PIB - FUJIFILM XQ2

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雑感

単三デジカメを偏愛して止まない自分としては、
電源が専用リチウムイオン電池で単三電池非対応という点は、極めて不本意ではあるが、
デジカメ のページに欲しい度をまとめていたら
Amazon でタイムセールやってたのでポチってしまった。
決め手は、
  • 純正で水深 40m 対応のリーズナブルな防水ハウジング
  • F1.8 の明るいレンズ
  • 位相差 AF による高速なオートフォーカス
  • マニュアルフォーカス対応
  • RAW 対応
  • FullHD 60p
  • 軽量コンパクトなボディ
辺りの特徴。

最近特に、
  • 実家の室内が暗くて撮り難い
  • 動き回る子供を撮るのに AF が遅過ぎて追い付けない
って点をかなり問題に感じていたので
1 台で完結させようとすると望遠は諦めるしかなくて消去法でこれしか残らなかった。

携帯性諦めて、場面により使い分けるなら一眼って方向性もあったんだけど、
レンズ代が馬鹿にならないのと、
単三って意味では PENTAX K-50 が欲しかったんだけど、
如何せん基本スペックの古さが気になるようになってきた現状ですら
18-135WRキットだと 6 万越えるし、
先日、渋谷のヤマダ電機でダブルズームキットの展示品処分 \29,800 を見つけて一瞬「お!?」っと思ったけど
展示品だけに状態が気になってスルーしてしまった。

FUJIFILM のデジカメは FUJIFILM FinePix 4500 以来だけどさてどうなるやら。
とりあえず届いたので、試用中。

やはりレンズの明るさは Canon PowerShot SX130 IS とは比較にならない。暗所での効果は劇的。
照明の届かないところは無理だけど、街灯レベルの照明があると、目で見るより明るい画像が撮れる。
半面、明るいところでは SX130 IS でも十分じゃん?って感じで、望遠が 1/3 になるので一長一短と言ったところ。
F値が小さいだけに、背景はかなりボケてくれるんだけど、これは諸刃の剣と言うか、
要は被写界深度が浅いだけなので、
下手に背景に文字とか入ってると、手ぶれやピンボケしたみたいで凄く気持ち悪い写り方になってしまう。
これを見ると、多少であれば被写体が動いてブレるのもある意味味だなという気がしてきた。

なお、まともに撮れている部分については、
内蔵の液晶で確認すると、XQ2 の方が断然綺麗なんだけど、これは液晶の質が大きい、と言うか SX130 IS の液晶がダメ過ぎる。
少なくとも JPEG 保存の画質に関して言えば、そもそも画素数が同じなので PC で確認すると目に見える差はなかった。

AF 速度についてはブランコを正面から撮ってもビシバシ AF が決まるので、素晴らしいわ!と喜んでたんだけど、
後あら PC で見てみると、F2.0 なのに被写界深度が想像以上に深くて人物だけでなく背景にも割とピントが合ってて困惑中。
盛大にボケるのってマクロの時だけとか???

動画については画像サイズと fps は選択出来るのにビットレートは選択出来ない。
FullHD 60p を 13.01 秒で 64,127,104 B だったので、ビットレート換算で 39,423 kbps ってことになる。
H.264 なのでかなりの高ビットレートであるはずなのに圧縮してることがわかる画質なのが凄く謎。
餅は餅屋で動画撮るならビデオカメラにすべきなのだろうか?
世知辛い。

$ avconv -i DSCF0047.MOV

ボディーのホールド感は、右側の幅がちょっと狭くて、親指のグリップついてるんだけど、ここに親指置くと、どうも安定性が悪い。
手の平をボディーに密着させると、安定はするんだけど液晶の右上辺りに親指が来るので指紋だらけになる。
左手に関してもどこ持ったら良いのかって感じでい安定感がイマチチ。
塗装に関しては触った場所に残る皮脂が若干気になる。

SDカードに関しては SanDisk を奢ろうかと思ったんだけど Amazon の評価欄見ると偽物が混じってるっぽいコメントが散見される上に、
価格の幅がありすぎて相場がつかめなかったので、とりあえず Transcend の x300 で様子見。
連射はしてないので、現状、実用上の問題は特に生じていない。

電池はやはり 1 個じゃ辛そう。
USB 充電は 0.59A くらいだった。正直言って遅い。
互換品は信用ならないので論外とは言え、では純正品が信用に足るかと言えば、Apple や GS ユアサでさえ燃やしてるのでどうしたものか。
単三電池内蔵グリップ作るのが正解なんだろうな。
専用リチウムイオン電池は公称 3.6V 960mAh で、満充電直後の電圧は 4.1V あった。

第一印象の総評としては、
Canon PowerShot A570 IS と比べると、電源を除けば、ダイビング用途も含めて代替として完璧なアップグレードと言える。
Canon PowerShot SX130 IS と比べると、暗所と高速AFが必要な場面については完璧なアップグレードではあるが、
それ以外の場面については SX130 IS で良いかなと。特に望遠が必要な場合は代替としてはちょっと辛いところが出て来そう。
専用リチウムイオン電池は公称 3.6V 960mAh
満充電直後の電圧は 4.15V
電池切れ警告時の電圧は 3.25V
USB 充電時の USB の電圧、電流は 4.95V 0.59A で、満充電時の積算電流は 966mAh
積算電流から充電時間を逆算すると約 98 分
純正品は RR-90
構造については以下のページが参考になる。
社外品だと、以下の製品が同等品
  • JJC
    • 有線リモートレリーズ URシリーズ
    • 有線リモートレリーズ Sシリーズ
純正品より高機能でインターバル機能とかあるのが以下の製品
リモートレリーズ純正
互換品
インターバルタイマーコントローラー有線(ケーブル固定)
有線(ケーブル別)
無線(ケーブル別)
Bluetooth(ケーブル別)

2020-06-14: 修理対応期間

現在、以下2点の不具合を抱えており、騙し騙し使っている状態。
  • ジョグダイアルが馬鹿になってて、相当慎重に動かさないとまともに操作できないようになってしまっている。
  • 鏡筒の戻りが悪くなっており、最後まで戻らないため、鏡筒を押し込むか、手首で打撃して戻し切ってやらないと起動に失敗する。
ふと「Fujifilm XQ2 修理」でググると を見つけて、修理対応期間が2020年6月、つまり今月末日までらしいことを知った。うげ。
更に、 に鏡筒戻らなくなった人が修理見積した結果、修理代が25,000円の見積もりで修理をあきらめた話も見つけてしまった。
と言う事はうちは3万コースだろうか?

むむむ、純正ハウジングが用意されてる乗り換えに手頃な機種もないし、来月以降修理も不能になるし、かと言って 2 万以上出して修理する機種でもないし、仮に修理しても別の箇所にガタが来て詰むのは時間の問題だろうしで、修理をするならこれが最後のチャンスって時期に気付けたのは幸運ではあったものの、究極の選択的な状況で困ったぞと。

いっそ、最終処分かかってて、夜景にも強い Pixel3a 辺りが正解なのだろうか?
等とも思いつつ、流石にもう寿命とあきらめて次のカメラを本気で探す時期に来ている模様。

現状、約 4 年 8 ヶ月(約1,700日)で約 9 万枚弱の撮影。
本体\31,430
純正ハウジング\20,189
Transcend TS32GSDU1E (32GB SDXC)\1,680
割引\1,630
\51,669
で入手したので、1日当たり30円、1枚当たり0.57円前後の概算。

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