衛兵隊舎

式典部長その後

街道から街へ入る門の脇に、古びた大きな建物がある。そこがハンスリームの衛兵隊舎だ。


「また来たな、冒険者よ。今日の任務はな……」
式典部長は、心なしかご機嫌斜めだ。
「この前の働きはあまり評価されんでな、双剣章しかもらえなかった……」
そう言う胸元をよく見ると、2本の剣が交差した意匠の、小さな勲章が増えていた。


今回は、離れにある倉庫の掃除を任された。
ここは以前は別の目的で使われていたらしく、壁には倉庫らしからぬ装飾が施されており、歴代衛兵隊長の肖像画が、50代目ほどまで並んでいた。そのあたりで肖像画を残す習慣は終わったらしい。
手早く埃を払い、崩れた木箱などを整理していく。


壁の肖像画を見ていくと、歴代で最も有名な衛兵隊長、ロー・キャルカッツ将軍のものだけが抜けている。あちこちを探してみると、肖像画用らしい特別に大きな額が見つかった。
中の絵は黒く塗りつぶされ、名前のところは抉り取られていた。おそらくは、これがロー・キャルカッツ将軍のものだろう。
さらに辺りを探していると、キャルカッツ将軍の要塞のものらしき見取図を発見した。詳細な図の中で、気になったのは「武器庫」、「宝物庫」のところだ。かなり分かりにくい場所にあるため、今も荒らされていない可能性が高い。今度探索してみよう……。


43Gp手に入れた。
4Exp手に入れた。
要塞見取図を手に入れた!


式典部長

街道から街へ入る門の脇に、古びた大きな建物がある。そこがハンスリームの衛兵隊舎だ。


衛兵隊は、多くの市民からは半ば忘れ去られた組織である。
約400年前、ロー・キャルカッツ将軍の時代には大きな組織であったが、その後は大きな戦争もなく、しだいに規模は縮小されていった。
近年では港の警備隊に仕事を奪われ、街の門番ぐらいしか仕事のない状況だ。組織は形骸化し、現在所属しているのは高官を輩出し続けたいわゆる「名家」の者たちがほとんどで、仕事はないが気位だけは高いという、厄介な組織となってしまっている。


今回は、建物の掃除が主な任務だ。
「よく来たな、冒険者よ! さて、今日の任務だが……」
式典部長と名乗る小太りの中年男の指示に従い、隊舎の掃除をする。建物のほとんどは長く使われていないようで、埃が溜まってひどい状態となっていた。
数百人は収容できるであろう建物に、現在は数十人しか隊士がいないという状態では無理もないことであろうが……。


ノルマ分の仕事を終え、式典部長に報告した。
「うむ。ご苦労。どうやら記念祭にはここを使えそうだな」
聞けば、近くに衛兵隊の創設500周年を記念する行事があるらしい。
「ところでな、相談があるのだが……」
式典部長は急に声を潜めた。
「式典が近いのはいいのだが、私は、どうもこのへんが寂しくてな」
そう言って、彼は自分の胸のあたりを指した。そこには大小の勲章が5つほど並んでいるが、そういえば胸の周りに大量の勲章を並べた隊士もいた気がする。
「できればひと働きして、銀獅子章とは言わぬまでも、銀鷲章ぐらいは手にしたいと思っっている。しかし、そんな時に限って街は平和なもんでな……。
そこで、だ。海龍教団という輩を知っておるかね? 私が独自のルートから掴んだ情報によるとだな……」
式典部長の話では、下水路にあるらしい海龍教団の拠点を叩き、功績を上げて勲章をもらい、創設記念式典に胸を張って出られるようになりたい、ということらしい。
彼の個人的な事情に興味はなかったが、海龍教団の方は気になる。近いうちに、下水道の調査に同行することを約束した。


54Gp手に入れた。
1Exp手に入れた。
約束:下水調査を手に入れた!


シュノウゼン


街道から街へ入る門の脇に、古びた大きな建物がある。そこがハンスリームの衛兵隊舎だ。


衛兵隊は、多くの市民からは半ば忘れ去られた組織である。
約400年前、ロー・キャルカッツ将軍の時代には大きな組織であったが、その後は大きな戦争もなく、しだいに規模は縮小されていった。
近年では港の警備隊に仕事を奪われ、街の門番ぐらいしか仕事のない状況だ。組織は形骸化し、現在所属しているのは高官を輩出し続けたいわゆる「名家」の者たちがほとんどで、仕事はないが気位だけは高いという、厄介な組織となってしまっている。


今回は、建物の掃除が主な任務だ。
「よく来たな、冒険者よ! さて、今日の任務だが……」
式典部長と名乗る小太りの中年男の指示に従い、隊舎の掃除をする。建物のほとんどは長く使われていないようで、埃が溜まってひどい状態となっていた。
数百人は収容できるであろう建物に、現在は数十人しか隊士がいないという状態では無理もないことであろうが……。


ノルマ分の仕事を終え、式典部長に報告した。
「うむ。ご苦労。どうやら記念祭にはここを使えそうだな」
聞けば、近くに衛兵隊の創設500周年を記念する行事があるらしい。
報酬を受け取って帰ろうとしたところを、呼び止められた。
「おい、そこの者!」
声をかけてきたのは、痩せた、やけに背の高い老人だ。胸に何やらたくさんの勲章をつけ、それを見せびらかしたいかのように胸を反らせている。
「お前は戦士だな。フラフラと日銭稼ぎなぞしておって、少しは街の役に立っておるのか? どれ、この遊撃隊長シュノウゼンが稽古をつけてやろう。かかってこい!」
これから帰るところだと言っても、老人は取りあってくれない。やむを得ず剣を構える……。


「いたたた……。まいったまいった」
シュノウゼンは、見た目どおりたいした腕ではなく、あっさり打ち負かすことができた。
「くぅぅ……、なかなかやるな。お前にはこれをくれてやるろう。今後も修行に励めよ。働きによっては儂が衛兵隊に推薦してやろう」
衛兵隊が使うものらしいサーベルを、土産がわりに受け取った。


45Gp手に入れた。
5Exp手に入れた。
武器:サーベル[4x10]を見つけた!
  • 装備しますか? -
2005年10月01日(土) 21:36:45 Modified by lunatic_dog




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