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• 日経メディカル / 2019-02-02: N95マスクを患者さんに着けないで

要点をまとめると以下のような内容。

• 結核患者に対する N95 マスク着用についての苦言
• N95 マスクは感染を予防したい人用(主に医療従事者向け)
• N95 マスクは呼吸時の抵抗が大きく呼吸器障害のある患者にとっては拷問に近い
• 結核菌の飛散防止のつもりなら通常のサージカルマスクで十分
• そもそも N95 マスクの着用方法が不適切な例が散見され N95 マスク着用の意味がない

なお、N95 マスクは「0.3μm以上の塩化ナトリウム結晶の捕集効率が95％以上」という記述があるが、

• Wikipedia / N95 マスク

によると、N95 マスクというのは米国労働安全衛生研究所(NIOSH: National Institute of Occupational Safety and Health)による規格だそうで、

• N (Non resistant to oil): 耐油性なし
• 95: 0.1〜0.3μmの微粒子を95%以上除去できる

という意味らしい。
「N規格の試験粒子は、塩化ナトリウム（NaCl）、DOPが用いられる。」とあるので、塩化ナトリウムと言う記述は不正確ではないだろうか？
なお、DOP というのは、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)の事のようだ。

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折角、国立病院機構のお医者様が本業の時間を割いて注意喚起で記事書いてくれているのに、わざわざ会員限定記事にする日経メディカルの神経が分からないと言うか、正直、馬鹿じゃねぇの？って思う。