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ピクミン4

 やっとやり遂げました。
 ピクミンシリーズの、順当な最高到達点と言っていいでしょう。すでに色々な人が指摘していますが、過去3作のいいとこどりのような作りになっています。
 3本編に登場しなかった(ミッションモードというサブゲームでしか使えません)白ピクミン・紫ピクミンが本編で使えるようになったほか、新たに氷ピクミンが追加されています。2で評判だった地下ダンジョン的なステージや、あのアメボウズも再登場します(といっても、私は2をやったことはないんですけどね)。夜の原生生物とも戦えるようになっています(夜は、自由に探索ができるわけではなく、タワーディフェンスゲーム的なゲームモードをプレイすることになります。私は本編とは毛色の違ういいアクセントになっていたと思いますが、好みは分かれると思います)。また、3のミッションモードに通じる高難度のサブゲームもたくさん用意されています。
 私は、ピクミンシリーズで得られる快感は2つだと思っています。1つは純粋にピクミンを増やしてこちらの陣容を増強していく喜びです。これは、クッキークリッカーでクッキーを増やす喜びや、三国志で自軍の兵を増やしていく喜びと一緒です。もう1つは、たくさんのピクミンを使役してそれぞれに分担された作業を任せ、1つの大きな目標に向かって大勢で頑張る喜びです。こちらの方は、スパロボやアヴェンジャーズ的な快感だと考えることができます。特に高難度のサブゲームの終盤に、100近いピクミンがいくつもの部隊に分かれてい色々な物を拠点まで運んできているのを眺めているととてもホクホクします。

 こういったピクミンシリーズの勘所をことごとく押さえている傑作なので、シリーズファンはやるべきです。
 明確な改善点を挙げるとすれば、ロード時間が全体的に長めであることだけでしょう。

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