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ひかり電話が SIP に対応しているらしい。
Android 2.3 で SIP にネイティブ対応しているので、子機に出来るそうな。
更に VPN 張れば、出先から自宅の電話から発信可能だとか。

まず、前提条件としてはひかり電話が子機対応している必要があるのだが、ひかり電話対応機器 AD-101SE の場合、子機が持てない。
これは、ひかり電話のオプションとしてテレビ電話というのがあるので、これを付加すると、「テレビ電話」対応ひかり電話対応機器 AD-200SE、AD-200NE、RT-200KI のいずれかに交換してもらえるとのこと。

Tips

ひかり電話対応機器の交換

テレビ電話オプションを申し込んだところ AD-101SE の交換用として AD-200SE が送られてきたので機器の交換を行った。

通常 CTU で DHCP の固定 IP 割り当てを確認すると 192.168.24.2 がひかり電話になっている。
NTT 局側の設定で、ひかり電話として使う機器の MAC アドレスを登録すると、この項目にその MAC アドレスが反映されるそうである。
NTT 側の設定変更予定時刻を過ぎても、この MAC アドレスが交換前の端末のものである場合、交換後の端末はまだひかり電話として使える状態になってないらしい。
この状態で AD-200SE にログインして通信ログを確認すると、自動設定サーバーで認証エラーが発生していることを確認出来る。
認証エラーの状態では、ひかり電話のネットワークにアクセスできない状態なので、ファームウェアのバージョンアップ等も出来ない状態である。

NTT 側の設定変更予定時刻を過ぎても、設定が変更される気配がなければサポートに電話して変更してもらう必要がある。
これは、フレッツ光お客様サポートの「故障、設定について」や「ひかり電話、フレッツサービスのに関する故障などのお問い合わせ」にある窓口へ問い合わせれば良い。フリーダイヤルで問い合わせる場合、最初に音声案内で、問い合わせ内容が「ひかり電話の故障」、「フレッツ系サービスの故障」、「フレッツ設定マニュアル・設定ガイド及び添付のCD-ROM」のどれかと聞かれる。故障ではなく初期設定の問題なのだが「ひかり電話の故障」が正解らしい。

NTT 局側でひかり電話用の端末の MAC アドレス設定が完了すると AD-200SE にひかり電話として固定 IP が割り当てされる。
ここで AD-200SE を再起動すると、自動設定サーバーが正常終了した後、ファームウェア自動更新が行われれる。
更新が終了すると、ひかり電話の準備が整うので VoIP ランプが点灯するはずである。

以下、その過程のログ。

AD-200SE 通信ログ

AD-200SE イベントログ

認証エラーの状態で再起動すると NTP サーバーに到達できないせいか毎回 RTC がリセットされるので分かり辛いのだが 1970/01/01 10:14:21 〜 11:14:39 のところで、NTT 局側の設定変更が完了し AD-200SE にひかり電話用の固定 IP 192.168.24.2 が割り当てられたようだ。この状態で機器再起動すると自動設定サーバが正常完了しファームウェア自動更新と再起動を2度繰り返した後ようやくひかり電話として使えるようになっていることが分かる。

SIP クライアントの設定

SIP サーバーは AD-200SE の LAN 側の IP アドレスとなる。これは通常 192.168.1.1/24 である。ポートは標準の 5060 が用いられているようだ。
AD-200SE の WAN 側からは LAN 側にある SIP サーバーに到達できない。
またスマホ等の Android 端末を SIP クライアントにする場合、通常は無線 LAN 以外で繋ぐ方法がない。
従って、AD-200SE に専用の無線 LAN カードを挿すか LAN 側に無線 LAN のアクセスポイントを用意する必要があるようだ。
# NAT を設定すれば WAN 側の port 5060 を LAN 側の 192.168.1.1 に繋げそうな気がするがうまく行かなかった。
AD-200SE の LAN 側にぶら下がっている端末は CTU と AD-200SE で計 2 段のルーターを超えることになるが Skype などの P2P 的仕組みのソフトも含めてインターネットには問題なく繋がった。

なお AD-200SE と Android2.3 における SIP の設定項目は以下のように対応している。
AD-200SEAndroid2.3
内線番号ユーザー名
パスワードパスワード
ユーザーID認証ユーザー名
内線番号とユーザーIDを同一にしておけば認証ユーザー名の設定は不要。空欄のままで良い。
MAC アドレスは端末制限用のようで、特に設定しなくても認証さえ通れば問題なく使える。

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