店舗の窓の先にウッドデッキを作る予定ですが、そのまわりをガーデンにすべく先日、ホームセンターで庭木をまとめ買いしてきました。春先は庭木がたくさん入荷するシーズンのようです。



これは"クジャクヒバ"と"ローソン"というらしい。小さい方がローソン。私はその木の成長した状態を全く知らないで購入する事がよくある。このクジャクヒバ、いかにも大きくなりそうな予感・・・安かったので２本購入してしまった。。



トサミズキ。木肌がさらっとしていたのと枝に勢いがあったので購入。”トサ（土佐）”って言うだけあって四国・高知県に多く分布しているらしい。寒くても大丈夫なものかと心配してみたが、イギリスをはじめヨーロッパでも人気があるそうで、大丈夫かも。



ハクモクレン。白くてキレイな花だったので購入したのだが、この何日かの雪、風で、花はすっかり茶色くなってしまった。来春、また白い花を咲かせてくれますように。



サンシュユ。売り場で枝に下がった説明をみたときに「腰痛に効果あり」とあったものだから、これは厨房長にと思い購入。店の玄関前に植えてみた、秋に付ける赤い実に薬効成分があるそうだ。しかし、なんだか変わった花だなぁ。実をどうすれば良いのか知りたくてネット検索してみたところ「イー薬草・ドット・コム」さんの中にサンシュユがあった。ん？腰痛に、なんてどこにも書いてないなぁ。めまい、滋養強壮、インポテンツ、夢精、遺精、夜尿症、、、これはこれは、我ながら店前にありがたいものを植えたものだな。。

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20060515






ゴールデンウィークを過ぎると那須は、新緑が一層眩しくなり、その足下に点在する山ツツジは赤い花を咲かせ、花びらを揺らす風は自分の頬も優しく撫でながら山の頂きへと過ぎて行く。ウグイスやカッコウの鳴き声も山に響き、一年のうちで一番気持ちの良い季節を迎えたように思える。
冬の間は寒いだけでなく、雪が積もっていたり霜で地面が持ち上がってしまっているので庭仕事が出来ない。那須に越してきた年は、店の仕事が暇な季節に、家の作業をしようと思っていたが、大きな木工や庭仕事はそうはいかない。３年目にしてやっと、やりたい事のやるべき時というのが把握出来てきて、店の仕事と作業との折り合いのつけ方も分かってきたような気がする。
苗木が芽を吹く前にと、急いで植えた庭木たちが徐々に花を咲かせてくれている。蕾の状態で連れてきた、上の写真のハクモクレンも、花は枯らしてしまったが若葉は育っている。来年はきっと白い花を咲かせてくれることだろう。



左から、ライラック(click!)、西洋シャクナゲ、斑入りアメリカハナミズキ。
西洋シャクナゲを買った時は白い花が咲くものだと勝手に思い込んでいた...ので、ビックリ。アメリカハナミズキは去年、店前の北寄りに植えていたものを薪置きの南側に引っ越しさせたもの。あの頃はホネホネ〜だった。店前の、しかも北寄りは、冬の強い風が直接当たり、何度も倒れさせてしまっていたのだ。キレイな新芽を出してくれて良かった。たぶん白い花がさくのだと思う。問題の店前北側には夏までに防風壁を設けるつもり。



左から、オオデマリ(clicl!)、シロヤマブキ。
山吹色ではない白ヤマブキ。ネット検索してみると、"シロヤマブキ"と"ヤマブキ"は別種なのだそうだ。うちには2年前から黄色い八重のヤマブキも実家の古河から来たので植えているが、私はこっちのほうが清楚な印象で好みなのだ。



ちょっとづつ資金を作って、いろんな庭木をチョコチョコ植えています。
一見、裏の林と繋がるようにしたいな、と、思ってます。



今、植えているのは敷地の境界よりも手前、背面にはマサキやコニファーを直線的に植えました。目隠しに、と思っているのですが、安い苗を選んだので、まだ背丈にもなりません...
この目隠しと敷地の境界との間は、自分達の車と、親世帯の車の駐車場にしようと思います。そしてその先にはタイニーハウスを作りたいな、と。これは、まだまだ先の話です。

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20060714



湿度を測れば90％、雨と霧の間を行ったり来たりな毎日です。
2つめのパーゴラやデッキ作りは休憩中。しかし、植物たちはまんざらでもないようで割とスクスク育ってます。ちょっと雨がやんだから表に出て久しぶりに庭をチェック。






左端にはちょっとワイルドに車を突っ込んでます。地面の傾斜を均していないのでドアは自動で閉まります。（片側だけですけど...）
手前のパーゴラと建物との間に、高く伸びた細い樹が植えてあるんですが（見えにくいなぁ）、それは今年の春に植えたナツメです。うまく結実すといいなぁ。
そして、奥に見える薄茶色い「梁」が現在作りかけの目隠し壁＆パーゴラです。ちょっと分かりにくいですね。



これがナツメの木の芽（写真左）。ナツメ（棗）は夏芽とも書くそうで、なるほど、これなら梅雨が開けたころでもまだ「芽」だなぁ。パーゴラの下のギボウシ（写真右）は涼しげな花を咲かせてました。



（写真左）いろいろ植えた庭木たちもひと回り大きくなりました。私好みのジャングルになりつつあります。
（写真右）以前、地植えしたマジョラムが冬を越さなかったので、今年の春は、オレガノと一緒に鉢植えにしてみました。オレガノの花もキレイだな。

作りかけのパーゴラを眺めながら実感したこと。自然の景色の中に直線を一本通してみると景色がグッと締まるということ。好きな植物をアレコレ植えただけではそうはいかない。僕の偏見かもしれないが、農家の庭先には沢山の植物が植えられているが何処か庭木センターのように見えてしまうことがある。建築にとっては当たり前のことだと思うけど、庭作りでも、配置だけでなく、自然を美しく見せるための人工的な線、もしくは面というのがあるのだな、と再確認。僕ももっと意識しながら作らなければなぁ。