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IPv6 の下位 64 bit とプライバシーや匿名性の問題

IPv6 の下位 64bit は MAC アドレスから生成されるため PC を一意に特定される可能性があり、プライバシー上の問題が懸念される。
これを解決するためには RFC4941(Privacy Extensions for Stateless Address Autoconfiguration in IPv6) が用いられ、これは、tempolary address、一時 IPv6 アドレス、匿名アドレス等と呼ばれる。

参考:

リンクローカルアドレス

IPv6 が有効な状態であれば設定不要で利用可能。
有効範囲はルーターを越えないサブネット内に限られる。

プレフィックスは FE80::/64
インターフェイス識別子は次の2つのルールで生成される
  • MACアドレス上位3バイトと下位3バイトを 0xFF,0xFE で繋ぐ
  • ユニバーサル/ローカル ビットを補完する(MACアドレスの 1 バイト目に 0x02 を xor する)
例:
MAC00:11:22:33:44:55
IPv6fe80::0211:22ff:fe33:4455/64

参考:

Firefox

Socks

Windows で IPv6 が有効になってると、モバイルした先で IPv6 が利用できない場合、Socks で Proxy 接続出来ない事がある。
これはどうも、名前の解決に IPv6 を使おうとするのが原因っぽい。
この場合、about:config を開いて、network.dns.disableIPv6 = true を設定しておくと良い。
2012-06-26: 追記
これ、localhost 引いてるからと違おうか?
127.0.0.1 にしとけば大丈夫なのではないか?

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