カジノ「ビッグウェーブ」

イカサマ師

港の近くにある、街一番の大きなカジノ「ビックウェーブ」。
遊びに来る客は、裕福そうなカ商人からハンスリームに寄港中の船員、冒険者など多種多様だ。


ひとりで来たので、「パイレーツカード」で遊ぶことにする。
これは他の地方で言うところのトランプにハンスリームゆかりの海賊たちを描いたもので、
エース:魔導師・ラナ・ルー
ジャック:ビルガノの息子・ヒュロス
クィーン:ビルガノの妻・イライザ
キング:ビルガノ
ジョーカー:神官・ブラナイ
というように、全てが絵札でできている。


今日は一対一での勝負となった。テーブルの向かいに座ったのは長髪の優男だ。女性のような白い肌に、細い、しなやかな指をしている。片手にだけ古びた革の手袋をしているのが、気障な印象だった。
「こんばんは。お手柔らかに」
そう言って、優男はウインクをしてきた。
勝負はまったくのワンサイドゲームだった。こちらがどんな役を作っても、相手に勝てないのだ。
「フフ、スリーカードかい。僕はストレートだ」
「おっと、フォーカードだ。フルハウス? 残念だったね」
しかし最後の勝負で、奇跡的にロイヤルストレートフラッシュができた。残った全てのコインで勝負をかける!!


「なんてこったい、ロイヤルストレートフラッシュかい!?
……でもハートだね。僕のは……」
優男の手札は、スペードのロイヤルストレートフラッシュだった……。
「いい勝負だったよ。またね」
立ち上がる気力も出ず呆然としていると、ごろつき風の男に肩を叩かれた。
「あんた、ジャックを知らなかったのかい? 最近しょっちゅう来るイカサマ屋さ。もっとも、まだイカサマの証拠を押さえちゃいねえんだが、あの勝ち方はマトモじゃねえ……」


2Exp手に入れた。
噂:イカサマ師を手に入れた!



1人

港の近くにある、街一番の大きなカジノ「ビックウェーブ」。
遊びに来る客は、裕福そうなカ商人からハンスリームに寄港中の船員、冒険者など多種多様だ。


ひとりで来たので、「パイレーツカード」で遊ぶことにする。
これは他の地方で言うところのトランプにハンスリームゆかりの海賊たちを描いたもので、
エース:魔導師・ラナ・ルー
ジャック:ビルガノの息子・ヒュロス
クィーン:ビルガノの妻・イライザ
キング:ビルガノ
ジョーカー:神官・ブラナイ
というように、全てが絵札でできている。


今日は比較的好調だった。
堅い勝負で勝ちを拾い続け、そこそこ儲けたところで、流れが変わる前に帰ることにした。


43Gp手に入れた。
1Exp手に入れた。
2005年10月29日(土) 17:02:25 Modified by lunatic_dog




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