[861] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart1） : 2007/08/06(月) 03:55:00 ID:K6Atb+ZO0
主人公の黒崎崇（名前変更可）は桜野学園の高校三年生。好きなサッカーも辞め、悪友の脇谷と何の変哲もない日常を過ごしてた。
ある日、主人公と脇谷は主人公の家でAV鑑賞会をすることになった。
AV女優に「この女、何のためにこんなことやっていやがるんだ？見るヤツに何を感じさせたいんだ？くだらねぇ。この国の未来が心配になってくるぜ」
と文句を言う脇谷に対し主人公が「なあ、脇谷。おまえはどんな女ならいいんだ？ぜひ聞かせてくれ」と聞く。
脇谷は口を滑らせ主人公に丸一日かけて好きな人を洗いざらい白状させられそうになる。
翌々日、「テニスコートに同伴なら。」という条件で脇谷の好きな人を実際に見に行くことになるが、
脇谷が好きだったのは中学時代に主人公のサッカーを応援してくれた河合理恵だった。
隣で河合理恵に近付く美青年に嫉妬している脇谷。そんな脇谷を見ても、その時はまだ河合理恵に対し主人公は何の感情も抱かなかった。

[862] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart2） : 2007/08/06(月) 03:56:40 ID:K6Atb+ZO0
週末、脇谷とナンパの練習をしていた主人公は、迷子と勘違いして小さな女の子（大沢ひな子）に声を掛けてしまう。
河合理恵が偶然その場を通りかかり、ひな子の「私ナンパされてるの」の一言で理恵に勘違いされてしまう。それが大沢ひな子（サブヒロイン）との初めての出会いとなる。
(主人公の回想）
主人公は中学時代サッカー部のエースだった。周りからも期待され、そこそこに強かった主人公はつい浮かれ気分になってしまう。
そこに、他校との試合が入ってきた。あまりの連携プレーに手も足も出ない主人公。周りからの非難は厳しく、有頂天になっていたと気付く。
悔しさのあまり水道から流れる水に頭を突っ込んでいたら、主人公を慰めに理恵がやってくる。理恵の慰めも効かず、結局主人公は部を辞めてしまう。
(回想終了）

[863] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart3） : 2007/08/06(月) 03:57:43 ID:K6Atb+ZO0
学校にて脇谷から理恵との仲を取り持つ為に、グループ交際という形でデートするため一緒に遊園地に行ってくれと頼まれ渋々了承する。
脇谷との約束を果たす為、かつて自分がサッカーの練習をし、そして理恵と初めて会った噴水広場で理恵と待ち合わせをする。
理恵の持っていたプリッキー（ポッキーのこと）を食べながら昔の話をしながら打ち解けあう二人。
そんな時、主人公の「か、彼氏とかいるの？」という質問が理恵に気を持たせてしまう。「秘密。・・・ふふっ。」とテレながら答える理恵と別れ、主人公の回想が始まる。
中学時代、負けた主人公は理恵と共に噴水広場で特訓をすることになる。だが、高すぎる壁に挫折する主人公。また、自分は理恵が応援してくれたからこそ頑張れたのだと気付く。
また負けたら理恵は応援してくれなくなるのではないか、と考える主人公。
負けるのが怖いんでしょう、と叱責する理恵。
そんな所からすれ違いが起き、結局付き合ってはいないながらも理恵とは交流を断ってしまう。（回想終了）

[872] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart4） : 2007/08/06(月) 08:56:58 ID:K6Atb+ZO0
結局、理恵に遊園地の話を言い出せなかった主人公はかつての卒業アルバムから理恵に電話を掛けようとする。
住所一覧にたどり着く前に、クラブ紹介のページで手が止まる。ラケットを出しそこなう理恵の写真を見て、理恵にラケットをプレゼントしようとしたことを思い出す。
当時の先輩に先を越され、ラケットをプレゼントされたことや、自分が渡そうとしていたのがそのコピー物だったことなど青春の苦い一ページを思い出しつつも
理恵に電話を掛け、遊園地へ行くことの了承を得る。
デート当日、脇谷　理恵　主人公　佐倉真由美（理恵の友人）の四人が（脇谷＆理恵）（主人公＆真由美）に分かれてデートをする。
真由美から理恵のことが好きなのでしょう？と諭される主人公。また、真由美から理恵も主人公のことが好きだったと隠喩のように聞かされる。
翌日、脇谷の過去の不良仲間に絡まれ、バイクで追われた挙句、車に跳ね飛ばされてしまう主人公。
過去が走馬灯のように頭の中を駆け巡る中、理恵の顔が思い出され、自分の本当の気持ちに気付く。結局、自力でフラフラになりながらも家に帰ろうとする主人公。
雨が降りしきるその途中、理恵に会い、電話から遊園地での態度を問いただされる。そしてすれ違いざまにこう言われる。「もう・・・私を惑わさないで・・・」と。

[873] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart5） : 2007/08/06(月) 08:58:40 ID:K6Atb+ZO0
跳ね飛ばされた傷が痛み、同時に精神も極限状態にある中、自分が戦い（サッカーと告白）を拒否し空虚なプライドにしがみ付いてきたことを悟る。
覚悟を決めた主人公は理恵を追いかけ、噴水広場にて告白し、結ばれる。
翌日、脇谷に理恵とカップルになったことを言おうとしたが、脇谷が「また、遊園地に行くときに頼むぜ」と言われ、タイミングを逃してしまう。
5月に入り、理恵の誕生日プレゼントのために運送業のバイトをしだす主人公。
いやな上司の神谷に嫌味を言われながらも、現場で精を出す。現場にてチャイナドレスを着た美女に思わず見とれ、神谷とぶつかり一方的に叱られてしまう。
チャイナドレスの美女が笑う中、理恵の為と仕事を再開する。これが山本のり子（サブヒロイン）との初めての出会いとなる。
後日、引越しの依頼でのり子と主人公は知り合い、電話番号を交換し、交流を持つようになる。

[874] LOVERS〜恋に落ちたら〜（プロローグpart6） : 2007/08/06(月) 08:59:27 ID:K6Atb+ZO0
資金が貯まり、プレゼントで何を買うかをのり子に相談にのって貰っていた所を理恵に目撃され、二度目の勘違いをされ、
さらに翌日、理恵とカフェで待ち合わせていた時に偶然ひな子と話していたところ、ひな子のせいで更なる勘違いを招く。
逃げる理恵、追う主人公。理恵が偶然ぶつかった神谷が「こいつ、君にプレゼント買うためにバイトしてたんだよ。俺の職場で」と言ったことによって誤解は解ける。
勘違いしてしまい主人公を責めた理恵は真実を知り、恥ずかしさ故に家に篭ってしまう。ドア越しに謝る二人。
誤解のお詫びにと理恵が主人公を家に招き入れ、親の留守中の家でたった二人だけの誕生パーティーをする。
シャンパンと雰囲気に飲まれた主人公は勢いの余り半ば無理やり（強姦ではない）理恵を抱く。