DD第三種とは

これから試験を受けるに当たって、この資格の社会的役割、何が出来るのか、どういった資格なのかといった事を電気通信国家試験センターのホームページより抜粋する。

電気通信国家試験センター
http://www.shiken.dekyo.or.jp/index.html

目次
  • 電気通信の工事担任者とは
  • 工事担任者資格制度の役割
  • 資格改正について
  • AI種とDD種の違い
  • 改正によって追加された範囲、削除された範囲
  • 資格取得後に許される工事範囲






電気通信の工事担任者とは

電気通信の工事担任者とは、電気通信回線に端末設備、又は自営電気通信設備の接続工事を行い、又は監督する者の資格です。


工事担任者資格制度の役割
**一部割愛

昨今では、IP技術を用いたブロードバンドサービスに急速に変化し、それに伴い、端末設備等も電話系(電話機等)からIP系(パソコン、モデム、ルータ等)に移行しつつある。

ことから、

工事担任者資格制度は、利用者が電気通信事業者のネットワークに自らのネットワークや端末設備等を接続する際に、必要な知識及び技能を持った者が工事を行い、又は実地に監督することにより、全体としての電気通信回線設備を保護し、利用者が安定した良好な電気通信サービスを受けられるようにするために設けられた国家資格制度です。


資格の改正について

IP化の進展に伴う電気通信回線設備及び端末設備の変化・発展を受け、工事担任者規則の改正省令が平成17年4月22日に公布され、8月1日から実施されました。
今回の改正は、時代の要請に対応する形で、資格者証の種類と工事の範囲が全面的に見直されたもので、工事担任者資格制度に関する改正としては、大幅な改正となっています。
(これにより今までのデジタル三種が無くなりdd三種と言う形に統合されました。)


AI種とDD種の違い

アナログ電話及び総合デジタル通信サービスに関わる接続を工事の範囲とするAI種、ブロードバンドインターネット等デジタルデータ伝送に関わる接続を工事の範囲とするDD種が創設され、その規模等により、それぞれ第1種、第2種及び第3種に区分されています(工事担任者規則第4条)

IP系サービスを中心とするDD種と、従来の電話サービス・ISDNサービスを中心とするAI種の二つに大きく分けるともされている。

**さらに詳しくはこちらの表を参照。

**「総合デジタル通信用設備」これは、いわゆるISDNのことを示している。


改正によって追加された範囲、削除された範囲

情報セキュリティ、ネットワークの技術等、ip,新技術に関する項目が強化されています。総合デジタル通信の技術という項目が削除されています。(恐らくisdnの具体的な制御手順などが削除されたのだと思います。)

法規では不正アクセス、認証等の項目が追加されています。

**さらに詳しくはこちらの表を参照。



資格取得後に許される工事範囲

工事担任者制度について
工事担任者については、電気通信事業法第71条第1項において「利用者は、端末設備又は自営電気通信設備を接続するときは、工事担任者資格者証の交付を受けている者(以下「工事担任者」という。)に、当該工事担任者資格者証の種類に応じ、これに係る工事を行わせ、又は実地に監督させなければならない。」とされており、法律によりその役割が規定されています。
さらに、資格者証の種類、工事の範囲をはじめ、工事担任者に関連する事項の詳細については、上記法律に基づく省令(工事担任者規則)においてその規定がなされていますが、今回、この「工事担任者規則」の改正により、工事担任者制度の大幅なリニューアルが行われたことになります。

**工事範囲の詳細はこちらの表を参照のこと



2005年12月02日(金) 10:45:54 Modified by kurtnirvana

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