井田松江古墳群

古　墳　群　名	井田松江古墳群
所　在　地	静岡県沼津市井田（旧戸田村）
規　　模	円墳23基(うち17基保存)
推定年代	古墳時代終末期
調　　査	65年、95年96年調査
状　　態	現状保存
古墳の埋葬施設	横穴式石室・組み合わせ式箱形石棺
出土物	銀象嵌太刀、装身具、金環、武器、馬具等
案　内　板	旧戸田村教育委員会設置
備　　考	県指定史跡
livedoor 地図上の位置	井田松江古墳群

西伊豆の切り立った岬の狭い尾根上に位置する群集墳です。
かなり高い、見晴らしの良い場所に造られていて、駿河湾の向こうに富士山や清水方面の海岸線が望めます。
古墳を造った当時としてはたいへんな作業であったと思われます。

場所は伊豆半島の西側、戸田から大瀬崎に向かって県道17号線を北上すると井田の手前の小さい岬に煌きの丘という景観施設があります。
そこの見晴台から階段でさがった場所に古墳群はあります。

井田松江７号墳からは金環、丸玉、管玉、ナツメ玉、切子玉、ガラス小玉、鉄鏃、馬具、須恵器、人骨などが出土しました。
井田松江１８号墳は石室と組み合わせ式箱形石棺が公開されており、銀象嵌太刀などの武具類、銅釧などの装身具が出土しました。

古墳群全体俯瞰、晴れていれば海の向こう側に富士山などが望まれる。