例えば、総和の記号Σを用いた以下の数式が2次形式で以下のように表示される場合
これを行形式で表示すると以下のような LaTeX 数式ライクな表示になる。
Word における数式の入力は LaTeX 並に容易と言っても良いだろう。
ただし、問題は「▒」を入力する方法。
これはユニコードの U+2592 なのだが、
Word の数式エディタの設計者は何を考えてこの文字をセパレータに選んだのか?
そもそも彼らは 1 バイトコード圏の人間のはずなのだが、
なぜ入力の簡単な \〜 から始まるエスケープ文字列ではなく
よりにもよってこんな入力困難なバイナリを選んだのか正直理解に苦しむ。
折角の LaTeX ライクな数式入力が台無しである。
とりあえず Word 上で作業している場合に限定した場合、
ユニコードの文字コードさえ分かっているなら、
以下のような簡単な操作で入力可能。
IME の場合、若干面倒ではあるが、以下の操作で入力可能。
あまり簡単には出来そうにないの、こちらは実用性はあまりないかもしれない。
万が一こういうコードが他にもあった場合、
文字コード 2592 をどうやって調べれば良いかと言う点については、
例えば「▒」を Cygwin のターミナル(UTF-8 環境下の mintty)の上にコピペして、
以下のようにすれば UCS2 の文字コードが判明する。
参考:
これを行形式で表示すると以下のような LaTeX 数式ライクな表示になる。
y=\sum_i^n▒x_i実際、この通り入力すれば [SPACE] を叩く毎に2次形式に変換されて表示されるので、
Word における数式の入力は LaTeX 並に容易と言っても良いだろう。
ただし、問題は「▒」を入力する方法。
これはユニコードの U+2592 なのだが、
Word の数式エディタの設計者は何を考えてこの文字をセパレータに選んだのか?
そもそも彼らは 1 バイトコード圏の人間のはずなのだが、
なぜ入力の簡単な \〜 から始まるエスケープ文字列ではなく
よりにもよってこんな入力困難なバイナリを選んだのか正直理解に苦しむ。
折角の LaTeX ライクな数式入力が台無しである。
とりあえず Word 上で作業している場合に限定した場合、
ユニコードの文字コードさえ分かっているなら、
以下のような簡単な操作で入力可能。
U+2592[ALT+X]U+ はなくても良いが、その場合、変換したい文字の直前に16進数値があると誤変換される。
IME の場合、若干面倒ではあるが、以下の操作で入力可能。
[E/J]2592[F5][ENTER][E/J]まぁ、でも、テキストエディタで作業して Word に流し込みとか
あまり簡単には出来そうにないの、こちらは実用性はあまりないかもしれない。
万が一こういうコードが他にもあった場合、
文字コード 2592 をどうやって調べれば良いかと言う点については、
例えば「▒」を Cygwin のターミナル(UTF-8 環境下の mintty)の上にコピペして、
以下のようにすれば UCS2 の文字コードが判明する。
$ echo -n ▒ | iconv -f UTF-8 -t UCS2LE | od -tx2 0000000 2592 0000002
参考:
- TechRacho / 2013-04-19: WordでUnicodeコードポイントを直接入力する
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