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ロックマンの呪縛からは逃れられないですね。
GBAの「ロックマンゼロ」シリーズ4作とNDSの「ロックマンゼクス」シリーズ2作を1つにまとめたオムニバスソフトです。Xシリーズでも同じようなのが出てましたが、カプコンお得意の焼き直しです。悪く言い過ぎですね。6本の本編のほかに、ギャラリーやZチェイサー(タイムアタックモード)といった若干の追加要素があります。
「ロックマンゼロ」は、X5やX6の不評でXシリーズの雲行きが怪しくなってきたタイミングでリリースされた、ゼロを主人公とする新シリーズです。舞台は、Xシリーズから数百年後ということです。4作も作られたからには好評だったのでしょう。「ゼクス」の方は「ゼロ」の更に数百年後を舞台とするシリーズです。
6作いずれも細かな違いはありますが、ベースはまんまロックマンXです。ダッシュや壁蹴りといった特徴的なアクション、1ステージ1ボスという構成、ボスを倒すとその能力を奪えるといったような基本は外していません。X4を最後にロックマンシリーズから退いてしまった私はこんなシリーズがあることすら知りませんでした。原作は全体的にかなり難易度が高かったようですが、本作アシストセーブなるものが導入されており、要所要所でクイックセーブとコンティニューができるようになっていて、ストレスなくプレイができます(設定をいじれば原作通りに全くなしでプレイすることもできます)。
あんまり新鮮味はありませんが、ロックマン好きはこの機会に是非どうぞ。
細かい話
●全般
・元が右手用のボタンが2個しかないGBAのソフトであるため、デフォルトのボタン配置には結構な違和感を覚えます。もっと細かくキーコンフィグができた方が良かったと思います(ゼクス2作は結構細やかにいじれますが、ゼロ4作はそこまでできません)。
・ロックマンはロックマンなので1作1作のボリュームはかなり控えめです。どれも8ボス+αしかないですもん。
●ゼロ1
・ミッション制で、同じフィールドに違うミッションで行ったりします。
・ボスを倒したら終わりではなく、しょっぱなにボス戦があったり、倒した後もしなければならないことがあったりします。本家と差別化をしようとしているんだろうな、という意図は感じました。
・下の状況が視認しづらいことが結構あります。ロックマンシリーズ恒例と言えば恒例なんですが、即死トラップのトゲや穴があると困るので事前にどうなっているかを確認したいのに、その手段に乏しいのです。
・ちょっと距離をとらないとミッション主のシエルに話しかけられないので若干焦ります。
●ゼクス
・サイドクエストがいくつもあるのですが、現地の依頼主と話す→トランスサーバー(各所にあるファストトラベルの拠点)に戻って受注→クエスト実行→依頼主に報告→トランスサーバーで完了報告 という手順を踏まなければならないので、かなり面倒くさいです。特にいくつもクエストを出してくる依頼主が相手だと、トランスサーバーとの間を何度も往復しなければなりません。
しかもこの仕様のはっきりとした説明がないので、依頼主と話しただけで現地に行ってしまい、(ミッションが受注されていないので目的のアイテムや人物が出現しておらず)無駄足になる、といったことがよくあります。サイドクエストに限らずメインミッションでも、トランスサーバーで受注をしないと進行することができません。この仕様は要らなかったと思います。
トランスサーバーの位置も各エリアの開始地点か終了地点という不便な位置が多く、ザコをさばきながら往復するのはかなり骨が折れました。
●ゼクスアドベント
・ストーリーが不評なようですが、個人的には元々あってないようなものだと思っているのでそんなに気になりませんでした。
・今作は倒したボスの武器を奪うのではなく、変身ができるようになります。ただ死に技能化しているものが多いです。終盤は変身できるボスの数だけやたら増えて煩わしいです。
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GBAの「ロックマンゼロ」シリーズ4作とNDSの「ロックマンゼクス」シリーズ2作を1つにまとめたオムニバスソフトです。Xシリーズでも同じようなのが出てましたが、カプコンお得意の焼き直しです。悪く言い過ぎですね。6本の本編のほかに、ギャラリーやZチェイサー(タイムアタックモード)といった若干の追加要素があります。
「ロックマンゼロ」は、X5やX6の不評でXシリーズの雲行きが怪しくなってきたタイミングでリリースされた、ゼロを主人公とする新シリーズです。舞台は、Xシリーズから数百年後ということです。4作も作られたからには好評だったのでしょう。「ゼクス」の方は「ゼロ」の更に数百年後を舞台とするシリーズです。
6作いずれも細かな違いはありますが、ベースはまんまロックマンXです。ダッシュや壁蹴りといった特徴的なアクション、1ステージ1ボスという構成、ボスを倒すとその能力を奪えるといったような基本は外していません。X4を最後にロックマンシリーズから退いてしまった私はこんなシリーズがあることすら知りませんでした。原作は全体的にかなり難易度が高かったようですが、本作アシストセーブなるものが導入されており、要所要所でクイックセーブとコンティニューができるようになっていて、ストレスなくプレイができます(設定をいじれば原作通りに全くなしでプレイすることもできます)。
あんまり新鮮味はありませんが、ロックマン好きはこの機会に是非どうぞ。
細かい話
●全般
・元が右手用のボタンが2個しかないGBAのソフトであるため、デフォルトのボタン配置には結構な違和感を覚えます。もっと細かくキーコンフィグができた方が良かったと思います(ゼクス2作は結構細やかにいじれますが、ゼロ4作はそこまでできません)。
・ロックマンはロックマンなので1作1作のボリュームはかなり控えめです。どれも8ボス+αしかないですもん。
●ゼロ1
・ミッション制で、同じフィールドに違うミッションで行ったりします。
・ボスを倒したら終わりではなく、しょっぱなにボス戦があったり、倒した後もしなければならないことがあったりします。本家と差別化をしようとしているんだろうな、という意図は感じました。
・下の状況が視認しづらいことが結構あります。ロックマンシリーズ恒例と言えば恒例なんですが、即死トラップのトゲや穴があると困るので事前にどうなっているかを確認したいのに、その手段に乏しいのです。
・ちょっと距離をとらないとミッション主のシエルに話しかけられないので若干焦ります。
●ゼクス
・サイドクエストがいくつもあるのですが、現地の依頼主と話す→トランスサーバー(各所にあるファストトラベルの拠点)に戻って受注→クエスト実行→依頼主に報告→トランスサーバーで完了報告 という手順を踏まなければならないので、かなり面倒くさいです。特にいくつもクエストを出してくる依頼主が相手だと、トランスサーバーとの間を何度も往復しなければなりません。
しかもこの仕様のはっきりとした説明がないので、依頼主と話しただけで現地に行ってしまい、(ミッションが受注されていないので目的のアイテムや人物が出現しておらず)無駄足になる、といったことがよくあります。サイドクエストに限らずメインミッションでも、トランスサーバーで受注をしないと進行することができません。この仕様は要らなかったと思います。
トランスサーバーの位置も各エリアの開始地点か終了地点という不便な位置が多く、ザコをさばきながら往復するのはかなり骨が折れました。
●ゼクスアドベント
・ストーリーが不評なようですが、個人的には元々あってないようなものだと思っているのでそんなに気になりませんでした。
・今作は倒したボスの武器を奪うのではなく、変身ができるようになります。ただ死に技能化しているものが多いです。終盤は変身できるボスの数だけやたら増えて煩わしいです。
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