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雑感

2020-02-10: 雑感

このキーボードは使い勝手が結構ピーキーかも。
普段使っている既製品のキーボードに慣れていると、キーを縦横真っ直ぐに並べた場合、M とか N のキーがかなり打ち辛く感じる。
これはむしろ既製品の方が、左右非対称で左上から右下に流れるというかなりおかしな配列なんだけど、それに何十年も慣れさせられた結果、左右対称だとかえって打ち難い体になってるという意外な発見があった。

左右分割式なのでハの字に置けるけど、これもハの字の角度でかなり打ち心地が変わってくる。
かなり不思議な感覚かも。

もちろん、左右のボードもキーも物理的にかなり自由な位置に再配置可能なので、細かい調整次第では化けそうではあるんだけど、キーを限界間で詰めて並べても若干キーピッチが広目な感じがしていて、少し打ち辛い。
もう少しスモールサイズのキーで並べ替え自由だと良いんだと思うのだが、Cherry のメカニカルスイッチ使っている関係上、ベースのサイズはこのサイズが限界なのかも?

あと、やはり日本人としては、キートップが日本語仕様じゃないのがちょっと気になる。
何も考えずに繋いだらキートップは US キーボードなのにデバイス的には JP 106 キーボードとして認識された。
バックスラッシュとアンダーバー(\_)のキー、及びバックスラッシュと縦棒(\|)のキーとして機能するキーが添付されてないという、実用上困る問題がある他、
なぜか、テンキー(?)の * と / らしきキーだけ余分に入ってたりとか、ちょっと良く分からないキー構成になっている。
もちろん、変換キーとかはない。
多分ユーティリティソフトでキー割り当て変えれば解消するんだろうとは思うけど、JP106 ユーザーはデフォルトのキーバインドだと実用上いろいろと困ると思う。
なおユーティリティソフトは中文版なので、そこも少しハードルあるかも。

しかしソフト的な問題は、まだ問題は少ない部類かもしれない。
より気になったのは、バックスラッシュとアンダーバー(\_)の刻印で実際には中括弧と大かっこ(]})になってるキーが他のキートップより大きかったり、そもそものベース自体も大きかったりといった箇所。
いやこれ、製品コンセプトからすると標準サイズにすべきでは?って思った。

という事で、これ US キーボードだとそうでもないかもしれないけど、JP キーボードとして運用するにはいろいろと辛そうな雰囲気が随所に見られた。

あと、当然と言えば当然なんだけど、普通のキーボードは右側にキーが多いので、通常のキーボードと左右の手の担当キーを揃えると、
カーソルとか、INS, DEL, HOME, END, PgUp, PgDn 等が右には収まらないため、変態配置が必須じゃないかと。
もう少しベース基盤のサイズに余裕があれば良いんだろうけど、これは結構致命的な問題かもしれない。

製品コンセプトとしてはかなり尖ってて可能性を感じるし、実験用としてはこれ以上にない使い勝手が得られそうなのは確かなのだが、
実用するには、かなり頑張ってセッティングを詰めて行かないと既製品に対するメリットの多くが、スポイルされそうな雰囲気かも。

なお、磁力によるキーの固定はかなりしっかりしていて、少々叩いてもずれたりはしない感じだった。
ベース基盤も結構重量があって、自重でしっかりと固定される。

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