野球部県大会報告

第一ブロック、12単会を勝ち抜き、12年ぶりの出場となった県大会。
その県大会は第一ブロック予選から3カ月経った10月5日に鴻巣市にて行われた。
各ブロックを勝ち抜いてきた富士見、西秩父、八潮、そして志木の4チームによるトーナメント戦によって埼玉県覇者が決まるこの大会。
初戦の相手は、県大会常連の強豪チーム、第3ブロックの西秩父だ。
試合開始前から我らが志木のチームは雰囲気が良かった。
リラックスした表情と適度な緊張感、そして皆が内に秘めた闘志。負ける気がしなかった。
試合は終始押せ押せムードの中、特に光っていたのが松野投手。
キレの良いスライダーと落差のあるカーブ、そして勢いの衰えないストレート。
相手陣営に付け入る隙を与えず、5対2で快勝した。
続く決勝戦。相手は富士見だ。
約1試合分の休憩時間を挟んだ後のプレイボールとなったこの試合。先発はもちろん松野投手。
だが、前の試合での魂のこもった投球によって、本当は松野投手はもう限界に近い状態だった。
しかし、闘志は決して消える事はなかった。それはエースを必死に支えようと盛り上げる小林キャプテン、そして不動の4番、青木選手の闘志も同じだった。

試合開始に合わせて応援のメンバーも続々と到着する中、決勝戦は始まった。
まずはエースを助けるためにも先制点といきたい所だったが、相手の投手に抑え込まれ、4回まで無得点。
逆に富士見はコンスタントに得点を重ねていき、終わってみれば2対7で負けてしまった。

しかし、志木のメンバーは最後の最後まで誰もあきらめてはいなかった。選手も応援メンバーもゲームセットまで声を張り上げ、身を乗り出し、ゲームに集中し、そして楽しんでいた。
今回の県大会準優勝をもって、小林キャプテン、松野投手、青木選手の主力メンバーは引退をしてしまうが、彼らが培った志木のチームの消えぬ闘志はいつまでも引き継いでいきたい。
みんなで発信委員会 田中 健一

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