シリアル端子接続タイプの UPS
付属ケーブルは D-Sub 9pin で一見通常のシリアルケーブルに見えるが、専用ケーブルであり、信号線同士の結線が特殊なので注意。
専用ケーブルを使ってる割に特にインテリジェントというわけでもなく、充電割合等の細かい情報は取得出来ない。基本的に、AC入力の有無とローバッテリー状態の検出が出来る程度(マニュアルの「表2.通信ポート構成」を参照)。
信号線の配列は以下のようになっている模様
UPS PC 9 pin connector LB* 5 --> 1 DCD SD 1 <-- 4 DTR GND 4 --- 5 GND OL* 6 --> 8 CTS
以下の設定で OK
/etc/nut/ups.conf
2012-10-22 現在、この件についてソースを再度確認してみたところ 2008-02-13 に行われた修正で、きちんと CP の設定を変更した後に CP のチェックを飛ばすように変更されていたので、現在は upstype については特に気にする必要はないはず。
/etc/nut/ups.conf
[UPS-650D] driver = genericups port = /dev/ttyS0 upstype = 9 mfr = "SANWA SUPPLY" model = UPS-650D CP = none OL = -CTS LB = -DCD SD = DTR上記の設定では CP,OL,LB,SD の設定を全部変更しているので upstype はどうでも良さそうなものだが、2007年7月当時、試行錯誤した挙句どうしても上手く行かなかったので genricups ドライバーのソースを当たってみたところ CP,OL,LB,SD の設定変更をかける前に、upstype でプリセットされた設定で CP のチェックが飛ばされるという実装になっていた。このために upstype=11 (= OEM 元と思しき Powerware 3115) 等 CP=DTR となっている設定をベースにすると CP の設定を変更する前に DTR が飛ばされて、UPS 側はこれを SD 信号として受け取ってしまうため nut が起動すると同時に UPS が shutdown してしまっていた。仕方ないので回避策として CP=none となってる upstype=9 をベースに CP,OL,LB,SD の設定を変更してやるのが都合が良いという理由で上記のように設定していた経緯がある。
2012-10-22 現在、この件についてソースを再度確認してみたところ 2008-02-13 に行われた修正で、きちんと CP の設定を変更した後に CP のチェックを飛ばすように変更されていたので、現在は upstype については特に気にする必要はないはず。
- Alioth Forge / Proects / nut / SCM Repository / /trunk/drivers/genericups.c
「UPS が 5 秒毎に 3 回警告音を出す」状態が発生。
マニュアル p.22 によると、「UPS の交換要」だそうで。
この機種、交換用のバッテリーないのね。矩形波出力だし、omron に乗り換えて、引き取ってもらうのが吉か?
マニュアル p.22 によると、「UPS の交換要」だそうで。
この機種、交換用のバッテリーないのね。矩形波出力だし、omron に乗り換えて、引き取ってもらうのが吉か?
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参考にさせてもらいました。
バッテリならば、DENSEI-LAMBDA DL3115-650JLですが秋月のWP12-12で使えています。