linuxな日々 〜 virtual serverでやってみよう 〜

chmodでファイルのアクセス権を変更する

[使い方]
# chmod [オプション][モード][ファイル名（複数OK）]


[オプション]

オプション	使い方	意味
R	-R	それ以下のディレクトリをすべて変更する
h	-h	シンボリックリンクが与えられた時 リンク自体のモードを変更する
P	-P	Rオプション指定時に、指定されたシンボリックリンクとそれ以下のシンボリックリンクを対象外とする
H	-H	Rオプション指定時に、指定されたシンボリックリンクを対象とし、それ以下は対象外とする
L	-L	Rオプション指定時に、指定されたシンボリックリンクとそれ以下のシンボリックリンクを対象とする
f	-f	エラーを表示しない
v	-v	変更内容を詳しく表示する

[モード]

• 数値による指定

よく使うので省きますｗ

• シンボルによる指定

分類	記号	意味
ユーザー	u	所有ユーザー
	g	所有グループ
	o	その他のユーザー
	a	すべてのユーザー
演算子	+	現在のモードに権限を追加する
	-	現在のモードから権限を削除する

||=

現在のモードとは無関係に権限をセットする
権限	r	読み込み
	w	書き込み
	x	実行
	X	制限付き実行 （実行権限があるユーザーがほかにいない場合は付与しない）
	u	現時点の所有者の権限
	g	現時点の所有グループの権限
	o	現時点のその他のユーザーの権限
	s	setuid/setgid
	t	スティッキービット

[使用例]
file1の権限に　「所有グループが書き込み可能」を加える
# chmod g+w file1

file2の権限を　「所有に実行権限を追加、それ以外のユーザーはアクセス拒否」にする
# chmod u+x,go-rwx file2