため、等速なCD-ROMドライブでは、この点を考慮して、「最大〇倍速・平均〇倍速」などといった表現が用いられるようにもなっています。
2005年07月14日(木) 22:10:25 Modified by jpita




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