CROSS†CHANNEL
134 :123:05/03/01 16:26:47 ID:QP2plAqF
「クロスチャンネル」
国家試験により「精神異常者」の烙印を押された生徒達が通う群青学園。
黒須太一は人類が滅亡した、ループし続ける閉じられた世界で放送部部員の
仲を取りもとうと何度も試みるが失敗。
この「人類が滅亡してしまった世界」はパラレル世界で、元の「人類が滅んでいない」
世界はあり、この世界に迷い込んだのは自分のせいであると知った黒須太一は
みんなを元の世界に還す事を決意。みんなを元の世界に還す。
閉じられた世界に一人残った黒須太一は、誰も聞いていないかもしれない放送を
続ける。
818 :クロスチャンネル(詳細):2005/07/19(火) 15:05:37 ID:Na9hvOwl
第一週のC†C編。
学院の長い夏休み。
崩壊しかかった放送部の面々は、
個々のレベルにおいても崩れかかっていた。
初夏の合宿から戻ってきて以来、
部員たちの結束はバラバラで。
今や、まともに部活に参加しているのはただ一人という有様。
主人公は、放送部の一員。
夏休みで閑散とした学校、
ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れあっていく。
屋上に行けば、部長の宮澄見里が、
大きな放送アンテナを組み立てている。
一人で。
それは夏休みの放送部としての『部活』であったし、
完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。
以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。
今や、参加しているのは一名。
そんな二人を冷たく見つめるかつての仲間たち。
ともなって巻き起こる様々な対立。
そして和解。
バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。
そして夏休み最後の日、送信装置は完成する―――
装置はメッセージを乗せて、世界へと―――
819 :名無しさん@初回限定 :2005/07/19(火) 15:06:17 ID:Na9hvOwl
第二週の冒頭で世界で主人公達8人を残して誰もいなくなった事が判明。
8人となったことで元々不安定な関係だった8人の精神は追い詰められていく。
主人公達の通う群青学園とは適応係数の高い者(心に何らかの病を持つ社会不適合者)と外障を持つ人間を閉じ込める一種の隔離施設。
その中で主人公は84%という群青の中でも極めて高い数値を叩き出していた。
一週間後の日曜の昼になると世界はループして約一週間前の月曜の朝を迎える。
崩壊シナリオ(宮澄見里メイン)
C†Cシナリオとほぼ同じ流れだが、七日目の昼に折角完成させたアンテナが壊されている事が判明する。
その犯人は見里の弟の友貴(主人公太一の親友)だった。2人はゲーム開始の少し前から何らかの理由で非常に仲が悪くなっていた。
その場が険悪になったとき、屋上に太一の後輩の霧と美希が乱入。
ボウガンを突きつけて、隣町に死体が在った事を告げ、他のメンバーが信じられないから離れると宣言。
そのごたごたの中で太一の狂気が溢れ出しそうになるところでボウガンが太一の胸を貫く。
崩れ落ちる太一が最後に見たのは太一の1年先輩で自称婚約者のスーパーくの一、支倉曜子が残りのメンバーを皆殺しにしている光景だった。
純化シナリオ(桐原冬子)
気が強く中々他人に気を許さない根っからのお嬢様の冬子はそれ故にろくに食事も作れずに栄養失調で倒れてしまう。
そこを太一に助けられ、2人は同棲する事となった。(2人は一時期付き合いがあり、しかし別れた)
彼らは昼は学校に通って時にはアンテナを作ったりしながら一週間を過ごした。
そして日曜の昼になると崩壊シナリオ同様の事件が発生。
しかし霧の放ったボウガンは太一を庇った冬子に命中。それを見た太一は屋上から身を投げる。
820 :クロスチャンネル(詳細)3:2005/07/19(火) 15:06:44 ID:Na9hvOwl
CROSS POINTシナリオ(霧)
週の初めに度々太一の前に現れる謎の少女七香に言われるままに太一は裏山にある祠へと向かい、
社の中に数冊のノートが置いてある事を発見する。
そこには自分の筆跡で自分の文章の癖によって綴られた一週間の記録があった。
それを見て太一は世界がループしている事を知る。(ループした際に記憶も消える)
その後、太一は何かと敵視してくる霧が夜中に太一に当てる為にボウガンの練習をしているところを発見。
しかし曜子が現れて霧を恫喝。霧は脅えて矛を収める。
やがて一週間が終わりに近付く頃、耐えられなくなった霧は太一を問い詰める。
霧が太一を憎むのはかつて太一の親友であり、霧の兄的存在でもあった新川豊の自殺に太一が絡んでいると思ったから。
そこで太一は自らと豊の関係を教える。
太一は幼い頃に女装させられて豊の親や親戚、果ては豊自身にも何度もレイプされた過去を持つ。
その境遇から逃げ出すために太一は新川の関係者を全て殺害。
尚反抗について子供だった太一の関与は疑われなかったがその経験により適応係数84%となる。
豊はその時の生き残りで、その当時の経験で記憶喪失になり更に片足がうまく動かなくなる。
豊の自殺の理由は太一が豊の記憶を思い出させたから。
太一は豊を恨んではいないが、起きた事をなかった事にする事が許せずに豊に真実を告げた。
霧は事情を知って号泣。償いの為に太一に身を任せる。
やがて日曜日の昼になり、太一は群青学園の放送「CROSS † CHANNEL」で豊を許して上げられなかった事を懺悔する。
821 :クロスチャンネル(詳細)5:2005/07/19(火) 15:15:43 ID:Na9hvOwl
invisible murder invisible tears(美希)
美希の思いつきで太一と美希と霧は裏山の上で夕日を眺めた。その時何故か美希は涙を流す。
その事を疑問に思いながらも太一は七香の忠告に従って祠へ向かう。
しかしそこに辿り着いたとき太一が見たものは何者かが仕掛けたトラップによって殺された支倉曜子の姿だった。
太一が曜子の死体を検証している場面を見た霧は太一が殺したと思い込み、逆上して逃走する。
やがて次々に残ったメンバーが死体となって現れる。
冬子は自宅で何者かに刺され親友の桜庭(太一、友貴、桜庭の三人で三馬鹿トリオとも呼ばれる)が旅に出る事を告げて消える。
友貴は崩れたアンテナの部品が胸に刺さって死亡。それを見た見里は身を投げる。
一方、太一を狙っていた霧は狙撃に失敗して逃亡。
太一が彼女を追い詰めた瞬間、美希の放ったボウガンが彼女の息の根を止めた。
美希は祠周辺では記憶のリセットがかからない事に気がつき、繰り返される週を50回以上繰り返していたのだ。
彼女は突発的に暴走して皆殺しを行う太一を危惧して霧をけしかけて始末しようとしていた。(他の殺人に関しては偶然や事故等)
事情を聞くと太一は日記を祠に置いて日曜日の昼に屋上に向かう。
ループが始まる直前、ループを独りでやり過ごす事を恐れた美希が駆けつける。
美希によると、今いる世界は自分たちの居た世界ではないとの事。
消えてしまった人間が残した日記によると今いる世界にも太一たちは存在していたが、
人間が消えていく過程でこの世界の太一によって皆殺しにされたとの事。
自分達は妙な世界に紛れ込んだのだと告げる美希は震えながらリセットを受け入れる。
822 :クロスチャンネル(詳細)5:2005/07/19(火) 15:20:14 ID:Na9hvOwl
たったひとつのもの
祠の日記によってループのからくりを知った太一は何とか全員が仲良くなれるように尽力するものの、
1人だけならともかく互いに複雑な葛藤や対立を抱えているほかのメンバーのわだかまりは解けず、結局日曜の昼に崩壊は起きる。
太一はそれを知って慟哭するが、七香から自分達が異世界に紛れ込んだのは己の持つ特殊な目のせいだと告げられる。
対立しあう人間関係に疲れ、暴走して誰かを壊してしまう自分に脅えた太一は、
誰もいないところに行きたいと願ったが一緒にいたメンバーがそれに巻き込まれたのだ。
太一はそれを知って他のメンバーを元の世界に送還させる事を決意する。
送還編
親友(桜庭)
桜庭を送還させるために太一は日曜の昼まで彼を自宅にとどめる。
そして日曜の昼に桜庭を送り返そうとした時、桜庭に親友だと告げられ、彼の姿がなくなったときに太一は泣く。
あやまりたくて(見里、友貴)
言葉巧みに見里を丸め込んで日曜の昼に送還するための場所に連れて行くことに成功する太一。
その過程で土曜の夜にアンテナを壊そうとした友貴と接触。
彼の口から見里が彼女の為に不正(横領)を行った父親を告発した事を知らされる。
友貴は父親の愛情にそんな形でお返しをした姉を許せなったが、
太一の口から彼女の適応係数の高さが規律違反をどうしても許せないという性である事を聞かされる。
姉の病理を知って一応の納得した友貴は少しだけ彼女に歩み寄る。そして日曜日の昼に太一は2人を送還する。
disintegration(冬子)
純化編のように同棲する事になる2人だが、かつて付き合っていた経験から太一は冬子の病理を知っていた。
彼女は滅多に人に心を許さない代わりに、心を許した人には際限もなく依存し、独占するという性質があった。
別れ話をきりだした太一を翻意させるために冬子は切腹した事があったのだ。
太一は冬子と同棲しつつ、彼女が自分に依存しないように突き放した態度で接する。
やがて日曜の昼、太一は「今度は見捨てたんじゃない」と言いながら彼女を送還した。
823 :クロスチャンネル(詳細)6:2005/07/19(火) 15:20:50 ID:Na9hvOwl
大切な人(霧)
CROSS POINTと大体一緒だが、豊との過去を話した後に太一は霧に償いを求めず、日曜の昼に彼女を送還した。
いつか、わたし(美希)
霧が送還された事で、不安定な精神状態になった美希に付き合う形で、太一は彼女に接近。
美希が己とは違って他人との繋がりを痛切に願っている事を知る。
そして日曜日の昼に彼女を送還する。
弱虫(曜子)
曜子と太一以外誰もいなくなった世界。
曜子が2人っきりで過ごそうとしている事を見抜いた太一は先手を売って彼女を捕らえようとするものの返り討ちにあう。
逆に日曜日まで監禁されてしまうが、昼になる直前に太一は曜子の弱点
(かつて太一と曜子が新川達を殺害したときに、曜子は誰一人殺せず、手を下した太一に恐怖した)
を突いて彼女の精神を揺さぶり脱出して彼女を送還する。
824 :クロスチャンネル(詳細) ラスト:2005/07/19(火) 15:27:11 ID:Na9hvOwl
C×C編
ついに世界に独りになった太一。
彼は一週間ごとにアンテナを作って日曜の朝に放送を開始、昼には社に戻ってループをやり過ごす日々を送っていた。
しかし数十週が経つ頃、彼の中の孤独感は頂点に達して彼は突発的に自殺しようとして我に帰る。
帰りたいと願っても太一にだけ見える皆を送還した出口は消失していた。
乱れた思考はいつのまにか原初の記憶を引きずり出した。
それによると太一の母親は七香で、彼女は心から太一の事を愛していた事。
それを悟った太一はそれまでずっと胸の中で渦巻いていた狂気が消えた事を知る。
このかけがえのない気持ちが消えてしまわぬように、いつかこの空がなくなるその日まで(世界が消えるまで?)
生き抜く事を誓う。
黒須ちゃん、寝る編
元の世界に戻った七人は時折ラジオから聞こえてくる放送から太一が向こうで1人で放送を続けている事を知る。
一方太一は屋上で寝ていたが、その寝顔を見ながら七人(ループ世界の太一に殺されたループ世界の七人?)が別れを告げる。
そして太一はループ世界の崩壊により元の世界に戻った?(ラストの蝉の鳴き声)
ところで第一週目のC†C編はループ世界の出来事ではありえないため、
「黒須ちゃん、寝る」で太一が見ていた夢だと言う考えが有力。
504 :CROSS†CHANNEL:2005/12/12(月) 02:03:10 ID:8APJktMk0
CROSS†CHANNELスレにあったやつを甜菜。
1週間でループしてしまう世界
その1週間内で何が起ころうともリセット。
ただ一つ祠付近だけはループの影響を受けない。
太一は自転車娘の七香に導きで、その事実を知った。
そこで太一は、祠に1週間を記録した日記を置いて、
次の週の自分の助けになるようにした。
しかし、いくら日記が増えても、
みんなが一緒に幸せになれる週は作れなかった。
理由は二つ。一つは太一の過去にある。
太一は昔、レイプされた。レイプされ続けた。
そして太一は1人でレイプした人やその家族を全員殺した。
その時の経験が元で、太一は突発的に人を殺す衝動に襲われる。
1週間の間でみんなを殺してしまうのだ。
もう一つは部員同士の仲が悪すぎること。原因は主に3つある。
1、太一は霧の従兄を殺した。
霧の従兄は太一をレイプした人の一人。そのことを太一は知ってしまったからだ。
2、美里と友貴は兄弟。
罪を犯してまで二人を守ってくれた父親を美里は警察に通報した。
3、冬子は昔、太一と恋人であった。
しかし、太一に突然フられた。その時に自殺未遂をした。
これらの原因により部員の仲は1週間で修復するのは不可能だった。
太一はそのことに絶望した。
そして、みんなを元の世界に送り戻すことを決意する。
自分ひとりだけはこのループする世界にとどまることも。
全員を送り戻し一人になった時、そこで唐突に気付いた。
七香は自分の母親だったのだと。
「クロスチャンネル」
国家試験により「精神異常者」の烙印を押された生徒達が通う群青学園。
黒須太一は人類が滅亡した、ループし続ける閉じられた世界で放送部部員の
仲を取りもとうと何度も試みるが失敗。
この「人類が滅亡してしまった世界」はパラレル世界で、元の「人類が滅んでいない」
世界はあり、この世界に迷い込んだのは自分のせいであると知った黒須太一は
みんなを元の世界に還す事を決意。みんなを元の世界に還す。
閉じられた世界に一人残った黒須太一は、誰も聞いていないかもしれない放送を
続ける。
818 :クロスチャンネル(詳細):2005/07/19(火) 15:05:37 ID:Na9hvOwl
第一週のC†C編。
学院の長い夏休み。
崩壊しかかった放送部の面々は、
個々のレベルにおいても崩れかかっていた。
初夏の合宿から戻ってきて以来、
部員たちの結束はバラバラで。
今や、まともに部活に参加しているのはただ一人という有様。
主人公は、放送部の一員。
夏休みで閑散とした学校、
ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れあっていく。
屋上に行けば、部長の宮澄見里が、
大きな放送アンテナを組み立てている。
一人で。
それは夏休みの放送部としての『部活』であったし、
完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。
以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。
今や、参加しているのは一名。
そんな二人を冷たく見つめるかつての仲間たち。
ともなって巻き起こる様々な対立。
そして和解。
バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。
そして夏休み最後の日、送信装置は完成する―――
装置はメッセージを乗せて、世界へと―――
819 :名無しさん@初回限定 :2005/07/19(火) 15:06:17 ID:Na9hvOwl
第二週の冒頭で世界で主人公達8人を残して誰もいなくなった事が判明。
8人となったことで元々不安定な関係だった8人の精神は追い詰められていく。
主人公達の通う群青学園とは適応係数の高い者(心に何らかの病を持つ社会不適合者)と外障を持つ人間を閉じ込める一種の隔離施設。
その中で主人公は84%という群青の中でも極めて高い数値を叩き出していた。
一週間後の日曜の昼になると世界はループして約一週間前の月曜の朝を迎える。
崩壊シナリオ(宮澄見里メイン)
C†Cシナリオとほぼ同じ流れだが、七日目の昼に折角完成させたアンテナが壊されている事が判明する。
その犯人は見里の弟の友貴(主人公太一の親友)だった。2人はゲーム開始の少し前から何らかの理由で非常に仲が悪くなっていた。
その場が険悪になったとき、屋上に太一の後輩の霧と美希が乱入。
ボウガンを突きつけて、隣町に死体が在った事を告げ、他のメンバーが信じられないから離れると宣言。
そのごたごたの中で太一の狂気が溢れ出しそうになるところでボウガンが太一の胸を貫く。
崩れ落ちる太一が最後に見たのは太一の1年先輩で自称婚約者のスーパーくの一、支倉曜子が残りのメンバーを皆殺しにしている光景だった。
純化シナリオ(桐原冬子)
気が強く中々他人に気を許さない根っからのお嬢様の冬子はそれ故にろくに食事も作れずに栄養失調で倒れてしまう。
そこを太一に助けられ、2人は同棲する事となった。(2人は一時期付き合いがあり、しかし別れた)
彼らは昼は学校に通って時にはアンテナを作ったりしながら一週間を過ごした。
そして日曜の昼になると崩壊シナリオ同様の事件が発生。
しかし霧の放ったボウガンは太一を庇った冬子に命中。それを見た太一は屋上から身を投げる。
820 :クロスチャンネル(詳細)3:2005/07/19(火) 15:06:44 ID:Na9hvOwl
CROSS POINTシナリオ(霧)
週の初めに度々太一の前に現れる謎の少女七香に言われるままに太一は裏山にある祠へと向かい、
社の中に数冊のノートが置いてある事を発見する。
そこには自分の筆跡で自分の文章の癖によって綴られた一週間の記録があった。
それを見て太一は世界がループしている事を知る。(ループした際に記憶も消える)
その後、太一は何かと敵視してくる霧が夜中に太一に当てる為にボウガンの練習をしているところを発見。
しかし曜子が現れて霧を恫喝。霧は脅えて矛を収める。
やがて一週間が終わりに近付く頃、耐えられなくなった霧は太一を問い詰める。
霧が太一を憎むのはかつて太一の親友であり、霧の兄的存在でもあった新川豊の自殺に太一が絡んでいると思ったから。
そこで太一は自らと豊の関係を教える。
太一は幼い頃に女装させられて豊の親や親戚、果ては豊自身にも何度もレイプされた過去を持つ。
その境遇から逃げ出すために太一は新川の関係者を全て殺害。
尚反抗について子供だった太一の関与は疑われなかったがその経験により適応係数84%となる。
豊はその時の生き残りで、その当時の経験で記憶喪失になり更に片足がうまく動かなくなる。
豊の自殺の理由は太一が豊の記憶を思い出させたから。
太一は豊を恨んではいないが、起きた事をなかった事にする事が許せずに豊に真実を告げた。
霧は事情を知って号泣。償いの為に太一に身を任せる。
やがて日曜日の昼になり、太一は群青学園の放送「CROSS † CHANNEL」で豊を許して上げられなかった事を懺悔する。
821 :クロスチャンネル(詳細)5:2005/07/19(火) 15:15:43 ID:Na9hvOwl
invisible murder invisible tears(美希)
美希の思いつきで太一と美希と霧は裏山の上で夕日を眺めた。その時何故か美希は涙を流す。
その事を疑問に思いながらも太一は七香の忠告に従って祠へ向かう。
しかしそこに辿り着いたとき太一が見たものは何者かが仕掛けたトラップによって殺された支倉曜子の姿だった。
太一が曜子の死体を検証している場面を見た霧は太一が殺したと思い込み、逆上して逃走する。
やがて次々に残ったメンバーが死体となって現れる。
冬子は自宅で何者かに刺され親友の桜庭(太一、友貴、桜庭の三人で三馬鹿トリオとも呼ばれる)が旅に出る事を告げて消える。
友貴は崩れたアンテナの部品が胸に刺さって死亡。それを見た見里は身を投げる。
一方、太一を狙っていた霧は狙撃に失敗して逃亡。
太一が彼女を追い詰めた瞬間、美希の放ったボウガンが彼女の息の根を止めた。
美希は祠周辺では記憶のリセットがかからない事に気がつき、繰り返される週を50回以上繰り返していたのだ。
彼女は突発的に暴走して皆殺しを行う太一を危惧して霧をけしかけて始末しようとしていた。(他の殺人に関しては偶然や事故等)
事情を聞くと太一は日記を祠に置いて日曜日の昼に屋上に向かう。
ループが始まる直前、ループを独りでやり過ごす事を恐れた美希が駆けつける。
美希によると、今いる世界は自分たちの居た世界ではないとの事。
消えてしまった人間が残した日記によると今いる世界にも太一たちは存在していたが、
人間が消えていく過程でこの世界の太一によって皆殺しにされたとの事。
自分達は妙な世界に紛れ込んだのだと告げる美希は震えながらリセットを受け入れる。
822 :クロスチャンネル(詳細)5:2005/07/19(火) 15:20:14 ID:Na9hvOwl
たったひとつのもの
祠の日記によってループのからくりを知った太一は何とか全員が仲良くなれるように尽力するものの、
1人だけならともかく互いに複雑な葛藤や対立を抱えているほかのメンバーのわだかまりは解けず、結局日曜の昼に崩壊は起きる。
太一はそれを知って慟哭するが、七香から自分達が異世界に紛れ込んだのは己の持つ特殊な目のせいだと告げられる。
対立しあう人間関係に疲れ、暴走して誰かを壊してしまう自分に脅えた太一は、
誰もいないところに行きたいと願ったが一緒にいたメンバーがそれに巻き込まれたのだ。
太一はそれを知って他のメンバーを元の世界に送還させる事を決意する。
送還編
親友(桜庭)
桜庭を送還させるために太一は日曜の昼まで彼を自宅にとどめる。
そして日曜の昼に桜庭を送り返そうとした時、桜庭に親友だと告げられ、彼の姿がなくなったときに太一は泣く。
あやまりたくて(見里、友貴)
言葉巧みに見里を丸め込んで日曜の昼に送還するための場所に連れて行くことに成功する太一。
その過程で土曜の夜にアンテナを壊そうとした友貴と接触。
彼の口から見里が彼女の為に不正(横領)を行った父親を告発した事を知らされる。
友貴は父親の愛情にそんな形でお返しをした姉を許せなったが、
太一の口から彼女の適応係数の高さが規律違反をどうしても許せないという性である事を聞かされる。
姉の病理を知って一応の納得した友貴は少しだけ彼女に歩み寄る。そして日曜日の昼に太一は2人を送還する。
disintegration(冬子)
純化編のように同棲する事になる2人だが、かつて付き合っていた経験から太一は冬子の病理を知っていた。
彼女は滅多に人に心を許さない代わりに、心を許した人には際限もなく依存し、独占するという性質があった。
別れ話をきりだした太一を翻意させるために冬子は切腹した事があったのだ。
太一は冬子と同棲しつつ、彼女が自分に依存しないように突き放した態度で接する。
やがて日曜の昼、太一は「今度は見捨てたんじゃない」と言いながら彼女を送還した。
823 :クロスチャンネル(詳細)6:2005/07/19(火) 15:20:50 ID:Na9hvOwl
大切な人(霧)
CROSS POINTと大体一緒だが、豊との過去を話した後に太一は霧に償いを求めず、日曜の昼に彼女を送還した。
いつか、わたし(美希)
霧が送還された事で、不安定な精神状態になった美希に付き合う形で、太一は彼女に接近。
美希が己とは違って他人との繋がりを痛切に願っている事を知る。
そして日曜日の昼に彼女を送還する。
弱虫(曜子)
曜子と太一以外誰もいなくなった世界。
曜子が2人っきりで過ごそうとしている事を見抜いた太一は先手を売って彼女を捕らえようとするものの返り討ちにあう。
逆に日曜日まで監禁されてしまうが、昼になる直前に太一は曜子の弱点
(かつて太一と曜子が新川達を殺害したときに、曜子は誰一人殺せず、手を下した太一に恐怖した)
を突いて彼女の精神を揺さぶり脱出して彼女を送還する。
824 :クロスチャンネル(詳細) ラスト:2005/07/19(火) 15:27:11 ID:Na9hvOwl
C×C編
ついに世界に独りになった太一。
彼は一週間ごとにアンテナを作って日曜の朝に放送を開始、昼には社に戻ってループをやり過ごす日々を送っていた。
しかし数十週が経つ頃、彼の中の孤独感は頂点に達して彼は突発的に自殺しようとして我に帰る。
帰りたいと願っても太一にだけ見える皆を送還した出口は消失していた。
乱れた思考はいつのまにか原初の記憶を引きずり出した。
それによると太一の母親は七香で、彼女は心から太一の事を愛していた事。
それを悟った太一はそれまでずっと胸の中で渦巻いていた狂気が消えた事を知る。
このかけがえのない気持ちが消えてしまわぬように、いつかこの空がなくなるその日まで(世界が消えるまで?)
生き抜く事を誓う。
黒須ちゃん、寝る編
元の世界に戻った七人は時折ラジオから聞こえてくる放送から太一が向こうで1人で放送を続けている事を知る。
一方太一は屋上で寝ていたが、その寝顔を見ながら七人(ループ世界の太一に殺されたループ世界の七人?)が別れを告げる。
そして太一はループ世界の崩壊により元の世界に戻った?(ラストの蝉の鳴き声)
ところで第一週目のC†C編はループ世界の出来事ではありえないため、
「黒須ちゃん、寝る」で太一が見ていた夢だと言う考えが有力。
504 :CROSS†CHANNEL:2005/12/12(月) 02:03:10 ID:8APJktMk0
CROSS†CHANNELスレにあったやつを甜菜。
1週間でループしてしまう世界
その1週間内で何が起ころうともリセット。
ただ一つ祠付近だけはループの影響を受けない。
太一は自転車娘の七香に導きで、その事実を知った。
そこで太一は、祠に1週間を記録した日記を置いて、
次の週の自分の助けになるようにした。
しかし、いくら日記が増えても、
みんなが一緒に幸せになれる週は作れなかった。
理由は二つ。一つは太一の過去にある。
太一は昔、レイプされた。レイプされ続けた。
そして太一は1人でレイプした人やその家族を全員殺した。
その時の経験が元で、太一は突発的に人を殺す衝動に襲われる。
1週間の間でみんなを殺してしまうのだ。
もう一つは部員同士の仲が悪すぎること。原因は主に3つある。
1、太一は霧の従兄を殺した。
霧の従兄は太一をレイプした人の一人。そのことを太一は知ってしまったからだ。
2、美里と友貴は兄弟。
罪を犯してまで二人を守ってくれた父親を美里は警察に通報した。
3、冬子は昔、太一と恋人であった。
しかし、太一に突然フられた。その時に自殺未遂をした。
これらの原因により部員の仲は1週間で修復するのは不可能だった。
太一はそのことに絶望した。
そして、みんなを元の世界に送り戻すことを決意する。
自分ひとりだけはこのループする世界にとどまることも。
全員を送り戻し一人になった時、そこで唐突に気付いた。
七香は自分の母親だったのだと。
2008年11月24日(月) 00:53:38 Modified by ID:458moKux3g