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やってます。PS4で。安かったので。
リアルタイムでやってはいません。なんでやらなかったのかは覚えてないですが。
やってみての感想ですが、GTAにそっくりです。多分、もう多くの人が気付いていることですけど。
前作は、マリオ64を範とした箱庭アクションでした。今作も箱庭アクションなのは確かですが、その箱庭がグッと広くなってます(前作も大体のステージがシームレスでつながっていたので広いっちゃ広いのか)。で、前作のようにパワーセル(マリオ64でいうところのスター)を集めるのが目的ではなくて、色々な人からミッションを請け負ってそれをクリアしていく形でゲームは進んでいきます(ミッションの内容は、前作のようなアクションでクリアしていくものが多いです)。これだけでもう完全にGTAなんですが、細部にも似ているところが結構あります。
ジャックは銃を使えるようにもなっています。街中をズーマーという飛ぶ車が行き交っていて、これに乗って移動できます。一般人が乗っているズーマーをかっさらえます。犯罪行為をすると、クリムゾンガードという公権力がわらわらと出てきて追い回されます。レースやチェックポイントめぐりのミニゲームやアイテム収集みたいな寄り道要素も結構豊富です。そしてメインストーリーも寄り道要素も全体的にかなり難易度が高いです。何より世界観が前作よりずっとバイオレントで重苦しいのです。その分、前作では若干鬱陶しかったダクスターの底抜けのお調子者っぷりに結構救われるのですが。
方向転換が鋭角に過ぎるので、いい意味で全体的に緩かった前作みたいな作風や難易度を期待するとかなり戸惑うでしょう。ジャックの身の上にもかなり辛いことが起きているので、そういうハードなストーリーが苦手な人もなかなかこのゲームを受け容れ難いと思います。だから、賛否両論のゲームになってしまったのだろうし、日本での売り上げもあまり芳しくなかったのでしょう。でもま、GTA大好きの海の向こうではかなり支持を得られたようです。単品では日本未発売のシリーズ3作目も今作と同じゲーム設計になっているそうなので、ゲームとしての出来は悪くないんだと思います。GTA好きは、手を出してみて損はありません。ローカライズも、非常に丁寧です。劇中の台詞はKNACKと違って日本人が聞いても違和感がないように訳されています。
ただまあ難点もあって、移動がかなり面倒くさいです。ワープのようなシステムはないし、ズーマーはすぐ壊れるし、そこらじゅうをクリムゾンガードがウロウロしていてちょっと轢くだけで追い回されるし、一般の歩行者やズーマーもたくさんいるのでスムーズな走行はできません。マップも変に入り組んでいて、目的地までは直線的に移動できないことが多いですしね。そこは、もうちょい親切に設計して欲しかったところです。
難度が高いのも人を選ぶとは思いますが、そこはGTA準拠だと思います。実際ミッション中のチェックポイントは少なめで、死んだらスタート地点に戻されて一からやり直しになったという事態が頻発するので若干イライラしますが、よく考えたらPS2時代のGTAもそうだったしね。
追伸
GTAの発売って今作より前だったかしらということがふと気になったので調べてみましたが、北米の発売日で言うと、今作が2003年10月14日で、GTA3(PS2版)が2001年10月22日、GTAVC(PS2版)が2002年10月27日でした。ガッツリ前ですね。
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リアルタイムでやってはいません。なんでやらなかったのかは覚えてないですが。
やってみての感想ですが、GTAにそっくりです。多分、もう多くの人が気付いていることですけど。
前作は、マリオ64を範とした箱庭アクションでした。今作も箱庭アクションなのは確かですが、その箱庭がグッと広くなってます(前作も大体のステージがシームレスでつながっていたので広いっちゃ広いのか)。で、前作のようにパワーセル(マリオ64でいうところのスター)を集めるのが目的ではなくて、色々な人からミッションを請け負ってそれをクリアしていく形でゲームは進んでいきます(ミッションの内容は、前作のようなアクションでクリアしていくものが多いです)。これだけでもう完全にGTAなんですが、細部にも似ているところが結構あります。
ジャックは銃を使えるようにもなっています。街中をズーマーという飛ぶ車が行き交っていて、これに乗って移動できます。一般人が乗っているズーマーをかっさらえます。犯罪行為をすると、クリムゾンガードという公権力がわらわらと出てきて追い回されます。レースやチェックポイントめぐりのミニゲームやアイテム収集みたいな寄り道要素も結構豊富です。そしてメインストーリーも寄り道要素も全体的にかなり難易度が高いです。何より世界観が前作よりずっとバイオレントで重苦しいのです。その分、前作では若干鬱陶しかったダクスターの底抜けのお調子者っぷりに結構救われるのですが。
方向転換が鋭角に過ぎるので、いい意味で全体的に緩かった前作みたいな作風や難易度を期待するとかなり戸惑うでしょう。ジャックの身の上にもかなり辛いことが起きているので、そういうハードなストーリーが苦手な人もなかなかこのゲームを受け容れ難いと思います。だから、賛否両論のゲームになってしまったのだろうし、日本での売り上げもあまり芳しくなかったのでしょう。でもま、GTA大好きの海の向こうではかなり支持を得られたようです。単品では日本未発売のシリーズ3作目も今作と同じゲーム設計になっているそうなので、ゲームとしての出来は悪くないんだと思います。GTA好きは、手を出してみて損はありません。ローカライズも、非常に丁寧です。劇中の台詞はKNACKと違って日本人が聞いても違和感がないように訳されています。
ただまあ難点もあって、移動がかなり面倒くさいです。ワープのようなシステムはないし、ズーマーはすぐ壊れるし、そこらじゅうをクリムゾンガードがウロウロしていてちょっと轢くだけで追い回されるし、一般の歩行者やズーマーもたくさんいるのでスムーズな走行はできません。マップも変に入り組んでいて、目的地までは直線的に移動できないことが多いですしね。そこは、もうちょい親切に設計して欲しかったところです。
難度が高いのも人を選ぶとは思いますが、そこはGTA準拠だと思います。実際ミッション中のチェックポイントは少なめで、死んだらスタート地点に戻されて一からやり直しになったという事態が頻発するので若干イライラしますが、よく考えたらPS2時代のGTAもそうだったしね。
追伸
GTAの発売って今作より前だったかしらということがふと気になったので調べてみましたが、北米の発売日で言うと、今作が2003年10月14日で、GTA3(PS2版)が2001年10月22日、GTAVC(PS2版)が2002年10月27日でした。ガッツリ前ですね。
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