秋風に揺れる屋根の上の萩。



こっちにも萩。



その足下で群生している小さな緑も萩？
いつのまにか、屋根のあちこちに萩が生えてきた。
萩は痩せた土地でも育つから、緑化資材としても活用されるのだそうだ。勝手に生えてくるくらいだから、よほど向いているのだろう。
緑化屋根にしようと思えば、最初から芝を植えたりするものだろうが、ウチは予算と体力を理由に、土だけ載せて、気まぐれに花の種など蒔いた状態で３年。それはそれで興味深いものがある。



去年だったか一昨年だったか、種を蒔いたコスモスも、ちらほら咲いている。



苔のようにみっちり生えているのはカモミールだろうか。小さな種が雨に流されて屋根の縁にたまったらしい。
こうなると育つものも育たない気がするが、はたして。



風で土がなくなったところの植物。もうなんだったか覚えていない。
まるで苔玉、こうなってもまだ、枯れた枝の中に、小さな緑が生えている。お見事。